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ほのぼの生きる  213_20230825

運命共同体

とうとう我が家にもやってきた・・・

昨晩、初めての勤務について4人で食卓を囲み、うぉん八ものがたりを語った。
96歳のばあちゃんが「今日はうぉんのすけの初出勤の話を聞くのを楽しみにしてた」と言ってくれた。
今おもえば、朝の出来事(3人が玄関で見送ってくれたこと)が一番感動したのだが、それに対してお礼をちゃんと言わなかったことが悔やまれる。
機会があれば、ちゃんと感謝の気持ちを伝えよう「この家族でよかった。嬉しかった」と。

昨日は夫の機嫌が悪かった。
いや、機嫌が悪いように見えたのだ。
全然落ち着きがないし、話が途中だったのに「もうご飯要らない」と席を立ってしまった。

えーーーっ、何が問題だった?
うちの夫は食べるのがとっても遅く、晩酌しながらゆっくり食べるので、私が食べ終わって話をしている間、ずーっと食べている。
それなのに昨日はほとんどご飯を食べないで「要らない!」と言って、ばあちゃんよりも先に席を立ったのだ。
初めてのことだった。

気がつけば「暑い、暑い」を連発していた。
昨日はたしかに暑かったからなぁ。熱中症を患ったのか?

「横になれば?」と促し、20時前に床につかせた。
冷房の部屋で「暑い、暑い」と繰り返す。
ダイニングには冷房がないので、食事するときが暑かったのかと思い、冷房の部屋に入れば落ち着くだろうと思っていた。

夫は早くも何も言わずにすやすやと寝てしまった。
夫は以前に熱中症に近い状態で溶連菌にかかって入院したことがある。
明日の朝、まだ具合が悪かったら病院につれていこう。

熱?測り忘れた・・・
自分の家(アパート)には体温計があったのだが、実家はホテル感覚で寝泊りしかしていないから、何かと物が揃っていない。
義母に借りればよかったのだが、なんだろ?昨日はうっかりして、熱を測ることを忘れてしまったのだ。

当然「自分を隔離する」なんて発想もない。
実家には冷房が3台。義祖母の部屋、義母の部屋。そして居間。
私たちは居間に寝泊りしていた。

夜中ずっと夫は「暑い、暑い」と言いながら、ゴロゴロと寝返りを打っていた。
私は「冷房ききすぎて寒いなぁ」と思いながら、全然寝た気がしなかった。

朝、夫の体を触るととても熱かった。義母にやっと体温計を借りて、測ったら37.4度。
あれ?普段39度まで平気で上がるのに、体温計壊れてる?
私のなんちゃって計測でいくと38.5度はありそうだけど・・・

それから病院に連れて行った。
外気は35度以上。車で冷房をかけたまま、待つこと1時間以上。
やっと検査を受けることができた。
「陽性です」
あっちゃーーー

ティンカーベルが私たちの頭の上をぐるぐると舞っている。

私は完全に濃厚接触者となった。
新しい職場に事情を説明した。
「すみません・・・私はまだ発熱などの症状がありません。日曜日の朝と月曜日の朝に検査の上、休むことがあるかもしれません」

うぉん八、いきなりお休みするかもです。
仕方がない、うぉんばっとくんと私は運命共同体。
早くうぉんばっとくんの熱が下がることを祈る。

うぉんばっとくんは家(アパート)に隔離中。
アパートは1部屋しかないため、とりあえずは私は実家に泊まることにした。
実家は車で40分ほど離れたところにあるため、すぐに駆け付けられないのが気になるが、致し方ない。
食事の世話と様子見になんどか往復することになるだろう。
まぁ週末でよかったような、悪かったような。
実家でも私は一人隔離だ。
先の手術で脾臓をとってしまった義母の安全が優先だ。
家族でこれ以上拡がりませんように。

今日は居場所がなくて、さまよい歩いた。冷房の車の中とはいえども外はめっちゃ暑いし・・・困った。
明日も明後日もどこでどう過ごしたらいいんだか・・・

皆さんもお気をつけください。

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