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モラトリアム中です🍉

こんにちは、CHADAです。

4/30に前職の最終出社を終え、
5月は丸ごと有給消化期間をいただいています。
次の仕事の正式な採用は7月。
なので来月は完全に無所属期間となります。

私はいま、この期間をモラトリアムと捉えて
楽しく過ごしています。

よく学生の期間をモラトリアムと言ったりしますが
自分が学生の時にはそんな自覚はなかったですし、
振り返ってみてもモラトリアムというより、もっと
必死でがむしゃらな期間であったように思うのです。
誰かに「今あなたは猶予期間にいるのですよ」と
言われたとしても、私の学生時代は何も変わらなかったと思います。

けれども今は自分がモラトリアムの中にいるという
感覚が強い。そしてモラトリアムを自覚したうえで
自分の行動を決めている感覚があります。

5月に入って初めて気付いたことがありました。
それは自分の心が軽くなっているということ。
なんでこんなに軽いんだろうと考えてみたら、
自分が都合のいい透明人間になれているからだと
いうことに気づきました。
仕事をしていた時は私の言動や行動の一つ一つが
良くも悪くも大なり小なり誰かに影響を与えていた。
「影響を与える」というと、偉そうに聞こえるかも
しれないけれど、挨拶のやりとりだって、周りへの
進捗確認だって、クライアントへの確認作業だって、
それが例え些細なやりとりだとしても、そこに相手
がいれば、相手の心にはなんらかの反応が起きます。
それが最初は誰も気に留めない小さな波紋でも、
いつの間にか大きな波になってしまうことがある。

でも今の私には波紋さえ起こしようがない。
私が1日誰とも話をしなければ私はある意味
その日1日を透明人間でいられるのです。

「都合のいい」とつけたのは、私がそれでも毎日
誰かと会っているから。
つまり結局は波紋を起こしているんです。
けれどそれは全部自分で選択して起こしている波紋。
この選択しているか否かが、どうやら自分にとって
都合よく透明人間である時とそうでない時とを感じ
分けているようなんです。

ただずっとこのままというわけにもいかないので
(今は気楽な透明人間でもそのうち絶対寂しくなるw)
今だけの期間限定「都合のいい透明人間でいられる
モラトリアム」として楽しむことにしました。

特に5月は有給消化期間というのを盾に
次の仕事への準備よりも
楽しい!やりたい!会いたい!の感情を重視して
動いています。
ただ不思議なことに、自分の感情を最優先にして
いるはずなのに、どこか次の仕事に、というか
この先の自分にどれも繋がっているような気が
してならないのです。

この感覚もモラトリアムの認識と関係があるような
気がしています。
あくまで猶予期間であり、前後の自分と全く切り
離された時間というわけではないということです。

今の自分の感情を知り、
今後の自分の歩む道を決めていく期間。
私はモラトリアムをそんな風に捉えています。

数カ月前は、最終出勤日の翌日にはもう次の仕事を
始めてもいい!くらいに思っていましたが、今は
このモラトリアムに感謝しています。

この期間で自分の好きなこと、やりたいこと、
求めるものの解像度がぐんぐん上がっていく感覚が
あります。

一度、透明人間になった自分が、
今度はどんな色になっていくのか、
2ヶ月後の自分が今から楽しみです😌

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