ハンパ者でもいいじゃない。千里の道を一歩ずつ進む楽しみ
今朝は雨が降っていて、少し肌寒かった。ここのところ真夏のような暑さが続いているけれど、久しぶりに「涼しいな」と思える天気。
夜通しエアコンをきかせていたからか、朝になるとくしゃみが止まらない。なんなら咳も出る。一度出るとなんだか喉が気持ち悪いから、ちょっと大げさに2,3回、咳き込んでみる。
すかさずこの間2歳になったばかりの娘が
「だいじょーぶ?」と聞いてくる。
「大丈夫だよ。ありがとう」
というと満足そうに微笑み、その満面の笑顔で妊娠9か月に突入した大きなお腹にダイブしてくる。(そっちは大丈夫じゃないのよ……笑)
今日は何を着ようかと考えて、久しぶりに薄手の長袖に腕を通す。さっきまで感じていた寒気が少し和らぐ。
そのまま娘に朝ご飯を食べさせ、保育園へ送る準備をして一通りの家事と自分の身支度を済ませる。「ピカチュウ見る!」とTVの前から離れない娘をなだめながらなんとか保育園へ送り届ける。
外はしとしと雨が降っていて「気持ちいいねえ」なんて言って娘は無邪気に駆けだす。
朝からバタバタと動いていたからか、私の体はすっかり暑くなり、うっすらと汗ばんですらいた。
「暑!!!!!」
帰宅するとすぐさま長袖を脱ぎ捨て、半袖に着替える。しばらく半袖で過ごすもなんだかテンションが上がらず、別のものにまた着替える。ただただ、洗濯物が増えていく……
中途半端でもいいじゃない
こんな日常の些細なことでさえ、私はハンパなことしているなあと思う。
何か一つのことを貫ける人、一貫している人がどうしようもなくカッコいいと思ってしまう。「今日はこれ!」と最初から適切な服選びができたらこんなに無駄な洗濯物は増えていかないんだろう。
でもさ、自分が心地よくいられるならば、中途半端でもいいと思う。ていうかむしろ、臨機応変に対応できると前向きに捉えるくらいで、きっとちょうどいい。
持っている服装のテイストだってバラバラだし。今日着る服だって一発で決められないし。自分に似合う髪型がよくわからずにいつも迷走しがちだし。
でもそのおかげで、日々の気分に合わせた装いをすることができているのかもしれない。私が中途半端な人間だからこそできていることって、案外たくさんあるのかもしれない。(たかが服一つで大げさかしら?)
ハンパでも、やってみたもん勝ち
最近、詩と占いのサロンをオープンするという夢というか目標ができた。今はそのために少しずつやれることを準備している。
具体的な準備に関してはこちらの記事をどうぞ↓
どれもこれも、中途半端にしかできていない。というかむしろ、全然未完成のまんま、世に放り投げている。
当たり前だけどまだ誰にも知られていないし、見られてもいない。(公式LINEだけは知り合いの詩人の方がフォローしてくださってとっても嬉しかった……!!)
でも
「これでいつでも動き出せるぞ!」
と気持ちがとっても前向きになったんだよね。
知らないこと、未知のことをやっている人のことを見ていて
「あの人はすごいなあ」
とよく思うけれど
「どうやってやっているの?」と聞いてみたら案外始めるのは簡単だったりして。
そこから実際に手を動かす、足を動かすかどうかは完全に自分次第だけど
まずは中途半端でも、やってみることが大事。
やってみたら、得られるものってあるし、やってみないと分からないことって絶対にある。
「これは自分には合わないな」と思ったものは、中途半端なまま放り出したってバチは当たらないしね。
はじまりはいつでも中途半端でへたくそ
千里の道も一歩から。
あの大谷翔平だって、最初は初心者だった。
私の大好きなピアニストのあの人だって、きっと最初はドレミから始めた。
だから私も、中途半端でも、下手くそなりに始めるんだ。最初から器用に上手にやろうとせずに、もっと泥臭くいこう。
千里の道を一歩ずつ進んでいく楽しみがこれから待っている。
長い長い道のり。
たまには道草食いながら、道端の花を見ながら、
遠くの美しい景色に心躍らせながら、
小石にけつまずきながら、
その一つ一つの経験を大切に、慈しんで
楽しんでいくことが、何より大事なんじゃないか
なんてことを、梅雨の服装選びに迷いながら
考えたヲキタだったのでした。
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