母親の認知症の診断は。

久しぶりの記事。
推しアイドルグループの激変や仕事でもバタバタとし、記事を書くことが出来ませんでした。
ってのは言い訳になるかもな。考えなければいけないことが多いのと、久々に読書にはまって時間が取れなかったってのもある。

今回は母親の認知症の診断です。
下記記事の続きです。

MRI検査も終え、いよいよ認知症の種類が診断される日。
母は自分が診てもらうことも忘れたのか抵抗があるのか分からないけど、診察室から呼ばれても「私、ここで待ってるよ」と。前回診てもらった医師のことは覚えてるのに、認知症の記憶の在り方ってのは難しいですね。

診察室に入り、医師が調子はどうですか?困ったことは?夜は眠れていますか?と質問しても全て優等生な回答。夜は眠れていないことも多いんだけど。昼夜逆転してることは言わない。

検査結果。
脳のMRIの画像には、軽い脳梗塞のあとが一つ。これはだいぶ前のものだそう。しかし脳血管に酸素や栄養が行きづらくなることで起きる脳血管性認知症ではないかとのこと。
母親の場合、幻覚が見えたりすることもあり、レビー小体型認知症もアルツハイマー型認知症も合併しているだろうと。混合型認知症というやつ。

この認知症が本当にレビー小体型認知症かどうかは、亡くなったあとに脳を解剖しないと断定は出来ず、レビー小体型認知症と結論を近づけるためにはもっと大変な検査が必要。医師が言うには、年齢を考えても患者に負担になると。

正直私はどちらが良いか分からない。
認知症に関しては確かに88歳の今から薬を飲んで感情の起伏が激しくなり、それでも別に症状は良くならないのなら意味がない。でもレビー小体型認知症だったとしてパーキンソン症状が出たら本人は辛いんじゃないか?
そこら辺を医師に聞いたら、やはりパーキンソンは症状が出たら神経内科の診察になると。今は症状は全く出ていない。
母親本人とも父親とも話し合い、検査はしないでおこうと一応決まった。
私はまだ少し悩んでいるけど、医師も一人で考えた結論ではなく、カンファレンスでそういう方向の方が良いのでは?となったそうなので納得した。

今の母親はしっかりしているように見える時とボヤ~っとしている時とごちゃまぜ。記憶はやはり昔の事の方が覚えている。昔飼っていたハムスターやインコの名前も覚えているし(私が中学生の頃のこと)、インコが逃げてしまった時のことも鮮明に覚えている。

孫(私の娘)のことはいつまでも小さい子どもだと思っていて、常に心配している。(もう大学4年生です)たま~~に昼寝から起きていきなり電話かけてきて「さっきまで〇〇(孫の名前)が隣で寝てたのに起きたらいない!そっちに帰ったの?!」と怒る。ここで「今日はそっちに行ってないよ」と言うともっと怒るので、最近は「ちゃんと帰ってきたから大丈夫だよ」と答えるようにしている。

先ほどケアマネにも連絡し、相談した。父親は母親の前でこういう話をするのを嫌がるしとても消極的で、ケアマネが来たら詳細を報告してと言っても肝心なことを言わない。せっかく定期的に来てくれてるのに。
もう疲れちゃってるんだろうな。私がケアマネに電話していう分にはいいのだから、面倒くさいんだと思う。

ケアマネには何か変化があったら何でも言ってねと言われ、泣きそうになった。話を聞いてもらえるだけでだいぶ気持ちが楽です。本当に有難い。
症状が進んだり、父親に何かあった場合は利用できるサービスも変更したりと色々出来るからって。それだけでっも聞けてホッとした。

月末にもう一度総合病院に行き、検査をしない旨伝えたら、次はまた元の近所の町医者に戻る。様子を見ながらケアマネや施設に助けを借り、付き合って行くしかないと今は考えています。





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