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「会話を再発明しよう!」

スティーブ・ジョブズはiPhoneの発表時に「アップルが電話を再発明します。」といったそうですが、私たちの固有の用として「共に会話を再発明」できるかもしれません。世界はそんな私たちを待っていると思います。

去る11月3日に行われました、京都フォーラム30周年記念大会で、元国連教育科学文化機関事務局長顧問/特別参与の服部英二先生は「世界は諸君を待っている」と題した基調講演を行われました。

私たちは世界をお待たせしています!!

9月14日の共働研究会での発題。11月3日の1分間宣言を終えてみえてきた有りの儘の世界は、どうやら「ニッポンには対話がない」ということ。本当にそうであるなら逆に可能性に満ちあふれていると感じています。

そこで「(日本で)会話を再発明」するための参考文献をご紹介。

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おそらく「対話」について初めて読んだ本。何故読むことになったのかは定かではありませんが、当時は京セラ創業者稲盛和夫師の「対立から"共生"へ」という講話に惹かれていたからかもかもしれません。

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当時幾つかのホテルのテナントとして写真スタジオの経営に携わっていて、このお話がとても心に響いて「共生の思想」が救いになりました。ただし残念なことに講話CDは現在は絶版しています。

日本には今「他者」の概念がない(又は復活していない)
ので「共生」ということがどうやら上手く出来ないのかもしれません。

共生するためには、「他者の他者性」を認め、まず相手の語りに耳を傾けるところから始まるのではないかと感じています。

個々人が社会の中で分断され、孤立し、気付くことなく「他者」の存在を逸してしまっているのが、今の日本の姿、日本人の姿なのかもしれません。

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今回は京都フォーラム共働研究会発表時のタイトルから、「対話・リフレクティングプロセス」に対する思いをお伝えしました。リフレクティングプロセスや「マコトノハタラキ」は本文の紐解きでお届けします。

次に誰かと話すとき、「他者の他者性」を認め、話すより先に相手の語りに耳を傾けてみてください。公共する世界が広がるはずです。


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