風の時代を生きる人へのメッセージ III 〜Newポイントシステム Part One〜

 今回はこれからの時代の新ポイントシステムについてお話しします。メッセージ Iで「見えないポイントゲット、還元」とnoteした項目なのですが、おそらく一度では終わらない内容なので、Part Oneとしました。

 さて、最近皆はどんなポイントを貯めたりしてますか?
 nanacoやRマークの楽天ポイントとか、今ならマイナポイントとかあたりでしょうか?当たり前ですが、これらのお金やサービスに交換可能なポイントは資本主義、大量消費社会の仕組みの中で運営されています。一瞬、お得なような気がするけれど、運営会社の都合でポイント還元率が下がったり、買い物の情報が管理されて企業がプッシュする広告やクーポンを渡されたりします。●●カメラの買い物で10%ポイントが発生するなら、その分値段を安くしてよと誰もが考えるでしょう。
 つまり、地の時代のほとんどのポイントシステムは、企業の都合によって作られた、消費者がお金をまた使わされる仕組みということになるかと思います。

 では、風の時代にはどんなポイントが良さそうか考えてみます。
 
 例えば、ある公共の場所や、イベント会場などでゴミ拾いに対してポイントがもらえるとします。一つのゴミ袋がいっぱいになったら3ポイントで、ドリンク一杯と交換できます。子供なら小さな袋にゴミを集めて1ポイントで、お菓子がもらえるとか楽しそうです。または、昔やっていた公園のラジオ体操で配るスタンプカードのように、夏休みに友達・家族でゴミ拾いをしてポイントがもらえます。ゴミ拾いに参加した日数に応じてゲームや文房具と交換なんていいかもしれないですね。
 
 それでは、もっと目に見えない何かのポイントを手に入れられないでしょうか。

 あるイベントの終了後に、会場でゴミ拾いをするとします。イベントのスタッフさんや、会場の従業員さんがゴミを拾うのは大変です。イベントで皆が出したゴミですから、時間がある人はゴミ拾いをしてみましょう。皆で協力してゴミを集めるのは、けっこう気持ちが良かったりします。このケースでは、別に見返りがないかもしれませんが、何となくポイントが発生しているような気がします。

 今度は道を歩いていたら、何かに困っているようなお年寄りの方がいました。ためらわずに助けてあげましょう。助けは不要かもしれないけれど、ポイントアップのチャンス!お年寄りの自転車のトラブルを解決してあげたら、とても美味しいみかんをくれました。
 みかんはわかりやすいお礼ですが、そういった見返りは無くても、見知らぬ人を助けたという善い行いは、徳を積むと呼ばれます。徳を積んで目に見えないポイントが発生すると、それはぐるっと巡って"何か"で"いつか"返ってくる(還元される)と考えてみましょう。(困っていた人の笑顔も、当然素敵な還元です♪)

   ここまで話しておいて何ですが、風の時代とはあまり関係ない観点で文章を書いています。徳を積むって当然、昔から行われていますし。。

 実は、これからは善い行いによって徳を積む(目に見えないポイントを貯める)事がより評価される時代になります。それが風の時代だというお話です。
 お金儲けを主目的としない善い行いによって徳を積むというのは今の世界のトレンドと言えます。例としては、ビリオネア達の巨額の募金やNPO環境法人の活動があります。将来の人類や地球環境の為に、自分の財産やエネルギーを使うというのは、まさに徳を積むという行為であり、今までの資本主義のやり方から脱した行動なのです。
 これからは組織より個人の時代となり、お金を稼ぐ力と同時に徳を積む力が求められます。というより、見えないポイントを手に入れることの重要性が、お金を稼ぐ事に比べて今までより高くなっていきます。拝金主義だった地の時代から、徳を積んで人間としての信用を得る事により評価されるのが風の時代です。

 さあ、"目に見えないポイント"、"徳を積む"、"信用を得る"のが風の時代に生きる重要な要素です。とは言ったものの、すべて形がないものなので、どうやって評価するのか、そして何に還元できるのかという点がまだ残っています。
 この点については、今から我々が新しい考え方を導入していく事になります。
 例えばあるアプリサービスで、車を持ってない人のために配達の仕事を引き受けます。この仕事により依頼者からお金を受け取るのではなく、そのアプリや提携サービスで利用できるポイントが得られるとします。このような新しい技術とポイント設定(還元方式)により、徳を積んで生きるという事について、いろいろ解決手段が生まれてくるはずです。
 つまり、見えないポイントや徳、信用は、システムや考え方によって数値化が可能という事です(数値化すれば、ポイント還元がしやすくなります)。

 新しい風の時代です。ビジネスパーソン(労働力)として人生の長い時間を過ごすのも一つの価値観ですが、せっかくですから、お金を稼ぐための時間や労力を減らして、その分徳を積むという人生はどうでしょう。
 年金もらいながら、徳を積むのも良さそうだなぁ。いや、年金なんかまともに出ないから、体力のある若いうちに徳を積んでおこう!
 これからは徳を積んだ人達が勝ち組という、おもしろい社会がやってくるかもしれませんね♪♪

 今回は少し長くて抽象的なお話でした。読んで頂き、ありがとうございます。 

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