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ポージー・パーカー「(自分の邪魔をする女性は)​抹殺される」

トランスヘイターに大人気のイギリス人、ポージー・パーカー(またの名をケリー・ジェイ・キーン、KJK)という人物がいて、以前にもポージーパーカーがネオナチと一緒に反トランス集会をやってたとよというのをちらっと書いたんですが


そのポージーパーカーについて書かれた、気になる記事が流れて紹介しときます。

以下、機械翻訳


ポージー・パーカーとしても知られる反トランス活動家のケリー=ジェイ・キーンは、長時間に及ぶネット上での暴言の中で、自分の邪魔をする女性は「抹殺」されると述べた。

ツイッターで配信されたビデオで、パーカーはサセックス警察から連絡を受けたことに憤慨し、「女性と女児のために立ち上がろうとしている」ために「迫害」されていると主張した。そして、その警察官が女性だったことに怒りをあらわにした。

「男性たちは私たちの首根っこを行進する必要はないし、私たちの喉に手を回す必要もない。

「女性たちが直接そうしていないとしても、彼らは別の方法で私たちの首を絞めているのです......彼らは私たちを黙らせようとしているのです。

「私の邪魔をする女たちは一人残らず...... 抹殺する」。

続けて彼女は言った: 「私の邪魔をしたいのなら、覚悟を決めて、覚悟を決めて、覚悟を決めて......私があなたたちから立ち去るとき、あなたたちが消滅するとき、私のケツアナの後ろ姿を見ることになるのよ」。

パーカーは、"女装して女性のスペースに侵入する "人々に反対したため、何度か警察に通報され、事情聴取を受けたことがあると付け加えた。

この奇妙な放送の中で、ポジ・パーカーはトランス女性を性犯罪者や連続殺人犯になぞらえて発言した。

パーカーは、アイラ・ブライアント(トランスする前に2人の女性をレイプし、現在は男性だけの刑務所に収監されているトランス女性)の事件に言及しているようだが、「不気味な」男性に対して激怒し、トランス女性に「オートジャイネパイルズ(女性であることを考えることで性的興奮を覚える男性)」という誤った比較で烙印を押した。

"私たちはキモい男を覚えていて、彼にどう感じさせられたかを覚えている。

"私たちは若い頃、そういう男が最も気持ち悪い男だと知っていました"

ポージー・パーカーは2月5日(日)にグラスゴーで "Let Women Speak "ツアーを行なう。

彼女のイベントは、トランスの権利に抗議する人たちからの激しい反対に定期的にさらされている。

先月ニューカッスルで行われた彼女の集会のひとつでは、いわゆるジェンダー批判的な活動家が、トランスの権利に反対するスピーチでアドルフ・ヒトラーの『我が闘争』を引用する姿がカメラに収められている。

この集会では、UKギルド・オブ・ヒプノシス・プラクティショナーズ会長のリサ・モーガンを含む数名の反トランスのスピーカーが演説し、ファシストの独裁者を引用したことで非難を浴びた。

群衆に向かってモーガンは言った: 「私は言葉について知っていますし、このこと(反対デモ参加者へのジェスチャー)が、私たちが大きな嘘と呼んでいるものに基づいていることも知っています。

「大きな嘘を知っていますか?大きな嘘とは、アドルフ・ヒトラーが『我が闘争』の中で初めて述べたものだ。

大ウソとは、私たちのような普通の人々が、『そんな大ウソをつくはずがない。私たちは小さな嘘をつくだけだ』。

「その大きな嘘は、20世紀初頭に男たちによって始められた。彼らはエロティックな幻想を抱き、私たちに大きな嘘を売ろうと決めたのです。

「大きな嘘とは何か?でも、そうではないでしょう?彼らは男性であり、私たちはそれを知っている」。

この "大きな嘘 "という言葉は、ヒトラーが『わが闘争』の中で作り出したもので、ナチス・ドイツのユダヤ人に対する恐ろしいプロパガンダを広めるために使われた。

別のイベントでは、反トランス活動家の集会が、反ヘイトのキャバレー・グループや "ファーリー "コミュニティの人々によってかき消された。


👇動画はこちら👇


何がヤバイって、ポージーパーカーが「抹殺する」といっている対象はシス女性を含んでいるというところですね。トランスの味方をするのであればシス女性であっても「抹殺する」とこのトランスヘイターは言っているわけです。

もはやトランスヘイターという概念すら飛び越えていて、ただただ極右テロリストとしか言いようがないでしょう。

ポージーパーカーはヒトラーが書いた「我が闘争」の中にある

国民大衆の心は(中略)小さな嘘よりも大きな嘘の犠牲となりやすいからである。
というのは、かれら自身、もちろんしばしば小さな嘘をつくのだが、
しかし大きな嘘をつくのはなにしろあまりにも気恥ずかしく感じてしまうからである

という部分をもってきて「トランスジェンダー」の存在が「大きな嘘である」としたい、というわけでしょう。これはまさに文字通りのファシズムであり、その後ヒトラーが大虐殺を行ったことは説明するまでもないと思います。

その後行われたオーストラリアの「LetWomenSpeak」の集会でガチのネオナチがポージーパーカーの応援に駆けつけてきたことは、冒頭で紹介した過去のnoteに書いてます。

トランスヘイターの皆様がいくら否定したところで、ポージーパーカーがヒトラーを引用してトランスを悪魔化し、それをみたネオナチがポージーパーカーの応援に来たという事実は決して消えることがないでしょう。

そのようなネオナチ、ポージーパーカーの日本版が加賀ななえであることは抑えておきたところです。

シス女性であっても邪魔をするなら「抹殺する」とKJKが言っているのですから、その日本版である加賀ななえがColabo叩きに乗っているのはある意味で自然かもしれません。




余談ですが、最後の文にある「ファーリー(furry)」とは、日本語で言うところの「ケモナー」に相当するグループです。
人の言葉を話す動物や、動物と人間が混ざったような獣人、そのような「毛皮」がついたものを愛でるのが好きな人達です。

ケモナーかつLGBTQな人もいますが、当然ながらすべてのケモナーがLGBTQというではありません。シスヘテロなケモナーもたくさんいます。あくまでファンタジーとしてのジャンルなので、「ズーフィリア」とか「獣姦」とかそのあたりとは線引があったりしますが、トランスヘイターはその辺りの理解ができないためにケモナーを誤解して叩いたりしています。

過去にはきぐるみを着たケモナーの写真と、学校が非常時の準備品のためにネコ用トイレの砂をかっているというのを組み合わせて「猫自認の子供のために学校が猫用トイレ砂を買っている」などという陰謀論を、リテラシーゼロのアホな議員が大真面目に話してネタになりました。

ケモナーがきぐるみのまま学校で生活して猫用トイレを使ってるわけがないじゃないですか。バカとか言う言葉では言葉が全然足りません。

日本では「ケモナー」ってわりとネトウヨこじらせてる人が多かったりしますが、海外ではそうでもないみたいですね。


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