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【梅雨の食養生】

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皆様こんばんは!
ライフスタイルブランド 「W-NUDGE」です🌷
記事を開いて頂き誠にありがとうございます!

本日の内容は
【梅雨の食養生】

~こんな方におすすめ~
・雨の日は不調が出る
・身体の浮腫やダルさを解消したい
・季節に合わせた養生を知りたい

【梅雨とは】

6月上旬から7月中旬の雨期のことを示します。
一年の中で最も雨量が多く自然界に水を補い、農作物が豊かに育つ「生養」の季節です☂️
雨の影響で空気中に含まれる水分量は増え、温度が高くなります。
同じ湿度50%でも、気温10℃の冬の時期と比べて、気温28℃の梅雨の時期は身体へ大きな影響を齎します。
梅雨の養生のポイントは”湿気”なのです。

”陰陽”の関係で見てみると梅雨は「陰消陽長」という言葉で表されます。
これは夏に向けて”陰”が消え、"陽"が伸びていく様子を表しています。

【梅雨と五臓の関係】

梅雨は五臓のうち”脾”と深く関わりを持ちます。
食べ物の消化吸収の役割を持つ”脾”には「喜燥悪湿」という特徴があります。
「喜燥悪湿」とは”脾”は陰に属し、燥を好み、湿を嫌う。という意味を持ちます。
つまり自然界の湿度が高まると”脾”にとっては苦手な環境となり、働きが鈍くなるのです。
よって梅雨は他の季節に比べ、食生活の乱れが不調に繋がりやすいのが特徴です。

【脾の弱りタイプのススメ】はコチラ
>>>https://note.com/wnudge_official/n/n41eabdd2da02?sub_rt=share_pw

【梅雨の不調】

梅雨の時期の不調の大きな原因は2つあります。

①“脾”の働き

梅雨と関わりの深い”脾”の働きが鈍ると、
食べ物の消化吸収を行う働きや全身に”血”を巡らせる働きが弱まります。
体内の水分代謝が低下し”気・血”の流れに影響が及ぶことで
食欲不振・胃もたれ・腹部脹満・疲れやすい・無気力・ 浮腫・眩暈・下痢・冷え・身体のダルさ・筋肉や関節の鈍い痛み、痰などの不調が現れます。
暑さが目立つようになってきたこの頃の不調はまず、”脾”の弱りを疑いましょう。

②「湿邪」

「湿邪」とは梅雨の不調の原因となる邪気です。
”陰陽”のうち、”陰”に属する「湿邪」は体内に侵入すると”陽”の気を傷つけ、様々な不調を引き起こします。
”脾”を傷めやすくする要因の一つです。
「湿邪」特徴と起こりやすい不調を共に見ていきましょう。

特徴①重濁性

「湿邪」は重濁性を持つ為、侵入すると排出物や分泌物の透明度が無くなり汚れた感じになります。
よって身体が重く感じる・浮腫・集中力の低下・記憶力の低下・偏頭痛・下痢・織物・分泌物が出る皮膚炎・鼻血・混濁尿などの症状が現れます。

特徴②粘滞性

「湿邪」は粘滞性を持つ為、侵入すると体内からの分泌物は濃厚で粘り気を持つようになります。
粘り気のある分泌物は身体の中に停滞しやすく排出困難で治りづらいのが特徴です。
粘り気のある痰・ねっとりと匂いのある軟便・ベタつく発汗・慢性皮膚炎・目の痒み・月経不順・月経困難症・月経前症候群・膣炎・前立腺炎・鼻詰まり・中耳炎・耳詰まりなどの症状が現れます。

特徴③下降

「湿邪」は水の流れのように低い方向へ下降していきます。
よって下半身に症状が現れやすく、足の浮腫・足腰の重だるさ・小便不利・水虫・織物などの症状が現れます。

【梅雨の養生】

梅雨は自然を養い生長させ変化させる季節の為、「天人相応」の考えのように人も身体の中の”気“をきちんと養うことが必要です。
また、”脾”を養う食養生の意識により、余分な湿が溜まらないようにする必要があります。

養生①生活習慣

・風通しを良くしましょう
部屋の風通しを良くすることで、体内に湿が溜まることを防ぎます。
窓を開ける、サーキュレーターを回すだけでもかなり身体が楽になります。
特に寝室は意識しましょう!

・楽しむことを心がけましょう
精神的に想い悩みすぎると”脾”を傷める要因となります。
就寝前に瞑想やストレッチをし、気持ちを穏やかに保つことがお勧めです🧘‍♀️
軽い発汗は胃腸の働きも良くします。

・身体を冷やさないようにしましょう
いきなり気温も高くなり薄着をしたり布団をかけずに寝ていませんか?
この梅雨の時期に身体を冷やしてしまうとダルさを感じやすくなります。
 冷房や扇風機の使用、薄すぎる服装は控えましょう。
発汗後や寝ている間は特に注意が必要です。

養生② 食習慣

冒頭でもお伝えした通り、梅雨は食生活の乱れが不調に繋がりやすいです。
蒸し暑いからと水分を摂り過ぎたり、冷たい物を食べ過ぎたりしていませんか?
”脾”の負担となる味の濃い物・脂っこい物・冷たい物・生物の摂取は出来るだけ控えるようにしましょう。

・温性・甘味の食材を使う

”脾”の運化を主る働きは、暖かい環境でスムーズに動くことが出来ます。
身体を温める性質の食材で”脾”の働きを促進させましょう!
甘味は梅雨の主味であり、”脾気”を養う働きを持ちます。
しかし、甘味の食材は、同時に湿を溜め込みやすい性質も持ち合わせます。
その為、分量を加減し食べ合わせを意識することが大切です。
酸味とは一緒に使わず、辛味と合わせて頂きましょう!
→穀類・いも類・椎茸・とうもろこし・大豆・ 栗・桃・鶏肉

・芳香類の食材を使う

香りのよい食材は”気”の巡りを改善し、食欲を誘い溜まった湿を取り除きます!
→香菜・大葉・玉ねぎ・みかん・山椒

・行気利湿の食材を使う

”気”の流れを良くし、体内の余分な水分を排出させる働きを持ちます。
→陳皮・紫蘇・玫瑰花・小豆・はと麦・大葉・ 冬瓜・大根・生姜・ネギ・金針菜

【梅雨のレシピ】

"脾"を補い、湿を取り除く梅雨にピッタリの献立をご紹介します!
是非お試しください♪

・大葉とじゃがいものお粥

①じゃがいもは皮をむいて、さいの目に切る。
②うるち米とじゃがいもを水に入れ粥を煮る。
③粥にみじん切りにした大葉と皮付き生姜を加え、塩で調味したら完成!

うるち米とじゃがいもは甘味/平性
大葉は辛味/温性の性質を持ちます!

・はと麦とじゃこのご飯

①はと麦は熱湯を注ぎ一晩置く
②翌朝粳米にはと麦とその浸し汁と適量の水を加え炊く。
③炊きあがったら、ちりめんじゃこを加え蒸らし
最後に千切りにした茗荷たっぷり混ぜ込んだら完成です!

はと麦は甘・淡味/涼性
茗荷は辛味/温性の性質を持ちます!

いかがでしたか?
私たちの身体は自然界の気候の変化に応じて、影響を受けています。
季節に合わせた日々の過ごし方を意識することで、より豊かな毎日が叶います。
心と身体に優しい習慣を実践してみるのはいかがでしょうか?🪷

次回は木曜日は!
【お茶について】をお送りします!
それではまたお会いしましょう❇︎°
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