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【秋の食養生】

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皆様こんばんは!
ライフスタイルブランド 「W-NUDGE」です🌷
記事を開いて頂き誠にありがとうございます!

本日の内容は!
【秋の食養生】

~こんな方におすすめ~
・東洋医学の基礎を学びたい
・秋の養生を知りたい
・ライフスタイルを見直したい

【秋とは】

立秋から始まり、二十四節気の処暑・白露・秋分・寒露・霜降を経た、立冬までの3ヵ月を指します🍁
暑い夏から徐々に涼しくなり、木の葉や草が枯れ冬を迎える準備に入ります。

”陰陽”の関係で見てみると、陽盛から陰盛に変わる重要な時期です。
陽気が減り日差しが少しづつ短くなり、陰気は徐々に高まっていきます。
自然界ではこれを「陽消陰長」という言葉で表します。

そんな「秋」の季節の特徴は、”乾燥の燥気”です。
秋になると、気候が涼しくなり外気が乾燥してきます。

秋分よりも前、まだ夏の暑熱が残っている頃の外気が乾燥は「温燥」、
晩秋の冬の寒気が加わった頃の外気が乾燥は「涼燥」と分類されます。

【秋と五臓の関係】

秋は五臓のうち「肺」の働きが活発になります。
「肺」は胃と協力して”気”を作り出し、呼吸や水分の代謝をコントロールすることで皮膚を潤す働きを持ちます。
潤いを好み、乾燥を嫌う”喜潤悪燥”というの特徴をもつ、大変デリケートな臓器です。

五臓六腑はそれぞれが協力し影響を及ぼし合っていることから、「肺」の状態は「肝」の働きにも影響を与えます。

【肺の弱りタイプのススメ】はコチラをご覧ください👀♪
>>>https://note.com/wnudge_official/n/nc742a88bd429?sub_rt=share_pw

【秋の不調】

秋になると「なんだか疲れやすいな、体調良くないな」 ということはありませんか?
秋風が吹き始める頃になると急に咳が出始める方も多くいらっしゃいます。
これは秋の邪気である”燥邪”が悪さをすることが要因となっています。

”燥邪”は乾燥性を持つ陽邪で、口や鼻から侵入します。
多くの方は夏に沢山汗をかき、秋になる頃には知らぬ間に”津液”不足になっています。
身体にとって必要な潤いが不足しダメージが残っている所に”燥邪”が浸入した場合、さらに乾燥は悪化し不調を齎すのです。
乾燥に弱い「肺」にとって、”燥邪”の侵入は働きを弱める大敵なのです。

初秋には、残暑と乾燥した秋気の影響で「肺」の働きが弱まり、津液が損傷することで免疫力が低下し、口や鼻、喉の渇き・鼻血・喉の渇きなどの症状が現れます。

晩秋には、立冬に近づくにつれて寒気が強くなり、涼燥の影響が出ることで、肌の乾燥・唇の乾燥・抜け毛・毛髪の乾燥・シワ・フケなどが生じます。

「肺」を痛めると呼吸器系に影響を及ぼし、空咳・痰・喘息・胸痛、などの症状が現れます。

「肺」は大腸と表裏関係にあることから、大腸が乾燥すると便秘も引き起こします。

【秋の養生】

我々人間の身体も自然界の流れに沿って「陽消陰長」 になっていきます。
夏に盛んだったエネルギーをクールダウンさせて身体の疲れを取り、
寒い冬に向けて身体のメンテナンスを始める時期なのです🌾

乾燥と同時に気温が変化しやすい為、精神・意識・飲食・起居・運動など、様々な面において冬に備える養生を心掛けましょう🫶

養生①生活習慣

・早寝早起きをしましょう!
自然界の流れは「陽消陰長」、つまり日が落ちるの早くなります。
太陽の動きに合わせて早めの就寝を心掛けましょう🛏
朝は遅くまで眠ることなく、早起きをして肺気を養うようにすると良いです。

・心を安らかに過ごしましょう!
秋が深まり落葉し始めると、人は物悲しさを感じやすくなります。
陰盛に切り替わる時期なので、陽気を潜めて過ごすことも必要ですが
気持ちは沈み過ぎないよう、愉快で安定した気持ちで過ごすように心掛けましょう💓

・適度な運動をしましょう!
秋は運動会や文化祭など身体を動かす行事も多く開催されますね!
爽やかな季節で最も運動に適した季節であることから、スポーツの秋と言われています。
しかし、過剰な運動は陰陽を消耗し、養生に悪影響を与える恐れがあります。
激しく発汗することは避け、秋の気候を楽しみながら外の空気を感じてみてください🚶♪

・服装と部屋の管理
”燥邪”が侵入する鼻や口をマスクで覆ったり、風邪の侵入口といわれる首周りを薄手のマフラーをして温めたり、ベストで背中を保護しましょう。
これだけで邪気の侵入はかなり防ぎやすくなります✨
また湿度計と温度計を設置し、部屋の環境を管理しましょう!
目安は室内温度18℃、湿度60%です。
特に就寝時の寝室は加湿器をフル稼働させたり、濡れタオルを干すことをお勧めします🌙

養生② 食習慣

秋の乾燥した空気から「肺」や呼吸器を守る為に、食養生では「肺」の”気”を整え、「肺」を潤す為に”津液”を補い、脾胃の調子を整えることが大切です💡

《初秋の乾燥「温燥」に!》
まだ暑さの残る初秋には、涼性の食薬も使えます。

・”津液”を補い、潤いを保つ
→梨・バナナ・無花果・白キクラゲ ・松の実・ クコの実・龍眼・百合根・蓮根・落花生 ・山芋・大根・白胡麻・蜂蜜

・胃を養い、”津液”を生じさせる
きゅうり・トマト・キクラゲ・白胡麻・豆腐・枇杷・梨・りんご・キウイフルーツ
※あまりお勧めではありませんが、琵琶、パイナップルなど缶詰の物を使う場合は、一度甘味を洗い流してご使用下さい。

※辛味や刺激的な物の摂りすぎには注意しましょう!
→葱・生姜・ニンニク・唐辛子・シナモン・グローブ・フェンネル・山椒・胡椒など身体を温め発散作用のある物は、津液を消耗させ乾燥を悪化させる為注意が必要です。

《晩秋の乾燥「涼燥」に!》
晩秋になると「肺」が冷えて防衛力が弱まり風邪の菌やウイルスが侵入しやすくなる為、身体を温める温性の食薬を使います。
また、秋が旬の野菜には甘味を持つものが多いので、酸味で味のバランスを摂りましょう。

・秋の旬のお野菜
→蕪・山芋・蓮根・しめじ・椎茸・里芋・薩摩芋

・甘味とバランスを取る酸味
→柘榴・杏・葡萄・みかん・レモン

・”気”を補い、「肺」を温める
→餅米・粳米・くるみ・黒胡麻・蜂蜜・葱・生姜・鶏肉

【秋のお勧めレシピ】

・蓮根と山芋の粥

余分な熱を冷まし、弱りがちな「肺」を補います。
蓮根は”津液”を補い、咳を鎮める効能を持ちます。
山芋は滋養強壮にも最適です。

粳米はよく洗い水に浸しておく
山芋は表面を軽く炙りヒゲ根を取る
蓮根と山芋を賽の目切りにする
土鍋に米と、天然塩を加えて粥を炊き、
途中で山芋、蓮根を加え15分煮たら完成です!

・きのこの炊き込みご飯

粳米は甘味・平性で”気”を補い、人参は甘味・平性で”血”を養い「肺」を潤します。

粳米はよく洗い水に浸しておく
干し貝柱と干し椎茸は水で戻しておく
しめじとえのきは石づきを取り解す
人参は千切りにする
土鍋に貝柱と椎茸を戻し汁ごと加えて
全ての材料と醤油を少々加えて弱火で炊いたら完成です!


いかがでしたか?
東洋医学では”私たちの身体は自然界の気候の変化に応じて、正常な生理活動を保つ力を持つ”とされています。
季節に合わせた毎日の過ごし方一つで、より正常な身体の機能を引き出すことが出来るのです。
毎日コツコツ、心と身体に優しい習慣を実践してみるのはいかがでしょうか?🪷

次回日曜日は!東洋医学の基礎を学ぶ
病を起こす原因!外因とはをお送りします!
それではまたお会いしましょう❇︎°
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