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諜報業界用語:  「ブルートフォース攻撃」

今回は「ブルートフォース攻撃」についてコメントさせていただきます。

「ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃、力任せ攻撃)」:とは、考えられる全てのパスワードを試行することで、パスワードを解読したり、認証突破したりするサイバー攻撃です。

攻撃者は、コンピュータプログラムを使って、パスワード候補を次々に自動入力していきます。パスワード候補としては、以下のようなものが考えられます。

  • 単純なパスワード(例:1234、passwordなど)

  • 推測しやすいパスワード(例:生年月日、住所、電話番号など)

  • 過去に漏洩したパスワード

パスワードの長さや複雑さが増すほど、ブルートフォース攻撃で解読されるまでに長い時間がかかります。しかし、近年では、高性能なコンピュータボットネットを用いることで、短時間で膨大な数のパスワードを試行することが可能になっています。

ブルートフォース攻撃の被害としては、以下のようなものが挙げられます。

  • オンラインアカウント乗っ取り

  • 個人情報漏洩

  • 金銭被害

  • サービスの停止

ブルートフォース攻撃を防ぐために、以下の対策が有効です。

  • 強固なパスワードを設定する

  • 二段階認証を利用する

  • パスワードを使いまわさない

  • ログイン試行回数を制限する

  • 最新のバージョンのソフトウェアを使用する

ブルートフォース攻撃は、古くからある攻撃手法ですが、近年でも依然として有効な攻撃手段です。上記のような対策を講じて、被害を防ぐようにしましょう。

こんなことをされたら、普通のシステムならブロックがかかるはずなのですが、抜けられたら、そもそもセキュリティ対策があまいかも?

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