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【不動産投資】勝手に工事するお隣さん、おじいちゃんの話 その1

23区内西側上のほうに古い戸建を持っているのですが、今回はその戸建のお隣さんのお話です。

最初の連絡があったのは今年の2月くらい。この物件を買う時に仲介してくれた業者から、近隣から苦情が入ってるのでよろしくーとの連絡が入ったのですが、名前も連絡先不明だけど隣の人だよと、とだけで要領を得ず…(せめて名前は確認してよ...)
仕方ないので現地に行って、このお家かなと思うお宅を訪ねるも留守で2か月ほど時間が経っていました。そうして3回目の訪問でやっとお会いできたのがこのお話の主人公になるおじいちゃんでした。苦情をもらってからかなり時間が経ってるにもかかわらず、怒っている様子もなく飄々としている人だなというのが第一印象。

どうやら話を聞くと、オレンジ部分にうちの戸建の雨水、台所の排水を流す下水管と排水桝があるが、どこかにつまりがあるようで、たまに排水桝から下水があふれたり、臭うことがあるので、それを修繕してほしいというお話でした。

図表

訪問が遅れたことやご迷惑をおかけしたことをお詫びし、私の連絡先を伝えて、後日工事を手配すると約束したものの、世間はGW中…また初めてのトラブルだったので外構部のつまりって何屋さんに言えばいいんだろ…と、やや途方に暮れていたところ、2日後におじいちゃんから電話が入りました。

お「あのさ、昨日臭いがきつかったから、勝手に悪いとは思ったけど工事した。コロナで家にいるからさ、悪いね。実費だけ請求させてもらいたいんだけどいいかね?」

正直びっくりしすぎてなんと返事したのかあまり覚えていません。
ざっくりですが、最初に工事の約束をした時に調べてみて、業者に頼むと安くて10万、配管を掘ってやり直しなら20万くらいかかるかも、と思っていたのですが、恐る恐る金額を聞いてみたらおじいちゃんから出た言葉は、うーん、3万くらいかなー?とのこと。
安っ!!それじゃ申し訳ないので倍額払わせてくれと申し出をして請求書送ってもらいました。

それで届いたおじいちゃんの報告書がこちら。

こ、これは…ただものではない!古い戸建なのでもちろん図面も何もなしで、現状がどうなっているのかも不明の状態から、ご自分の経験をもとに原因を推察して、それが改善できるような工事をやってくれたようでした。私がこのトラブルをどう直していいのかピンと来てなくて、時間がかかりそうな雰囲気が伝わったからなのか、単純におじいちゃんがやりたかったのか不明ですがw

しかも律義に何かやったらすべて写真付きの報告書を送付してくれます。

このおじいちゃんの正体とこのお話の結末は?!
その2に続きますっ!


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