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【不動産投資】勝手に工事するお隣さん、おじいちゃんの話 その2

さて、ボロ戸建のお隣さんであるおじいちゃんの話の続きです。

勝手に工事して報告書を送ってくるおじいちゃん。2回目のお手紙の後、菓子折りもってご挨拶に行ったのですがあいにく留守だったので、玄関に置いて帰宅し、後日電話してみました。そこで聞いたおじいちゃんの話。
・元ハウスメーカー勤務、そこでの仕事はお客様相談室、いわゆるクレーム処理係
・職人が周りにたくさんいたので、現場で教えてもらって見よう見まねで色々覚えた
・定年退職後、知り合いのところで職人をやっていたが一昨年独立した
・現在は内外装や今回の水道工事など、依頼があったらなんでもやっている(何でもできると言ってました)
・知り合いに大工や職人が多く、自分でできないことは相談して解決したり依頼している

こ、これは!と思い、他にも都内で貸家を持ってるんだけど、なんかあったら相談してもいいかと聞いてみたら、おじいちゃんの返事は「喜んで!」でした。

はぁ…よかったと思ったのもつかの間。またおじいちゃんから一通のお手紙(大き目の封筒)が…
りょ、領収書かな?と思って開けるとまた報告書と請求書!!

時系列で言うと5/21  電話で話してほっと一安心→5/24  手紙到着、電話の翌日に勝手に工事してたのが発覚w
前回の工事ではどうやら根本的な原因を解決できなかったらしく、今回の工事はかなり大掛かりで、結局汚水桝の入れ替え、配管を掘り返して勾配を付け埋め戻しを勝手にやってくれたみたいでした。しかもこの工事でしめて4万円弱の請求‥(安すぎると思います…)

無断工事故に、丁寧な仕事。格安工事に、しています。(おじいちゃんの原文ママ)とのことでした。

これでやっと解決したー!と思いますよね?普通。
でも話はこれだけでは終わりません。またおじいちゃんからお手紙(今度は小さめ封筒)が!!
今回は勝手に二期工事をやって申し訳ないので、直した方がよさそうなところ3か所を勝手に工事(剪定)しましたという報告でした。

これだけだったらよかったんだけど…私にとっては寝耳に水の事実も書いてありました。

おさらいですが、うちの戸建の周辺地図。今まで全くノーマークだった裏の家というのが存在してます。
今回おじいちゃんちと裏の家の間に塀を作ったそうで、その際に裏の家に住んでる方とそこが借地なので地主のKさんに立ち会ってもらって、境界石や境界の確認をしたようなんですが…うちの物件の軒先が裏の家に越境しているのを発見してしまったと。
胸の内にとどめておけないので、嫌がらせとかではなく事実だけ報告します、手紙にはそう書いてありました。

図表

手紙みて速攻で電話したのですが、おじいちゃん珍しく出ず。あれ?と思って折り返しを待っていたのですが、かかってこない…
数日待ちましたが反応がないので、再度電話してやっとつながった!
おじいちゃん曰く、あの手紙を送ってしまって気まずいのと申し訳なく、どうしても電話に出られなかったんだって。それを素直に言っちゃうあたり、なんか憎めないおじいちゃんなのです…

越境の件は私のほうでも調べていて、今後のために覚書を交わしたほうがいいと思うんだけど、と伝えるとおじいちゃんも賛成してくれ、必要であれば地主さんに話を伝えると約束してくれました。

あれ以来仕事が再開し忙しくなってしまったからなのか、工事をして気が済んだからなのかおじいちゃんからの手紙は届いていません。色々ありましたが、この戸建の修繕か、近場の物件の工事を一度依頼してみようかなと思っています。
この後、おじいちゃんの動きがあるのか、地主のKさんとのやり取りがどうなるのか、また動きがあったらつぶやきます!

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