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【不動産投資】自宅は賃貸か購入か?

持たざる者がとった戦略 不動産編 その4

今回は少し収益不動産から離れて、自宅は賃貸がいいのか、購入がいいのか?ということについて、私が思うところを書いてみたいと思います。

これを読んでいただいている皆様は持ち家、賃貸どちらでしょうか。
住宅ローンあと30年!という方から持ち家にしたいけど転勤があるから賃貸、親の持ち家に住んでいるという方までいろいろいらっしゃるかと思います。

私は自宅の新築区分マンションを約10年前に購入しています。その当時は不動産のことをほとんど知らなかったので、色々こうしたほうが良かったなと思うことはたくさんありますが、おおむね満足しています。
実はこの自宅は2軒目で独身時代に新築で区分ファミリータイプのマンションを購入していたことがあります。
2つ自宅を買ってみて思うことは、自宅は購入すべし!です。

私が考える自宅を購入する場合のメリット、デメリットは以下です。

◆メリット
 ・フルローンが可能な場合がある
  頭金が少なくても買える
 ・古い物件でも30年以上の融資が可能
 ・金利が激安
  これを書いている2020年6月の最安金利は0.38%
  1000万を期間30年で借りて月々の利子は3000円程度
 ・税制的に優遇がある 
  購入した際の住宅ローン控除、売却した際は売却益3000万まで優遇

◆デメリット
 ・一度住むと簡単には引っ越せない
  近隣との問題などが起きた際など

デメリットをもう少し説明します。このデメリットに関する内容をつぶやいたところ、私にしては大きな反響をいただきました。

購入する際に素敵なキッチン、内装などに目が行くと思いますが、それは自宅なので好きに変えられます。下手すれば間取りも変更できる場合があります。ただ、自分で変えられないものは厄介です。引っ越して後悔しないためにもこの調査は必須です。

では賃貸と違って本当に簡単に引っ越しはできないのでしょうか?
子供が小さいうちは保育園の転園(簡単でない)、小学校の場合転校しなくてはいけないので実質難しいですが、それは賃貸の場合も同じです。私は簡単とは言いませんが、持ち家の場合も特に問題はないと思っています。

もちろんそれには大前提があります。できる限り値段=価値が下がらない区分マンションを探す必要があります。新築であろうと中古であろうと、値段が下がりにくければ、基本的に残債以上で売れるため、いつでも売却して引っ越すことができます。この手法を用いて中古の区分マンションを買って、自分たちで住んでリフォームして付加価値を上げ、高値で売却して次に引っ越すというヤドカリ投資法というものもあるくらいです。

例えば私が最初に買った神奈川県の某ターミナル駅から徒歩5分の新築区分マンション(70平米)ですが、3年住んで購入時と全く同じ金額で売却することができました。
3年間払った利子、管理費/修繕費、購入時の諸費用、売却時の仲介手数料を考えても3年間月に7-8万で新築マンションに住めた計算になります。家賃相場は20万程なので半額以下です。

マンションを購入した際、不動産のことはほとんど知らなかったのですが、この周辺にマンションが買いたかった私は、とにかく新築から中古まで数か月間検索をしていました。(間取りを見て妄想するのが何より好き)
その中で分かったことは、この駅の周辺はファミリータイプマンションが少なく、バス便であればファミリータイプが山ほどある地域だったので駅近のファミリー物件は貴重だと気が付きました。またその当時は2路線だったのですが、3路線目の乗り入れが決定していました。そのためマンションの価格が大幅に下がることはないんじゃないかと考えました。
実際このnoteを書いているときに検索してみたところ、15年以上たちますが現在もほぼ価格が下がってなさそうでした…(あの時売らずに賃貸していれば…)
その地域によってどういう物件が価値が下がらないかを徹底的に調査したうえで購入するという方法をとっていけば、成功率は上がると思います。
気に入れば売却せず長く住んでもOK、売ってもOKという物件であれば安心です。

私は住宅ローンはすべての働く人に与えられた、使い勝手の非常に良い権利だと思っています。自宅選びも立派な投資、素敵な自宅が見つかるよう応援しています!

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