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SEA DC市場は2026年までに110億米ドル以上の売上を予測:Arizton社

東南アジアのデータセンター市場は、2020年から2026年の間に約8%のCAGRで成長すると市場調査会社のArizton社が報告しています。

同市場では、Stratus DC Management(シンガポールおよびフィリピン)、Regal Orion(マレーシア)、Kepstar Data Centre Management(カンボジア)などの新規参入企業が投資を行い、2021年および2022年に運用開始予定の超大規模データセンター施設を開発していることがわかりました。

現在、この地域には、国をまたいで、ITインフラストラクチャープロバイダー12社、サポートインフラストラクチャープロバイダー17社、データセンターコントラクター15社、データセンターインベスター16社が入居しています。

東南アジアで最も確立されたDC市場であるシンガポールでは、グリーンフィールドのデータセンター用地がほとんどないため、ブラウンフィールドの建設が増え、データセンターがマレーシア、インドネシア、タイなど他の国にシフトしているとのことです。

Uptime Instituteの調べによると、東南アジアには約99のTier認証データセンター施設があり、そのうち85以上がTier III、9がTier IVの認証を受けた施設です。

また、Arizton社の報告によると、東南アジアのほとんどのデータセンターは、停電を克服するためにDRUPSシステムを採用しており、市場での需要は非常に高く、この地域で事業を展開するDRUPSベンダーに大きな収益増をもたらすと考えられます。

東南アジアでは、政府機関がインターネットインフラを強化しており、現在、約10個の海底ケーブル接続プロジェクトが進行中です。

サーバー市場は、この地域の大規模なクラウドサービスプロバイダーからの投資が増加しているため、今後数年間で大きな成長が見込まれています。コンバージド・インフラストラクチャ・ソリューションやハイパーコンバージド・インフラストラクチャ・ソリューションの導入により、マルチコア・プロセッサを搭載したサーバの需要が増加すると予測されます。

データセンター用発電機市場は、東南アジア地域全体での大規模・巨大施設の建設により成長すると考えられます。

また、多くの政府が環境規制を実施していることから、ガス発電機などの効率的な電源システムの採用による成長が期待されています。

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