夏季ゼミ

作業療法士を目指して専門学校に入学し、勢いではじめたnoteブログでしたが、3日坊主で更新せず…気づけば一年以上が経過していました。

1年次前期はコロナの影響で全てオンライン授業となり、クラスメイトにもまともに会えずに終わり…後期に入って一部登校授業が始まりようやくクラスメイトと交流することができました。

オンライン授業がメインだったので、まるで通信制の学校のようで、実技系の授業もまともにできない状況が続き、とても不安な1年間でした。

2年に進学し、ようやく登校授業が増えましたが…繰り返される緊急事態宣言によって、再びオンライン授業になってしまい…未だに落ち着きません。いつになったら普通の学校生活が送れるのでしょうか…。

1年次に予定されていた見学実習は学内実習(オンライン)となり、地域実習は二年次に延期となったため、臨床現場を1度も経験しないまま一年半が経ちました。そんな折に夏季ゼミを知り…臨床現場を見学できる貴重な機会だと思い、参加してきました。

臨床現場で見たOT・PTの先輩方の姿がとってもカッコ良く見えて、患者様との交流もでき大満足の夏季ゼミでした。コロナ渦で受け入れていただいた病院に感謝です。

患者様が懸命にリハビリを頑張っている姿を見て、思わず涙が出そうになりました。そして…「早く臨床現場で働きたい!」「患者様の力になれるOTになりたい!」と改めて思いました。

リハビリの合間に交わした患者様との何気ない会話が楽しく、リハビリに前向きに取り組んでいらっしゃる患者様の姿勢に感銘を受けました。認知症の患者様との会話の中では…「何か良いことないかな〜」という言葉にどう答えて良いのか…悩んでしまいました。認知症だから何も分からないのではなく、本当の心の声なんじゃないかな…と思えて、この患者様にとっての良いことって何なのかな?と考えながら…うまく言葉が出てきませんでした。1時間という限られた時間でのリハビリの中でOTができることは限られているけれど、せめてその時間は少しでも楽しいとか安らげるとか…身体が楽になるとか…あっという間に時間が経ってしまったな…と思ってもらえるような関わりをしたいと思いました。

臨床現場では授業で習った疾患名と実際の患者様の様子を重ねて見ることができ、とても勉強になりました。基礎知識を身につけた上で、臨床現場で経験することの大切さを感じた夏季ゼミでした。

未来の患者様のためにも…2年後期の授業もしっかり頑張って取り組もう!と意気込み、久しぶりにブログを更新しました。



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