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幸せホルモン

といえば、オキシトシン

人と人との肉体的な接触や、簡単なボディタッチでも分泌されるというこのオキシトシン。IT革命の副作用で、「現実(リアル)=オフライン」での触れ合いの機会がどんどん減少して、触るものといえば「キーボードかスマホ画面」という、21世紀ニュータイプなわれわれ現代人は、明らかに「オキシトシン不足」になりやすい状況にいます。

オキシトシンは、ストレスや痛みを和らげたり、血圧を下げたり、ダイエットや美肌にも効果が期待できるそうなんです。 ハグやキスなどスキンシップによって分泌されるホルモンとして知られていますが、実はたった一人でも、簡単にオキシトシンを出すことができるんです。

「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」「抱擁ホルモン」「信頼ホルモン」「絆ホルモン」「思いやりホルモン」「癒しホルモン」など、数々の異名を持つこのホルモン、分泌されるとわたしたちに以下のような効果をもたらしてくれるといいます。

✔︎幸せな気分になる
✔︎脳・心が癒され、ストレスが緩和する
✔︎不安や恐怖心が減少する
✔︎他者への信頼の気持ちが増す
✔︎社交的となり人と関わりたいという好奇心が強まる
✔︎親密な人間関係を結ぼうという気持ちが高まる
✔︎学習意欲と記憶力向上
✔︎心臓の機能を上げる


これって相手ありきじゃないの?と思いますよね。確かに人との関わりが重要のようです。

✔︎スキンシップ(同性でもOK)
✔︎家族団らん
✔︎友達と食事をする
✔︎友達とカラオケにいく
✔︎おしゃべり
✔︎プレゼントを贈る


様々な原因によって孤立してしまい、心を許して付き合える友人知人が現状いない、という状況にある人びとも多くいることでしょう。

しかし、孤立状態を打破できないでいる人でも、オキシトシンを分泌することは可能なのです。

【オキシトシンを分泌させる方法】

✔︎感動する
✔︎感情を素直に表す
✔︎親切を心がける
✔︎思いやりの気持ちを呼び覚ます
✔︎動物とのスキンシップ


自分の心がパッと弾けるような体験を繰り返せば、オキシトシンは分泌されるといいます。アニメや映画でも良いんです!

そして、「ステキ!」「カワイイ!」「カッコいい!」「シビれた!」「感動した!」という感情を、抑えることなく解放して、自分が体験した感情をさらに大きく、大げさに味わいましょう、というわけです。

そんな幸せいっぱいのホルモンなんですが注意点があります。


デメリット→攻撃性が高まる

オキシトシンには、他者との心理的結びつきを強める効果があります。もし、オキシトシンによって強まった絆が、外部から乱されそうになったらどうなるでしょう? その「部外者」を攻撃し、排除したいという心理が生まれます。

たとえば、恋人の浮気を知ったら、嫉妬心を覚え、恋人や浮気相手を激しく攻撃したくなるはず。脳科学者の中野信子氏によると、オキシトシンは「私たちの共同体を壊さないで」「私たちの絆を断ち切ろうとすることは許さない」という感情を促進させるそうです。

オキシトシンによる攻撃性の高まりは、子どもの利益を守るため学校などに対し過剰なクレームを入れる「モンスターペアレント」とも関係しています。我が子への愛が強くなりすぎ、他者の利益を考慮できなくなってしまっているのです。

いわゆる「愛国主義(ナショナリズム)」や「自民族中心主義(エスノセントリズム)」にも、オキシトシンの関与がうかがえます。オランダのライデン大学で社会心理学を教えるカールステン・デ・ドレ教授らが2011年に発表した論文によると、オキシトシンのにおいをかいだ被験者には、自分と同じ国の人を優遇する傾向が見られたそう。

自分の国や民族を愛すること自体は、もちろん悪くありません。しかし、その愛によって、外国人や他民族への差別感情や攻撃性、妬みが生まれては問題ですよね。

このように、オキシトシンが生む誰か・何かへの強い愛着は、部外者の排斥を生じさせる恐れがあるのです。

これを知って正直知らなきゃ良かったというか、じゃあどうすんのよ感が出てくるんですけどね。”愛”が全て的な感じじゃないですか、世の中。”愛”が最上級なんだと。すべては”愛”なんですとかね。うん、言いたいことはわかる。スピの人もね。でもこれを見ると”愛”が必ずしも良い結果を生むとは限らないですよね?”愛”にもいろんな形がある。”愛”という名の”憎悪”とか。
最近見た動画の中で語ってた人の会話で、”手放す”てよく聞くと思うんですけど、『手放してあげるのも愛なんです』て言ってた人がいまして……なんでそんなに上から目線なの?て思ってしまった。都合よく”愛”なんて使うなよと。自己満足してるな〜。傲だ。と感じてしまいまたその人の動画はしばらくお休みしようと思いました。独り言です。

つまり”愛”が最終地点じゃないんです。大事な過程です。しかしそれでは人を本当に救えることはできない。そしてその先にあるのは”慈悲”だった。”自己犠牲”だった。自分の魂の成長。最終目標、輪廻転生を終わらせる。そこに生きている間に到達できた人はいるのか…。ブッダが思い浮かぶ…それはもう悟りの世界なんですよね。人が到達できるのか…


いるか


話が逸れてしまいましたが、その他にも太陽を浴びることで心のバランスを整える”セロトニン”とか、嬉しい事があると脳内で分泌される”ドーパミン”、ランナーズ・ハイなどで起こる脳内麻薬と呼ばれる”エンドルフィン”。

人との関わりが減ってきた今難しい状況ですが、そんな時は食べ物で満たしましょう。オキシトシンを体内で増やすためにオキシトシンを増やす食べ物のご紹介です。


【ビタミンC】

レモン、ブロッコリー、キャベツ、トマト、スプラウト(豆苗やカイワレなどの発芽野菜)

【ビタミンD】

卵、キクラゲ、牛乳、アンコウ

※ただし、食事で摂取したビタミンDは体内で使われにくいので、日光浴やサプリメントで補う

【マグネシウム】

ニガリ、豆腐、ケール

【タウリン】

肉類

【カフェイン】

コーヒー、お茶


そして1番大事なのが”人を褒める”ことです。オキシトシンが分泌されます。ついつい人のアラを探しがちですが、人の良いところを見つける努力をし尚且つ本人に伝えてあげる事ができたらみんなハッピーだと思うんです。

みんな違ってみんな良い!

女子力


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