トライアルの「スマートショッピングカート」が便利!
「トライアルのカートレジ(スマートショッピングカート)が便利で、ほかのスーパーにも展開してほしい」という話。
トライアルって?
トライアルカンパニーはもともと、九州の各地で展開されている大型ディスカウントショップで、「あなたの生活必需店」をコンセプトに、生鮮・食品・日用雑貨・衣料などを取り揃えた店舗を日本全国に展開している。
ITの取り入れに力を入れており、スマートショッピングカート、リテールAIカメラ、デジタルサイネージの店舗への導入が進んでいる。
トライアルは、EDLP(Everyday Low Price)を採用しており、特売日や特売期間を設けず、年間を通じて常に低価格で商品を提供している。
生鮮食品においては、品質と鮮度にこだわり、バイヤーが直接産地へ出向いて仕入れるなど、高いコストパフォーマンスを追求している。
衣・食・住すべてのお買い物ができるワンストップショッピングを推進しており、カー用品やペット関連商品、生活家電なども含めた豊富なラインナップを提供している。
一部の店舗では24時間営業を行っており、深夜でも買い物が可能。
20年以上前から税込表示を徹底しており、見たままの価格でお買い物ができる。
セルフレジ機能つきのスマートショッピングカートの導入を進めており、レジ待ちなしでキャッシュレス決済が完了する。
スマートショッピングカートについて
プリペイドカード又は「SU-PAY」アプリを登録の上、付属するスキャナーで顧客自らが商品バーコードを読み取り、専用ゲートを通過するだけで、キャッシュレスでの会計を可能にしている。
レジ待ちの時間を短縮すると共に、店舗オペレーションの省力化を実現している。
カートのタブレット画面には、スキャンした商品にあわせたレコメンドやその場で使用可能なクーポンを表示する機能も搭載されている。
何が便利なのか?
個人的にとても魅力を感じているのは、”レジの混雑回避”である。ほかのスーパーでは特に休日など混雑する時間帯に訪れるとレジの待ち時間に多くの時間を割くことになり、不快な気分になったり、行くのが億劫になることがあるが、トライアルではそんなことはほぼないこと。
どうして?
レジでの商品読み取り時間がない
商品を買い物かごに入れながら、バーコードの読み取りを行うことで買い物と同時に会計を進めていくことができるので、レジでの待ち時間がない。
キャッシュレス
「SU-PAY」アプリまたはプリペイドカードで自動的にお金が引き落とされるので、レジで現金を出す時間がない。
そうはいっても、まだまだ改善点はある
キャッシュフローはまだまだ以下の点において、よりユーザーライクに改善していけると思う。
「SU-PAY」アプリへの入金が銀行口座との連携が必要になる。
一度、アプリに入金すると銀行口座への払い出しができない(できるけどめんどくさい)
独自のポイント制になっている。
ただ、上記の不満点を差し引きしてもとても優れたソリューションであり、満足度の高い買い物体験が可能である。加えて、トライアル自体もITを積極的に取り入れており、今後の発展が期待できる。
このような取り組みがほかの小売店にも展開されていくことを願う。
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