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10分3000文字

年齢を重ねるほどそれに見合った思想・思考やスキルが求められる。毎年この時期になると胸に手を当て説いている。「昨年の私より成長したと言えますか 去年より成長速度が落ちていませんか」と。

こんにちは。師走ですね。みなさんは仕事を納めたでしょうか。それともこれからが仕事の始まりでしょうか。私は先ほど仕事納めをし、会社パソコンを閉じました。私はこの10日間という短い休み中に開かないことを祈ります。
師走と言えば「2020年の振り返り」や「2020年買ってよかったものリスト」「12/25で終わりですがAdvent calendar」など記事投稿も増える時期。
この1年振り返り内容が多く溢れます。
私は音楽のサブスクはYouTube musicを使っているのですが、2020年マイベスト という今年1年、私が聞いた回数の多い曲だけで構成される私だけのプレイリストが表示されます。
プレイリストを見ると、青春期から聴き続けた曲と今年の曲がいい感じに5:5というのが私を構成していました。
「紅蓮華」や「夜に駆ける」はそんなに聞いた覚えないけれど、プレイリストに含まれていました。なぜ構成されているのか疑問に思ったのですが、YouTube musicはプレイリストの曲を全て再生し終えると類似曲やおそらく同じ曲を聞いた人が聞いている曲を勧めてくるんですよね。私は作業中は基本的に音楽を聞くのでその影響もあって、ヒット曲も多く入っていたりします。
そんな中、私が個人的に2020年 自分でも良く聞いたなという曲はナナヲアカリで「Higher's High」。2020秋アニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」の主題歌にもなった曲ですね。
私にとって、ナナヲアカリは「ハッピーになりたい」という私の命を救ってくれた曲がすごい好きでした。その曲以外で今年一番ヘビロテしています。私は導入の「曖昧な まだ見えない明日にだって 君となら飛べるから」という歌詞とサビ終わりの「今より高い場所へ 羽ばたいていくよ」がすごい好き。本当に勇気をくれる曲でした。ナナヲアカリのライブに行ったのは昨年の12月が最後なので、ぜひ来年はライブに行きたいです。

また、もう一曲 今年に良く聞いた曲にTokyo Police Club で「Bambi」という曲があります。私がこの曲に出会ったのは、「イエスタデイをうたって」という作品のMAD動画なのですが、頭にずっと残り続ける爽快感とリズムがたまらなくて聴いていました。
「イエスタデイをうたって」は冬目景 著の青春群像劇作品。イエスタデイをうたっては焦点となる男女の恋と成長の過程が描かれる作品でキャッチコピーは「49%後ろ向き 51%前向きに生きる」。この作品のアニメ化が2020年冬でした。私はアニメから「イエスタデイをうたって」について知ってファンになりました。この作品は今年最も私が影響を受けた作品と言っても過言はありません。語るとそれだけで終わってしまいそうなのでまたの機会で。MAD動画についてはネタバレになってしまうので、ぜひ「漫画とアニメ」両方読んでいただきたい作品ですね。

音楽といえば、このご時世で今年前半はオフラインライブが行えず無観客オンラインライブ・配信ライブが主流になっていました。私も「aiko」「UNISON SQUARE GARDEN」や「ずっと真夜中でいいのに」など好きなアーティストのオンラインライブをいくつか視聴しました。最初の頃こそ新鮮な気持ちでみれていたのですが、やっぱり現場でリアルに感じたい気持ちが強くなっていきましたね。
私がオンラインライブの視聴者目線で思った感想が「オンラインライブを行う配信サイトが乱立しており、そのそれぞれで購入方法や視聴方法が異なっており、とにかくめんどくさい」でした。覇権争いしてるので難しいかもしれませんがもう少しどうにかなってほしいってのが率直な気持ち。
秋頃から少しずつ解禁されていったオフラインライブにも足を運びました。座ってライブを鑑賞するというのは、オーケストラやピアノ演奏と同じ気分になるのかなって初めは思ってました。始まってみると違って、観客がみんな拍手や体を動かしたり、合いの手で自己表現してる点。コールがないライブというのはすごく新鮮でしたね。やっぱりリアルで生音源っていいなって再確認できたよ。それと同時に、オンラインライブでどうリアルの・オフラインの熱狂を伝えれるのは中々難しいってね。
春頃は軒並みイベントが中止になり生きがいを失っていた私がここまで生きられたのもエンタメ業界のみなさんの努力の成果だと思い感謝しかない。ありがたいね。

オンラインライブだと8月にあったReolの無観客ライブが印象的だった。演出や内容もありつつ、YouTubeでの無料公開とチケット代は投げ銭という考えが記憶に残ってた。

音楽を昨年以上に多く摂取したのは、やはりこの世界の変化が大きい。
今年の1月には、世界がこういう形になると予想できなかった。けれど「時」は平等に人に流れる。私も二十代後半の足音が耳鳴り夜寝れない日も続きましたね。今の世界は残酷だ。私の行動範囲を狭め、私を都心1Kの牢獄に閉じ込めた。そのせいかはわからないが、この1年を、振り返ると私生活を犠牲にしたため、仕事は順調だった。この順調というのは、新卒一年目と比較して「会社貢献している実感」が湧いていたこと。自分で言うのもなんだけど、「自分の作業には意味がある。正当な対価をいただいている」と言う感覚を得れたことは一年目と比較してよかった。

4月の自粛期間には「趣味のスキルアップやるぞ〜!!」って気持ちだったのに蓋を開けると、仕事をしていた。不安だから仕事する。仕事すると不安になる。この繰り返し。そして、この繰り返しを続けていくと、漠然とした未来が見えて、また不安に陥る。私は思うよね。この先もこのループが続くのかと。それはすごく恐ろしかった。

基本的に仕事と睡眠の繰り返しで、休日はお供にNetflixとYouTube。そんな生活をしていた。Netflixで見たいアニメやドラマは全て見たし積んでいる作品も大部分は消化できた。そうすると無になり同じ作品をもう一度見始める私がそこにいた。あああ、今振り返ってもなぜなんだろう。つまり、今年を総括すると、行動が全てであり、行動しなければ何も起きない。「ぼくのなつやすみ」のTAS動画のような毎日でした。「絵日記を書いて寝ます」

世界が変わったからかわからないが、今年は例年以上に結婚祝い・出産祝いを送る回数が多かった。渡すたびに友人や先輩に「次は君の番」みたいなニュアンスの言葉をかけられる。私も番になりたいよ。けど、そういうのは行動の結果であり、行動しないと何も変わらない。なのに行動しなかった私が100悪い。そういうのが、今年の反省点。私の番になりたいので、来年の行動を第一にしたい。いや、するぞ。

ここで今年教えてもらった一曲。SOLFのJUXT。

好きだったアパレルを入荷していたセレクトショップは閉店した。ライブハウスも閉店した。飲食店も閉店した。
世界はもう治らないのか?一生ウィズなのかアフターの世界がやってくるのか。私はよめない。

冒頭に「昨年の私より成長したと言えますか 去年より成長速度が落ちていませんか」と述べたように、自分に説いた。
今年は自信を持って「成長した」としたと思う。ただ、慣れてる自分が怖い。そう言う意味では来年は挑戦したい、やりたいことを。そういう一年にしたいですね。

ということで、3000文字10分。こうやって文章を書いてたのも実は初めは「声」で残していたのだけど、文章化したくて書いていたり。来年はちゃんとpodcastをやっていきたい。発声しないと声の出し方を忘れてしまうから。
私の好きなpodcastにyatteiki.fm というのがあるんですけど、itopoidさんは本当に行動の化身で1ファンとしてすごい尊敬してるし影響も受けている。

私もインターネットのみなさんの活躍を見ながら、活力を得ています。ありがとう。私も頑張ります。


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