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【早慶戦 他部活対談企画 vol.3】 慶應義塾高校サッカー部出身対談 ~ラクロス部編~

ー今回は慶應義塾体育会ラクロス部との他部活対談企画の第3弾

慶應義塾高校サッカー部出身の6人の対談です。高校時代、共にサッカーをしていた仲間だからこそ、仲の良さが垣間見える対談となっています。

常に笑いの絶えない6人の対談、是非ご覧ください!



◯選手紹介

<慶應義塾体育会ソッカー部>
●入江 修平(いりえ しゅうへい):
慶應義塾体育会ソッカー部4年(サムネ画像左)
学部:法学部政治学科
ポジション:DF

茅野 優希(ちの ゆうき):慶應義塾体育会ソッカー部4年/副将(サムネ画像右から2番目)
学部:法学部政治学科
ポジション:MF

根津 拓斗(ねづ ひろと):慶應義塾体育会ソッカー部4年(サムネ画像右)
学部:法学部政治学科
ポジション:GK

<慶應義塾体育会ラクロス部>
鈴木 駿平(すずき しゅんぺい):慶應義塾体育会ラクロス部4年(サムネ画像左から3番目)
学部:法学部法律学科
ポジション:SSDM(ショートスティックディフェンシブミディ)

野村 龍之介(のむら りゅうのすけ):慶應義塾体育会ラクロス部4年(サムネ画像左から2番目)
学部:経済学部
ポジション:MD(ミディ)

長瀬 太輔(ながせ たいすけ):慶應義塾体育会ラクロス部4年(サムネ画像右から3番目)
学部:法学部法律学科
ポジション:FO(フェイスオファー)

ーラクロス部のお三方は自己紹介をお願いします。

長瀬:慶應義塾体育会ラクロス部4年の長瀬太輔です。SFC中学(=慶應義塾湘南藤沢中等部)のサッカー部から塾高(=慶應義塾高校)サッカー部に行って、ひょんなことから今、ラクロスをしています。

鈴木:慶應義塾体育会ラクロス部4年の鈴木駿平です。塾高サッカー部でしたが、今はサッカーを卒業してラクロスをしています。

野村:慶應義塾体育会ラクロス部4年の野村龍之介と申します。塾高サッカー部から、今はラクロスをやっています。

◯お互いについて

ーお互いの印象を教えてください。

※人数が多いため、ペットボトルのキャップが向いた人の印象を答えることになりました。

入江:長瀬の印象は、ゲームやっていたイメージ(笑)。あとドリブルが上手い。

茅野:スーパースターというか、SFCのプリンスって言われてて。

長瀬:それいつまで言ってるの…(笑)。あ、でも俺入江より身長高かった!(笑)

入江:確かに中学受験の時俺より高かったな。

野村:長瀬、一切成長していないんでしょ(笑)

鈴木:マジ一切(笑)

入江:一切。人としてもね(笑)

長瀬:そんなことないけどなぁ(笑)

ーお互いの部の印象を教えてください。

インタビュアー:まずはラクロス部からソッカー部への印象をお願いします。

長瀬:最初はあれだね、予定出るの1週間前、みたいな(笑)

鈴木:あるあるとしては、ソッカー部と予定立てると毎回ドタキャン(笑)

長瀬:あとやたらと温泉誘ってくる。

茅野:それはガチ(笑)

入江:それは個人なんだよね(笑)

茅野:思いつきでいける距離にいるのが良いんだよね。

根津:俺以外のこの5人が全員家近いのよ。だからいつも茅野が温泉に誘ってどっか行ったりとかしている。

鈴木:まとめるなあ。

茅野:高校の時もこうだったじゃん。

野村:ずっとみんなのお父さん的な存在だね。

長瀬:あとソッカー部はプロみたいな組織。サッカーに人生を捧げている人が多い。

鈴木:サッカー一本の生活を送ってる。サッカー部側はなんかないの?入る前と後で印象変わったりとかした?

茅野:厳しいって聞いていて厳しかった。

インタビュアー:続いてソッカー部からラクロス部への印象をお願いします。

茅野:日本一の組織だなって思う。

鈴木・入江:間違いない。

茅野:日本の中のトップってすごいなって思います。社会人リーグを倒して1位っていう。

入江:総じて日本一の組織っていうところかな。

ーそれぞれの部のアピールポイントを教えてください。

長瀬:人として?(笑)

インタビュアー:ごめんなさい、部としてで…(笑)

長瀬:チャームポイント的なことかと思った(笑)

鈴木:メンバーが面白いよね。あと上下関係が全くないとか。あと良い奴が多い。本当に。

長瀬:後日送るとかダメ…?(笑)

鈴木:ソッカー部はスッと答えられるの?逆に。

根津:アピールポイントか……アピールポイントって言われたら難しいけど……

入江:没頭できることかな。

根津:組織としてのストイックさみたいなのはあるかなって。みんなが……真面目なこと話すと浮いちゃうねこれ(笑)

長瀬:ソッカー部も出ないじゃん(笑)

入江:後日郵送…(笑)

鈴木:慶應のソッカー部にしかない強みとかないの?他のサッカー部にない強みとか。

入江:規律があること。

鈴木:ラクロス部は厳格ではないっていうところが1番大きいんじゃないかな。

野村:良い意味で自由。

鈴木:コーチがいなくて選手しかいないからその分。

根津:え、監督とかいないの?

鈴木:監督はいるけど指導とかはしない。

根津:そうなの!試合の時の戦術とかは誰が考えているの?

野村:選手。

長瀬:主将とかが考えている。

茅野:ソッカー部はロマンはあると思う。スポーツ推薦がない中で、スポーツ推薦がある大学を倒すのはロマンがあると思う。あるあるかもしれないけど(笑)。あとなんだっけ……ダイバーシティ。それがアピールポイントかな。

◯サッカーを続けた理由、ラクロスを選んだ理由について

ーラクロス部の3人は塾高時代はサッカー部だったと思うのですが、ラクロス部に行ったきっかけとか理由とかありますか?

入江:これ聞きたいね。

根津:聞きたい聞きたい。

鈴木:高3の選手権予選の直前くらいで骨折して、モチベーションが下がった。モチベーションの維持のためにチームのサポートに回りました。そうやって自分の中でチームを下から支えるみたいなところに作り替えて、高校の卒業研究でボトムアップに焦点を当てて研究しました。大学に上がるにあたって、サッカー部の選択肢はもちろんあったけど、選手だけ、学生だけでやっている団体があるらしいっていうのを大学に上がった時に聞いて、それがラクロス部で。自分のボトムアップっていう研究内容とすごくマッチしたから飛び込んでみようかなって思って入りました。

野村:全部一緒(笑)

長瀬:え、怪我したっけ?(笑)

鈴木:でも1個思ってたのは、サッカーだけで終わるのは勿体無いなって。ずっとサッカーだったから、それは勿体無いかなって。

長瀬:それはそう。めっちゃ思った。

野村:大学から始めやすいし。

長瀬:ラクロスはカレッジスポーツで全チーム大学から始めるから大学から始めやすいっていうのと、塾高は珍しくラクロス部が高校からある高校だから、友達がいて誘われてっていうのもある。

野村:あと日本一が現実的に見れる組織だから。

長瀬:高校サッカー選手権に憧れていて、サッカーは高校がピークみたいな勝手にイメージを持っていて、それが終わってもう目指せないってなったからずっとサッカーだったし違うスポーツにもチャレンジしてみようかっていう良い機会だった感じかな。

野村:俺は全国、一度も立てなかったからラクロスで立ちたいって感じかな。

鈴木:俺もそっちだ。

茅野:まとめると、大学サッカーの課題としては集客のところも挙げられるから、そこは俺らも選手の一員として今年は俺らも総理大臣杯に出られるからサッカーの魅力を伝えられるかなって。早慶戦もだけど、大学サッカーを盛り上げられるかなと。大学サッカーを盛り上げられるような企画を俺らもやっていかないといけないっていうところは、選手権とかに引けを取らない試合運営とか企画とかをやっていくチームになっていかないといけないと思っています。

ーソッカー部の3人はずっとサッカーをやるって決めて入ったか、それとも迷った末入部したかどちらですか?

入江:俺は決めてた。

根津:俺はちょっと迷った。他の選択肢として留学とかもあるから、そこを全く考えずに大学サッカーに入るのは違うなって思ったから、それをちゃんと考えた上で最終的に4年間ちゃんと打ち込めるところに魅力を感じた。留学は行く期間が決まっているけど、それよりは自分は4年間、目標を持ってやり通せるソッカー部の方が良いなって思ってソッカー部に入った。

茅野:俺も根津と近くて、大学入る時にフラットに色々なものを見た上でOBの方だったり、色々な人の話を聞く中で自分が1番やりたいものってなんだろうって考えた時に、サッカーだったなっていうところかな。

インタビュアー:入江さんはずっと入るって決めていて即決しましたか?迷わなかったですか?

根津:高1の時からずっと決めていたよね?

長瀬:決めてたよね。

入江:大学も入ろうと思って高校受験したから決めていました。

ーラクロス部の3人に質問です。サッカー続けている人を見て、自分も続けたかったなって思う時はありますか?

長瀬:未練とかじゃないんだけど、いまだにサークルの人たちとサッカーしたりしててサッカー楽しいなっていうのは思わなくはないかな。

鈴木:普通に俺は尊敬するかな。今も続けている人はすごいと思う。それはマジで思うかな。

野村:それは思う。普通だったらできないことだと思う。

根津:それはレベル感的にってこと?

鈴木:レベル感とかじゃなくて、精神力。

野村:そうそう。

鈴木:同じ競技をずっとやっていることが。ブレがないってすごい。

長瀬:この間試合見に行った時、めちゃくちゃ感じたね。明治学院大学戦かな?

茅野:アミノバイタルカップの国士舘Gでの試合。来てたの覚えてない?(笑)

長瀬:え、覚えてる?

鈴木:覚えてるでしょ(笑)。自撮りチャレンジに映ってたじゃん俺ら(笑)。タオル掲げて。

長瀬:あれはけたつもりなんだよね(笑)

入江:はけたつもりでタオル掲げてたの?(笑)

長瀬:それ見て楽しそうだなっていうのは思った。俺応援めっちゃ好きなんだけど、あの応援団の規律みたいな。それめっちゃかっこいいなって思った。やれるかどうかはさておき。

「アミノバイタル®︎」カップ2024 準々決勝 vs明治学院大学の試合後の「勝ちフォト📸」
6-1で勝利し、関東ベスト4進出を決めた。

ー慶應の良さは何だと思いますか?内部生だからこそ感じることでも、体育会に所属しているから感じることでも大丈夫です。

長瀬:慶應の良さは伝統があることだと思います。

茅野:早慶戦があることは大きいかな。他の部活の早慶戦とか行くとやっぱり鳥肌立つし、お互いにそういう刺激とかもらえたり与え合ったりできるっていうのは、早慶戦っていう伝統があるからこそだと思う。しかもそこに普段関わっていない人も来てくれるじゃん。普段サッカー見なくても早慶戦だから観に来てくれる人もいて、色々な人に見てもらえるとかっていうのは、すごい自分にとってもモチベーションになるなって思います。

根津:一貫校出身だと、友達とかも多いから早慶戦を応援してくれる人はめちゃくちゃ多いと思ってて、大体去年も早慶戦のゴール裏って塾高生がいっぱい来てくれて1番声出してくれるじゃん。そういうのは一貫校の良さでもあり、早慶戦の良さっていうのは、毎年感じるね。

鈴木:そこは早稲田よりあるんじゃない?

入江:まとまりっていうか。

鈴木:早稲田よりまとまりみたいなのはあるよね。早慶戦見てても思うし。

長瀬:一生黄色好きだもんね(笑)

茅野:根津が言ったことは本当にそうだと思う。

入江:間違いないね。

早慶クラシコ2023のゴール裏応援席の様子。
たくさんの一貫校生が集まり、荒鷲イレブンに熱い声援を送った。

ー早慶戦に懸ける想いや懸けていた想いを教えてください。

鈴木:ラクロス部入ったら、というか体育会入ったら早慶戦は1番目標だったし、"全国の舞台"とか言ってきたけど実際早慶戦が1番目標だったし、その舞台に結構出場できたことは自分としては満足だし、学生生活で達成したいことは達成できたかなって感じだからそれはどの体育会の部員も同じ想い掲げて早慶戦に取り組んでるんじゃないかなって思いながら……応援しています(笑)。本当に自分としては早慶戦に出ることが目標だったから、それに出ることができたのは本当に貴重な経験でした。

長瀬:ラクロスの早慶戦って結構特殊で、人が全国の決勝より入る舞台だから。集客力がすごくて、余計目指したくなる。

根津:だってあれでしょ、全大学動員されるんでしょ。

長瀬:それは今年の早慶の実力を観れるから……基本早慶がトップだから。

根津:あ、自主的にみんな見に来るの?偵察で。

長瀬:今年のリーグのレベル感を知るみたいな。

茅野:それえぐいな。

鈴木:それ見て慶應戦は対策してくるし。早稲田戦も然り。

根津:自分は中学の時から慶應に入って、中学1年生の時からずっと観ていた早慶戦で、選手として関われるチャンスがラストだからこそ、やっぱり死ぬ気で出たいっていう想いがあるし、出て今一緒にいるラクロス部の人とか、塾高サッカー部の人とか、同期とか含め、色々な人に応援されたいっていう想いがあるから、そういう人たちに恩返しするために最後何としてでも出て、勝って、みんなで喜びを分かち合いたいなと思っています。

入江:激しく同意です。

茅野:しかも今年国立だしね。国立の舞台で根津も言ってくれたように、さっき言った内部生とか大学の友達とかみんなに普段頑張っていることだったりとか、一生懸命生活を懸けてやっていることをプレーだったりとか、ピッチ上で証明したいし、それが早稲田に勝って、若き血をみんなで歌えた時の瞬間を目指して、大1以来の勝利ができたらなって思っています。

根津:しかも大1の時は若き血歌えなかったもんね、コロナで。

茅野:今年勝ったらちゃんと歌えるよ。

長瀬:大1の時って勝ったっけ。あ、あのはしけんさん(R4卒・橋本健人=現アルビレックス新潟所属)が決めたやつか。

茅野:この間早稲田の人たちと企画で会った時もめちゃくちゃ激ってたから、監督も。

鈴木:勝つしかねえじゃんそれ。

茅野:本当にそう。勝ちます。

鈴木:あとあれだ。行くかぁ、東北。総理大臣杯。全国の舞台。

茅野:仙台まで来てくれるの(笑)

野村:ちょっとありだよね(笑)

長瀬:いや全然ありだよね(笑)

入江:ほぼ根津と一緒だけど、やっぱりサッカーを十何年間やってきて、1番大きい舞台であることは間違いないし、もちろん関東続くから最後は関東の結果だけど、早慶戦出るっていうのはやっぱり1個、大きな目標ではあるから色々な人への恩返しも含め、そこに向けて全力でやるしかないかなって感じです。

鈴木;アツいなぁ。

野村:痺れるねえ。

ー最後に何かあればお願いします。

鈴木:飯行こ!(笑)


最後までお読みいただき誠にありがとうございます!塾高サッカー部から体育会ラクロス部を選んだ3選手と体育会ソッカー部を選んだ3選手の対談はいかがでしたでしょうか?
高校の時、部員数が多い中切磋琢磨して過ごしてきた6選手だからこそ、懸ける想いの強さを感じることができる対談でした!

8月25日、聖地・国立競技場。
大学サッカーで最も熱い戦いが幕を開けます。
スタンドから熱い応援を送ってくれる旧友の想いを乗せて戦う選手たちの姿を是非、現地でご観戦ください!

【早慶サッカー定期戦 -試合情報-】
8月25日(日) 18:00kickoff
聖地・国立競技場にて開催いたします。
11年ぶりの国立早慶戦。
是非ご来場ください!

チケットは以下のサイトよりお買い求めいただけます↓


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