ソロキャンプ 2021.4.9-10 ①桜編
先週末に4回目のソロキャンプに行ってきました。
キャンプ飯については現地でスマホからポチポチ書いたのですが、自分用の記録も兼ねて詳細を綴ってみたいと思います。無駄に長文化したり写真がかぶったりしそうですが、なにとぞご勘弁を。
さて、4回目のソロキャンプ。今までは自宅からキャンプ場まで直行直帰スタイルだったのだけれど、今回はその前にちょっと寄り道をしてみることにした。
富士吉田の染井吉野が、まだぎりぎり楽しめそうだったからだ。
ここはインスタで知ったのだけれど、ザ・日本の春!的風景が楽しめるということで大人気スポットになっているらしい。現地情報によると、満開はすでに過ぎたものの(今年の桜前線はすごいスピードで列島を駆け抜けていると思う。そんなに慌てなさんなよ……)、まだなんとか花は楽しめそうだ。
しかしながら、なにぶん大人気スポットである。屋外とはいえ、密が気になる。平日とはいえ週末だし、お天気もよさげだし……どうしたものか。
出発当日の朝まで悩んだ結果、「とりあえず行ってみて混んでるようならスルーする」とマイルールを掲げ、立ち寄ってみることに決めた。
午前8時に自宅を出発し、途中SAでお手洗い休憩を挟みつつ、1時間ちょっとで現地の駐車場に到着。
公園の最寄りの駐車場に、あっさり車を停めることができた。あれっ……思ったより空いてるの?
案内してくださった係のおじさま方の雰囲気を見ても、全然まったりしている。これはイケるのでは……!
期待に胸を膨らませつつ、カメラバッグを背負って意気揚々と桜スポットを目指し始め……たのはよかったのだけれど、歩き出してすぐに約400段の階段が待ち構えていた。そうだ、ここは階段をゴリゴリ登らされる観光スポットだったっけ。
なかなかにエグみのある階段をえっちらおっちらと登り、桜スポットである忠霊塔に辿り着く頃には全身汗まみれの落ち武者状態になってしまった。日頃の運動不足が忠実に肉体に反映されている模範例です。
早くも両足は生まれたての小鹿状態である。しかしそんな落ち武者を待ち受けていたのは
おお……!ザ・日本の春的景色!
富士吉田の桜は予想以上に頑張っていてくれた。ひょっとして自分を待っていてくだすったのだろうか、等と図々しい喜びに一気にテンションが上がる。
さあ、次は忠霊塔と桜と富士山のコラボだ!
スキップさながらの足取りで展望台への階段をさらに登ると、そこに、待ちわびた風景が
……あれっ。富士山は?
青空に白い雲、忠霊塔の朱赤、そして桜。ザ・日本の春がそこにある。
でも富士山は……?
ふじさーーーーーんンンンンンゥ!!!!!!!(号泣)
そこそこいいお天気なのに、富士山方面だけにがっつり雲がかかっている。なんという悲劇……いや、まあ富士山あるあるですけどね。
本音を言えばここで粘って雲が切れるのを待ちたかったけれど、展望台は5分入れ替え制になっていて、私が展望台にいる間にも眼下に待機列が伸びてゆくのが見えた。私自身は待ち時間ゼロでここまで来られたけれど、そろそろお客さんも増えてくる時間帯なのだろう。
展望台についていた警備員のおじさまも、しきりと「5分入れ替えね!来たかったら一度降りてまた並んで登ってきてね!みんなここから見たいからね」と繰り返していらっしゃった。うむ……うつくしい景色はみんな見たいもの。それに、忠霊塔と桜が拝めただけでも充分だ。富士山は、また次の春に狙ってみればいい。
ということで5分で展望台を降り、忠霊塔の足元からの景色を再び楽しんだ。展望台はさすがに人が集まっていたけれど、降りてきた所の広場はあまり混雑もなく、ゆっくりと染井吉野を見上げることができた。
いやあ、本当に予想外に花が頑張ってくれていたのがうれしい。まだ本来の目的地に辿り着いていないのに、満ち足りた気持ちで再び駐車場に戻ってきた。
そこからは河口湖方面を抜けて、この日の目的地を目指した。途中の河口湖では桜まつりが開催されていて、こちらの染井吉野もまだまだ花盛りだった。ちょっと心が揺れたけれど、祭会場付近は結構な人出だったため、立ち寄らずにぐるっと湖を一周して車窓からの花見を楽しませてもらった。
その道中、ぽっかりとひとけの少ない桜スポットを見つけたので撮った一枚。湖からの風がとても心地よかった。
こんな場所でテント張れたら最高だろうなあ。
「ソロキャンプ」とタイトルに銘打ってるのにキャンプ記事でなくて、あいすみませぬ……。②からはソロキャンプ記事になります。というわけで、続きます。