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ワンタンスープ

今夜の晩ごはん、ワンタンスープ。おろしにんにくとおろししょうが(チューブのもの)をごま油で炒め、香りが立ってきたら千切りのにんじん、ざく切りにした小松菜の茎の部分を入れる。にんじんがしんなりしてきたら小松菜の葉も加える。小松菜にしっかり火が通るまで炒めたら、下茹で済みのたけのこ、しめじ、もやし、水と酒を追加。鍋が沸騰したら市販のワンタンについているスープ(醤油味)と鶏がらスープの素、みりん少量で味つけして、あとは野菜が好みのやわらかさになるまで煮込む。最後にワンタンと黒こしょうを入れて、ワンタンが自然にばらけるまで火を通したらできあがり。


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今日は野菜がたっぷり食べたいなと思い、その欲に従って台所に立った結果、ワンタンスープというよりむしろ中華風野菜スープのワンタン添えみたいなもんができあがった。こういうスープの時はなにがしかの肉を入れるのだけれど、ワンタンに肉入ってるのであえてヌキで。肉の出汁はほとんど効いていないけれど、鶏がらスープの素が野菜の青臭さを丸くしてくれていておいしい。あまり長時間煮込まなかったので(なぜなら腹が減っていたからです)、もやしとたけのこはいい具合にしゃきしゃきしているし、にんじんにもかすかな歯ごたえが残っている。逆にしっかり火を通した小松菜はほどよくクッタリしているし、しめじはぷりぷりに仕上がった。つるんと喉を通るワンタンと合わせても、なかなか食べごたえがある。ごま油の香りと野菜の旨みが溶け込んだスープを飲み干すと、身体が芯からほかほかになった。ごちそうさまでした。


煮込む系料理を作った時の常として、一食分にはやや多すぎる量ができあがってしまい、鍋の中にはもう一食分がしっかり残っている。明日はこれを多少アレンジして食べようかと思います。ラー油でピリ辛にするか、お酢をたらしてさっぱり方向にするか……卵とザーサイなんか入れてみてもおいしそう。そしたらワカメも入れて……なんてやってるとさらにもう一食分増殖してしまいそうなので、具の追加は慎重に判断しようと思う。と、己への戒めとしてここに記しておきます。

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