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プレイリスト

Appleミュージックをファミリープランにしていて、夫と息子と共同プランにしている。それぞれのプレイリストや履歴はコントロールできるので個別プランとなんら変わらずに使えてる(と思ってるのだけど、違ったらすみません)。

お互いに曲を共有することもできるけど、音楽ってすごく個人的な好みに細分されてるので余り意味がないと思っていた。

それが、ある日ふと、「共通の思い出が蘇るリストなら楽しめるかも」と思いつき、何がそれに当たるかなぁと考えてみて、ひとつ思いついたので書いてみます。

ドラマを一緒に観た記憶。

長いこと一緒にいて、いちばん多くの時間を過ごした出来事といったら、ごはんと、テレビだな、と思った。

ごはんは朝昼晩あって、別々の日も多いけれど、誰といちばん一緒に食べてるかというと夫だろう。

次はテレビだなぁ。

ごはん食べながら一緒にみたり、休日の朝に二日酔いの頭を抱えながら、ベッドの中で昼までテレビのチャンネルぽちぽちしながら何か食べる元気が出てくるのを待ったり。

その中で音楽と紐づくのはドラマの主題歌だ。印象に残っている好きなドラマで、いいタイミングでかかるメインテーマや主題歌は、その曲やフレーズを聴くだけで、ドラマのストーリーや切なくなった気持ちや温かいものが蘇ってくる。

そう思い、ネットで「人気ドラマランキング600」なるサイトを見つけ、タイトルを見ながらいろいろ思い出し、主題歌を集めてプレイリストを作ってみた。

ランキングなどに頼らず、指名買いでリストしたドラマもある。

あしたの、喜多善男
ハゲタカ(NHKの方)
白夜行(山田孝之の方)
流星の絆
救命病棟24時(第1シリーズ)
シェフは名探偵
ディナー

私が思い込んでるだけで、夫の記憶には薄いかもしれないし、個人的に観たドラマにすればもう少し別の曲も入ってくるけど、とりあえずリストは一旦完成。

通勤時などに流してみると、曲を聞いてもドラマのことを紐付けて思い出せないものもあったり、あ、あんなドラマもあった、と思い出すこともあるので、この辺りは入れ替えをしばらくしていこうと思っている。

リストにしてみて、いちばん切なかったのは「白夜行」の「影(柴崎コウ)」だった。もう何年も前に見たドラマだったけれど、曲を聞いていたら切ないシーンのいくつかが思い出されて涙が出そうになってしまったほど。

もうひとつは、「あしたの、喜多善男」の「マイ・トゥモロウ」。これは、もう好き過ぎて小曽根さんのサウンドトラックCDはすぐに買ったし、DVD-Boxも買ってしまったので、懐かしいというよりは今も繰り返し聞き、観ている作品。
主人公の喜多さん(小日向文世さん)に、時折り、ネガティブな考えを植え付けようとする二重人格の別人が降りてくるんだけど、その演じ分け(対話する)が素晴らしくて夢中になって見ていた。音楽は、劇伴も含めて全編小曽根さんの書き下ろしで、CD添付されてるライナーノーツもすごく素敵で、ドラマの余韻が蘇ってくるような内容だったなぁ、今夜家に帰ったら読み返してみよう。

これも毎週楽しみに一緒に見た。覚えてるかなぁ。こんど、リストを共有して、聞いてみよう。


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