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どうすればよかったのかを振り返る作業

めちゃくちゃ頑張って、それでも結果が出なかったので、同じように、めちゃくちゃ頑張ったのにうまくいかなかった時の、自分の仕事について振り返ってみます(今朝の試合にある程度なぞらえたいので、機会は多くないけどコンペを例にします)。

振り返り① 直前のパフォーマンス

たぶん、まず直前にやったことの出来不出来を考える。プレゼンでの説明のパフォーマンス。相手の納得を得られる出来だったか。質問を引き出したか。提案した企画の柔軟性や、こちらの力量を感じてもらえたか。

私の場合は目の前に競合がいるわけではないけれど、コンペティターの出方はある程度予測しながら、最終的には自分たちの強みを最大限に出すことを目指すので、それができたかどうか。

シティはやってた。
ただ、相手が思った以上に粘り強くて割り切ってきた。

振り返り② 練習内容


次にプレゼンの練習を振り返る。充分に練習したか。流れ作業のようにやっただけじゃないか。やってみて、うまくいかなそうな点は直したか。よくあるのは時間切れだ。直したいけど、もうこれでいくしかない。ただ修正はキリがないので、時間切れの後は割り切ってやり切る方が良いと思う。

シティはやってた。サイド攻撃無し、サイド攻撃2枚を試して、今日はグリからドク、と使って来た。相手のストロングを考えて、ストーンズではなくアカンジにしたと思う。

振り返り③ 提案内容

そもそも良い企画なのか。良い、というのは独りよがりではなくて相手がやりたいと思えるものだったのか。良い企画にするためのヒアリングやリサーチは充分だったのか。

これは言うまでもない。お金も時間もかけて準備はしてる。今あるリソースの全てを賭けたと言ってもいいだろう。

私の仕事では、そこまで掛けて向き合う仕事は少ない。常に複数の案件が動いていて、そちらの手を抜くことはない。でも、シティもそうか。国内リーグもあるしカップ戦もある。選手たち個人は代表もあるわけだ。どうしても被ってしまってまともな仕事ができなそうな時は、担当を変えてもらう判断もあるのだろう。

振り返り④ そもそも勝算はあったのか。

割けるリソースが限られていて、やるべき仕事が複数ある場合は、昔は徹夜で頑張ってきたけど、今はそういうことはしないから、じゃあやるべきだったのかどうかの判断はどうだったのかを振り返ることになる。他の案件よりも優先して、しっかり時間もコストも掛けて取り組んだのに勝てなかったのは、勝ち筋がなかったのではないか、という検討だ。撤退もしくは勝ち以外のゴール設定をして、それを得ることを目指す。

例えば、若手の抜擢で成長機会とするとか、本件以外の商談チャンス(好印象を残して後日別件のご相談をいただくとか)とか。

シティの場合はこの勝負に勝つしか選択肢はないけれど、例えば国内リーグでは残留争いに巻き込まれてる状況下の場合は、どちらを優先するかはクラブは検討するだろう。もちろんサポーターには「どちらも獲得する」と言うのはお約束。そこはこちらも同じだ。

とりあえずここまで。
考えたらまだまだありそう。
シティをお手本にしたら、まだまだ、できてないことも、見えて来そう。

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