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早稲田政治経済学部 新入試・総合問題 完全解説 2025年版【合格者が教える!】 

※本記事は、2024年6月21日に最終更新しています。

今回は、早稲田政経2021年度一般入試を受験し、合格した私が、政経の入試改革を徹底解説していきます!

この記事をご覧いただいている方は、早稲田大学政治経済学部の受験を少しでも検討され、新入試に関する知識もある程度あるかと思います。

本記事は、ネット上に新入試の情報は少なく、
「大学HPを見ても、予備校の解説ページを見てもわからない...結局何が正しい最新情報なの...?」という受験生の皆さんに、
新入試の仕組みを完全に理解していただけるような内容
を記載しています!

⚠既に入試方式については理解しており、
「勉強法」や「攻略法」を知りたい受験生は、次の記事をご覧ください。


●目次


●2025年度~の新課程について

2025 年度「一般選抜」(2025年2月実施)から、共通テストに新課程が導入されます。ただし、2025年度に限っては、必須科目のうち1つの数学が「①数学Ⅰ,数学A ②旧数学Ⅰ・旧数学Aから1科目」、選択科目も旧課程のものを選択でき、得点調整も行われるため、共通テストの戦略については大きな変化はないと考えます。
(情報の出所:早稲田大学HPの新課程に関するページ

なお、総合問題にも変更はありませんので、皆さんは新課程にとらわれることなく、ご自身の選択科目の点数をいかに上げるかに専念されることをおすすめします。

●新入試の配点と換算方法解説

まず、基本ですが、一般入試は合計200点満点で争われます。
そのうち、共通テストと学部独自試験の点数が、100点ずつをしめています。

【共通テスト(100点)】

・英語(200点、リスニング・リーディングの換算比率は1:1
・国語(200点)
・数Ⅰ(100点)
それぞれ25点に圧縮され、75点分。ここまでは、受験者全員同じです。

残りは、
①世界史B②日本史B③地理B④現代社会⑤倫理⑥政治・経済⑦倫理、政治・経済⑧数学Ⅱ・数学B⑨理科基礎から2科目⑩基礎なし理科

から1科目(選択科目、100点)が25点に圧縮されます。

※国立志望の方で、選択科目の中で複数の受験科目がある方は、自動的に、最も点数が高い科目の点数が採用されます。

【学部独自試験(100点)】
100点満点の一発勝負です。試験時間は120分です。

早稲田大学HP には、
「日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式とし、記述式解答を含む。」と説明がありますが、なんのことかわかりませんよね。

内容としては、以下の3つで構成されています!
・日本語の長文問題
・英語の長文問題
・自由英作文

●一般入試 募集人数

・経済学科140名
・政治学科100名
・国際政治経済学科60名


※人気順に募集人数が多くなっていますね。
※学科の併願はできませんので、出願時に、志望学科を選択することになります!同じ政経学部の受験者でも、出願学科が違えば直接争うことはないということです。もちろん、入試問題は同じですが。

●一般入試 実質倍率・合格最低点

<2023年度>
政治学科:2.7倍ー151.5/200点
経済学科:3.7倍ー159/200点
国際政治経済学科:3.5倍ー158.5/200点 

<2022年度>
政治学科:3.1倍ー152.0/200点
経済学科:3.8倍ー155/200点
国際政治経済学科:3.2倍ー155.5/200点 

<2021年度>
政治学科:2.8倍ー148/200点
経済学科:5.2倍ー156/200点
国際政治経済学科:2.8倍ー151/200点

※2024年6月21日の執筆時には、2024年度入試の合格最低点は公表されていません。

経済学科の倍率がずば抜けて高いですね。
実はこれ、予測できたことなんです。
その理由は、次の記事に載せています!ぜひ、合わせてご覧ください!


●過去問はどこにある?

・2024年6月現在、公式HPの下記のページに、過去問が掲載されています。しかし、2021~2023年度全てで、著作権の関係で掲載されていない文章があります。
・受験される方は、赤本など過去問冊子を購入されることをおすすめします。

2021年の過去問はこちらをタップ(PDFに遷移します)

2022年の過去問はこちらをタップ(PDFに遷移します)

2023年の過去問はこちらをタップ(PDFに遷移します)

※下記の解説記事は、自分が受けた問題や後輩、教え子から問題を見せてもらい、最新年度まで徹底分析をしています。

早稲田政経一般入試、結局対策は何をすれば良いの!?

今回の「早稲田政治経済学部 新入試解説」は以上になります。

しかし、私は受験生時代、

・過去問が少なすぎて、練習ができず、不安...
・他にない入試傾向なので、対策方法がわからない
・最難関国公立や早慶他学部との併願を考えているが、どのように対策を両立すればよいかわからない

これらの不安を持っていました。
しかもこれらは、ネットや先輩に聞いても解決しないと思います。
なにせ、情報が少なすぎますからね。私自身、現役時代本当に苦労しました。

このことを踏まえ、

● 新入試の知られざる”穴”とは?(入試方式の解説も!)
● 3年度分の結果から考える、合格目標点数(どこで何点とれば良い?)
● 政経を目指す上で、これだけは知っておきたい5つのこと
● 私の2021年度 入試本番の感想・ペース配分
● おすすめの総合問題 対策ノウハウ

(これらの内容は無料で見ることができます)

を記事にまとめました!

ぜひご覧ください!⬇⬇⬇


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