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【早慶推薦入試はこれだけ見とけ!】推薦入試を考え始めたら見るnote

こんにちは!マナベル編集部です。
今回は、ご要望が多かった推薦入試について、解説していきます。

「推薦入試ってどんな種類があるの?」
「推薦入試枠はどこで確認するの?」
「推薦入試はいつから対策しないといけないの?」

こんな悩みを持つ高校生も多いのではないでしょうか?

今回は「推薦入試とはどんな試験か」「いつから対策すべきなのか」「どうやって出願するのか」「一般入試との違いは」など推薦入試についてのお悩みを全て解説していきます!

推薦入試の基礎知識

推薦入試の種類とは

推薦入試には大きく以下の4種類があります。
2020年度入試より名称が変わっていますので、複数の名称で解説を行います。

①学校推薦型選抜【旧公募推薦(一般)】
大学側が求めている出願条件を満たし、学校長からの推薦をもらうことで出願する入試です。
高校からの推薦をもらっても必ず合格できるわけではありません。
学校長の推薦状や大学の出願条件を満たしていれば誰でも応募できる推薦入試です。公募推薦入試は指定校推薦入試と違って、必ずしも合格が確約されている訳ではありませんが、指定校推薦に比べると内申点の条件は緩めですので、より多くの人が受験できるチャンスがあります。大学側が定める評定平均値を満たしている高校生は多くないので、一般入試と比べると倍率が低く、合格しやすいです。指定校推薦とは違い、公募制推薦は試験(面接・筆記試験)を受ける必要がありますので、しっかりと対策をするようにしましょう。
公募推薦入試の選抜方法は、各大学によって異なりますが、一般的には、自己推薦書やレポートによる書類選考→小論文と面接という流れで選抜している大学が多いです。
公募推薦入試を実施している大学の中には、上智大学や学習院大学のように「合格したら入学を確約できる者」といった条件を掲げている大学もあります。こうした場合は、当然ながら合格したらもう他の大学を受けることはできません。出願する大学の応募要項はしっかりとチェックするようにしましょう。

上智大学、津田塾大学、同志社大学などで実施
http://www.university-navi.info/entrance-examination/recommendation/


②学校推薦型選抜公募推薦(特別選抜)】
大学側が求めている出願条件を満たし、学校長からの推薦があれば出願できる入試です。
高校からの推薦をもらっても必ず合格できるとは限りません。
文化活動やスポーツにおいて実績を残した人が出願できる推薦です。
一般的にはスポーツ推薦、文化活動推薦、有資格者推薦とも呼ばれています。実績による評価になりますので、評定平均の基準を設けていない大学が多いです。
主な特別推薦の種類は以下の通りです。

スポーツ推薦
全国大会や県大会における上位入賞実績を評価。対象となる競技種目は大学により異なる。
・文化活動推薦
音楽・美術・演劇など、文化・芸術分野において、全国または都道府県レベルで入賞した実績を評価。大学により分野や種目の指定がある。
・社会活動推薦
地域環境美化、高齢者や障害者介護などの奉仕、ボランティア活動などの実績を評価。
・課外活動推薦
生徒会役員や部活動で、優れた活動に携わった実績を評価。
・特定教科推薦
志望学部・学科において必要となる教科の成績を評価。
・有資格者推薦
英検、TOEIC、TOEFL、簿記、情報処理など、志望学部・学科にかかわる一定ランク以上の取得資格・検定合格を評価。
・自己推薦
学校長推薦の必要がなく、自分の得意な分野をアピールする。

大学によって特別推薦の枠も変わりますので、必ず志望大学の募集要項をチェックするようにしましょう。

③学校型選抜【旧指定校推薦】

指定校推薦は、各大学が指定した高校の生徒のみが受験できる推薦入試です。そのため自分の通っている高校が指定校に選ばれていなければ出願することはできません。必ず担任の先生にどこの大学の指定校推薦があるのかを事前に確認するようにしましょう。

また指定校推薦に出願するには、まず大前提として各大学が定める評定平均値を満たさなくてはいけません。評定平均値とは、高校1年生から出願時までの成績の平均値のことであり、1〜5までの5段階で表します。

目安として評定平均値が4.0以上であれば、一部の難関校を除いてほとんどの大学に出願できるでしょう。ただし、高ければ高いのに越したことはありませんし、5.0を目指すつもりで勉強しないと実際に4.0以上を獲得するのは難しいと言えます。

④総合型選抜【旧AO入試】
※公募推薦(特別選抜)と内容が近いものも多いです。
基本的には学校長の推薦を必要としない推薦になります。学業成績に基準を設けないケースが大半です。しかし最近では、学力試験を課すこともあり、学力面での基準も設けられるようになりましたが、AO入試では、「その大学で学びたい」という意欲が重視されます。そのため自分自身について見つめ直したり、大学の特徴などを調べることが重要です。
他の推薦入試との一番の違いは、「大学が求めている学生を選抜する」という点です。
私立・国立問わず数多くの大学・学部で実施されていますが、大学によって「求めている学生像」が異なるため、選考内容も大学ごとに大きく異なります。ぜひ志望大学の選考内容をチェックしてみてください。

推薦入試の出願方法について

推薦入試の種類は知っていても
①自分の高校に枠がどれだけあるのか
②志望大学にどんな推薦入試制度があるのか
③どうやって出願すればよいのか
など分からない人が多いと思います。

上記3つについて一つずつ確認していきます。

①自分の高校に推薦枠がどれだけあるのか

確認する方法としては
・ネット上で自分の通っている学校の推薦枠を確認する方法
・進路指導の先生に確認する方法
の2つがあります。
一番正確な確認方法はやはり、「進路指導の先生に確認する方法」です。
学校の掲示板などで公開されている可能性もありますので、積極的に確認してみましょう。

②志望大学にどんな推薦入試制度があるのか

大学のHPを確認してみましょう。毎年制度や推薦枠は変わることが多いので、インターネットの情報をうのみにせず、大学の公式HPを確認しましょう。
大学によっては学部ごとにまとめており、かなり見やすいことが多いです。
早慶の推薦入試制度はこちらをご覧ください.

早稲田の推薦入試枠について

慶應の推薦入試枠について

推薦入試で早慶に合格した先輩の話が聞きたい人はmanabelのオープンチャットで気軽に相談してみてください。


③どうやって出願するのか

【指定校推薦】
学校の先生に指定校推薦を受けたいという意思表示をしてください。その後学内での選考や出願の流れが始まります。

【指定校推薦以外】
志望大学のHPを確認してください。出願表や募集要項が公表されているはずですので、要項に沿って出願を行ってください。

推薦入試対策いつからやるべき?

推薦入試は6月以降募集要項が発表されます。推薦入試は出願後すぐに選考が始めることが多いので、 要項発表後すぐに対策を始めることが大切です。
一般受験の勉強をつづけながら推薦入試対策を行うのは大変ですが、頑張りましょう。

AO入試や推薦入試で必要なものを考えると、
・ボランティアや表彰などの活動実績
・志望理由書
・小論文対策
・面接対策
・大学別の課題
等が考えられます。

AO入試では活動実績は非常に重視されます。活動実績を作るためにも、半年以上前から活動をしておくと良いでしょう。

次に志望理由書の作成に入っていきます。志望理由書は書いては添削の繰り返しにもなりますし、志望理由の軸をどこに置くかも重要になるため、これも半年くらいは期間をいておきたいです。

次に小論文対策。AOや公募推薦では必要になる大学も多いと思います。文を書くだけとなめてかかると痛い目に合うので要注意です!

合格できるレベルの文章が書けるようになるまで、こちらも半年くらいはかかると思っておきましょう。

面接対策は1〜2ヶ月くらい前からコツコツやっておきたいところ。大学別の課題がある場合は、課題の内容に応じて必要期間も変わるので、早めに調べておきましょう!

つまり、志望理由書は活動実績が出来てから作っていく都合上、活動実績が不足している人は1年、ある人は6ヶ月くらいの期間が必要ということになります。他のものは活動実績、志望理由書と並行して進めていきましょう。

また、調査書点として学校の成績も大事になることが多いので、テスト対策や提出物はしっかりとすることも大切です。

指定校推薦受験のスケジュール

生徒への掲示 7月下旬~8月上旬
担任へ出願申込 9月中
校内選考 9月中旬~10月上旬
本人へ連絡
出願 10月~11月上旬
指定校推薦入学試験
推薦入学試験合否の通知 11月下旬~12月上旬

●選考突破の流れ
・1年、2年、3年1学期までの評定平均が選考基準となります。
・大学により評定の基準は様々です。
・高校が校内で指定校推薦入試希望者を募集・選考し、出身学校長からの推薦を受けることが出来れば出願できます。
・条件に出願条件を満たしていても、高校内で複数受験希望者がいる場合は評定平均の高い生徒が推薦されることが多いです。
・中には出席日数の基準がある大学あります。
★評定を取るために1年生から高い水準の評定を取るようにしましょう
★志望動機を固めるため、募集要項発表後、すぐに文章を作りはじめ先生などに確認してもらうようにしましょう。

公募推薦受験のスケジュール

進路指導室で入試要項を自分で確認 6月以降
担任へ出願申込 9月下旬
校内選考 10月上旬
本人へ連絡  
出願 11月上旬
公募推薦入学試験 11月下旬
推薦入学試験合否の通知 12月上旬~中旬

●選考突破の流れ
・出願条件は大学にもよるが1年、2年、3年1学期までの評定平均3.5~4.3以上となっていることが多いです。
・筑波大など「評定Aの4.3以上+付加要件」が条件の1つになっている大学も多いため、必ず募集要項をチェックしましょう。
・出席日数、部活動、生徒会活動、資格(英検など)研究、ボランティアなどの実績などがある者を条件にする大学もあり。
・私立大学指定校推薦同様、評定平均の高い(定期テストの成績が良い)生徒達によって推薦枠を競い合う事になります。

AO入試受験のスケジュール

説明会参加 5月~8月
オープンキャンパス参加 7月~8月
エントリー・出願 9月~
書類選考・面接などの選考 9月中旬~10月
合格発表 11月~

●選考突破の流れ
・9月のエントリーを見据えて2年生のうちから面接で話すことができる活動を始めることが大切です。

推薦入試受験の際の注意点

一番注意してほしいことは一般受験の準備をおろそかにしないようにすることです。公募推薦の入試は10月から11月に行われ、合否は11月から12月に発表されます。もし推薦入試が不合格だった場合、そこから受験勉強を再開しても合格する望みは薄いです。できる限り、推薦入試の対策と受験勉強は両立させるようにしましょう。

次に、よくあるミスが願書の提出日のミスです。「締切日」の確認とともに注意したいのが、「必着」なのか、または「当日消印有効」なのか、ということです。「必着」の場合は、その期日までに送り先に郵便物が届いていなければいけません。一方、「当日消印有効」は、期日までに送り先に郵便物が届いていなくても、配達受付の「消印」が期日内に押されていればOKです。大学側がどちらを指定しているのか、前もってしっかりと確認するようにしておきましょう。また、郵便物は近所であれば発送から1~2日で到着しますが、遠方の場合や天候、郵便物の混雑状況などによっては遅れるケースもあります。多少の問題があってもしっかりと届くように、余裕をもって提出するようにしましょう。

小論文対策必勝法

小論文は、初心者にとってはなかなかハードルが高いものです。なぜなら、普段は400字を越える文章を書く機会があまりないからです。小論文は最低でも800~1200字であり、もっと多い字数を求められることも珍しくありません。長い文章を論理的に書くためには、「文章のパターン」の習得と繰り返しの添削指導が必要です。加えて、課題文を正確に理解する読解力や読解した内容をもとに意見を書く文章構成能力、自分の意見を述べるために必要な前提となる知識など、多くの能力が必要です。小論文を課す大学に出願しようと考えている場合、できるだけ早く担任の先生や国語の先生と相談し、早めの対策をしましょう。また少なくとも、過去1年の主要なニュースや受験する学部・学科に関するニュースはチェックするようにしましょう。前提知識を少しでも蓄えた状態で書くことで、小論文の出来が格段に上がります。

面接対策必勝法

面接では、志望動機が最も大切です。どうして、ほかの大学ではなくこの大学に入りたいのか。入った後には何をしたいのか。卒業後にはどうしたいのか。明確にしておくようにしましょう。面接官が受験生について知りたいのは、「入学後にどれだけ何を頑張りたいのか」です。

そのために必要な対策は以下の通りです。

①大学研究
志望学部のパンフレットを読むだけでは不十分です。学部の著名な教授の最近の研究やゼミでマナベル内容まで調べることが極めて重要です。

②志望理由
丸覚えする必要はありませんが、なぜ自分がその学部に入りたいのか論理的に話せるようにしておきましょう。志望理由は自分ひとりで作成しても良いものはできないため、先生や親に確認してもらいながら作成してみてください。

最後に

推薦入試は多くの種類があり、仕組みやルールが良く分からない人も多いのではないでしょうか?ぜひ何か聞きたいことがあれば、manabelのオープンチャットで質問してみてください。現役の早慶の先輩がすぐに回答してくれます。読んでいただきありがとうございました!

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①なぜ、新規のオプチャを開設するのか

当初、manabelは「早慶を受験したいけど、方法が分からない」「身近に早慶の大学生がいない。できれば、現役の学生に相談したい」
そんな受験生をサポートしたいという思いでオプチャを開設しました。

しかし、学生側から「もっと本気の指導がしたい」ということを何度か言われ、どこかのタイミングで対応する必要があると思っていました。

少数精鋭型になりますが、【本気版】では、厳しくかつハイレベルな指導を目指したものになります。

②【本気版】はなぜ、少数精鋭なのか

これは、指導に携わった人は全員理解できると思いますが、「ある教科だけ」「ある質問だけ」の指導では、レベルアップをさせることはできません。
時間管理から、模試などを含めたトータルコーディネートが必要になります。
すると、当然、多くの受験生のアドバイスは難しいのです。

逆に言えば、そこまで本気のアドバイスをしますし、厳しいことを言われるのが苦手な方は参加を見合わせていただくようお願いします。

③【本気版】に参加してほしい受験生

・「自分で調べる」ということを怠らない人
・「参考書ルート」というものに依存しない人
・合格最低点ギリギリを狙うのではなく、入学後も見通し、高い学力を持ちたいと思う人(知的好奇心がある人)
・「詰めて考える」ということを怠らない人
・相手のことを考え、的確な質問ができる人

<目指す地点>
・受験科目のどれかで9割以上
・受験でトータルで8割を超える

<退会ルール>
・学習記録を2日以上提出できない人
・事前の連絡をせずに、相手に依存する人
・嘘や言い訳をする人
・やってもらって当たり前タイプの人

④費用に関して

いわゆる予備校のような入学金や教材費などはありません。
講座1つ(60分程度)で1,000円と、リーズナブルだと思います。また、講座の内容自体は、予習・復習に役立つ教材を用意します。

また、自分だけの勉強管理をしてほしいというニーズをいただいておりますが、そちらは1ヶ月限定などで対応する予定です。

目的は「本気の受験生」が、学習状況を共有し、互いに刺激し合う場をつくることです。そちらに関しては、もちろん無料になります。

⑤指導に自信はあるか、と言われれば「YES」です

過去のオプチャのご覧いただいて、我々がどういう指導をしているのかご覧ください。その手間すら惜しむのであれば、今回は対象の方とは言えません。

⑥最後に

早慶は間違いなく私立の雄です。しかし、入学した後の学生の差は大きく、それは「どんな受験生時代を過ごしたか」が重要になります。

早慶に合格した後も、自分が目指すキャリアを構築したい、もっと知的な部分でワクワクするような勉強がしたい、もっとハイレベルに鍛え上げてくれる環境がほしい、そんな方に参加していただきたいと思います。

⑦「manabel【本気版】オープンチャット」への参加方法

A, 直接お申し込みいただく
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