インスタグラムの地図検索で自分の店舗を表示させる方法【インスタ集客完全マニュアルvol.3】

Instagramに追加された「地図検索」機能をご存知でしょうか。

Instagramの地図検索は、ハッシュタグ検索からそのまま店舗の位置情報を確認できるサービスです。この機能が搭載されたことで、ユーザーはインスタグラム上だけで、人気スポットを発見・場所の確認ができるようになりました。

この機能は2021年の6月から順次実装となっておりますので、まだ地図検索できないという方もいるでしょう。しかしInstagram地図検索は、今後インスタ集客において大きなポイントになることは間違いありません。

そこで本記事では、Instagramの地図検索で自店舗の位置情報を登録させる方法について画像付きで解説していきます。

この記事でわかること
・Instagram地図検索について
・Instagram地図検索で自店舗の位置情報を登録させる方法
・Instagram地図検索を集客につなげる具体的なポイント

Instagram地図検索について

Instagramでは、飲食店や美容院など計9カテゴリーに分類された店舗を、連動したGoogleマップ上で確認することができます。

ためしに「＃新宿グルメ」で検索してみます。

検索結果画面の上部にGoogleマップが表示されました。マップでは店舗の名前に加えて写真が掲載されており、店舗情報を一目で確認可能です。

さらにマップから気になる写真をタップすると、店舗の雰囲気や人気メニューをを確認することができます。

Instagramの地図検索からGoogleマップに飛ぶこともできるので、Googleマイビジネスに登録している方であれば、Instagram地図検索の重要性に気づくのではないでしょうか。

現在（2021年8月）のところ、地図検索に対応しているカテゴリーは以下の9つです。

・カフェ
・レストラン
・スイーツ
・パン屋
・ラーメン屋
・バー
・ホテル
・ 観光名所
・美容院

上記以外のカテゴリーには現状対応していませんので注意しましょう。

Instagram地図検索で自店舗の位置情報を登録させる方法

1.投稿に位置情報を入力する
Instagramの地図検索は、投稿に紐づけられた位置情報をもとに登録されています。つまり投稿に位置情報を登録していないと、いくらハッシュタグを盛り込んでも、地図検索でヒットすることはないのです。

位置情報は投稿する際に入力することができます。投稿した後から位置情報を追加することはできません。

2.Facebook⇄Instagramの相互連携
「Instagramの投稿をしたいけれど、店舗の位置情報が出てこなかった」と位置情報入力を諦めたことがある人も多いのではないでしょうか。

この問題を解決するには、Instagramのビジネスアカウントと、Facebookのビジネスアカウントを相互連携させる必要があるのです。

以下ではInstagramのビジネスアカウントと、Facebookのビジネスアカウントを相互連携させる手順を①〜④で解説していきます。

なお、すでにInstagramもFacebookもビジネスアカウントをお持ちの方は③からご覧ください。

①Instagramを一般からビジネスアカウントへ切り替え
プロフィール＞設定＞アカウント＞プロアカウントに切り替える

②Facebookを一般からビジネスアカウントへ切り替え
トップ画面＞ページ＞ページ名入力＞カテゴリー選択＞写真の設定＞地図を設定

③InstagramにFacebookのビジネスアカウントを連携
プロフィール編集＞ビジネス情報＞ページ＞新しいFacebookページを作成＞FacebookのページURLを入力

④FacebookにInstagramのビジネスアカウントを連携
トップ画面＞ページ＞インスタグラム＞ログイン＞FacebookからInstagramへログイン

連携が承認されれば、Instagramの投稿時に店舗の位置情報を入力できます。

3.ハッシュタグ数は1万越えのキーワードを狙う
ハッシュタグ検索を使った地図検索を狙うなら、ハッシュタグの投稿数が1万を超えたものを狙いましょう。Instagramの地図検索は、特定のハッシュタグ投稿数が1万を超えない場合、地図検索が行えません。

Instagram地図検索を集客につなげる具体的なポイント

Instagram地図検索は「食べログを超える」と言われるほど、優秀なサービスですが、地図検索で上位表示させるための法則性については、まだ公開されていません。

しかしこれまでのアルゴリズムから考えれば、地図検索で上位表示するための法則性が見えてきます。まずは、人気投稿として上位表示されるためのアルゴリズムを確認してみます。

Instagramのテクノロジーは、さまざまな方法やシグナルを利用して、フィードに表示する投稿の順序を判断しています。このようなシグナルには以下のようなものがあります。
・あなたがそのコンテンツに関心を持つ可能性の程度
・投稿がシェアされた日付
・投稿者との過去の交流
引用：Instagramヘルプセンター

正直、わかりにくいと感じた方も多いでしょう。簡単に言えばInstagramのアルゴリズムは以下の項目をチェックしているようです。

・いいね数
・保存数
・コメント数
・シェア数
・閲覧時間
・どれだけの頻度でタグ付けされているか
・関連ハッシュタグ
・コンテンツのカテゴリー

Instagramのアルゴリズムの根本は「ユーザー中心設計」です。ユーザーからの反応がいい投稿、ユーザーと密接に関わっているアカウントを上位表示しようとします。

そう考えると
「お客様が位置情報をつけた投稿をしてくれたら、コメントする」
「ユーザーに関連がある投稿を心がける」

という方法を繰り返すことで、地図検索で上位表示させられるでしょう。

まとめ

Instagramの地図検索で上位表示を狙うには、以下のポイントが大切です。

・InstagramとFacebookのビジネスアカウントを相互連携させる
・位置情報を入れた投稿を行う
・関心の高いユーザーへアクションをとる
・ユーザーにとって有益な情報を発信する

今後Instagramの地図検索に関するアルゴリズムが公開される可能性はありますが、現状発表はありません。まずはフィード投稿のアルゴリズムと同様に、できるところから取り組みましょう。