見出し画像

EA開発者になるということ

  • プログラミングができない

  • 勝てるロジックが思いつかない

  • そもそもEAの仕組みを知らない

EAの開発をしてみようと考えたときに、まず頭によぎることを言葉にしてみました。

プログラミングができないとEAを作ることができないというのは半分正解で半分間違っています。プログラミングができなくてもEAは作ることができるからです。

勝てるロジックが思いつかないとEAを作ることができないというのは間違っています。そもそも裁量のロジックをEAに落とし込んでも勝てるEAは作れません。必要なのは組み合わせの試行数です。

そもそもEAの仕組みを知らないとEAを作ることができないというのは間違っています。
もっと単純に、FXの取引が「エントリーして決済をすることで利益や損失がでる」ことだと理解していればEAは作れます。
例えば、車の免許を取るときに車の仕組みを知らないと運転できないわけではありません。運転技術を習得すれば免許は取れます。
6気筒エンジンの特性だとかABSの作動条件だとかを知らなくても安全に運転ができるからです。

まずはその知識先行型の考えをやめてみましょう。
プログラミングができなくても、勝てるロジックが思いつかなくても、細かい仕組みを知らなくても、利益を上げられるEAを作成することはできるのです。

プログラミング技術が必要ない理由

EA開発においてプログラミングができるということは「大きなアドバンテージ」となることは否定しません。
なぜなら「自分が作りたいと思うEAの条件を自由にプログラムすることができる」からです。
しかし私はプログラミングができません。それでもEAを作り実際に稼働し利益がでているのです。

その理由は「書く必要がないから」
必要なプログラミングがすべて用意されていて、それを組み合わせることでちゃんと動くEAを作ることができる。
こんな単純な仕組みなんです。この仕組みによってEA開発者を目指した初日からEAを作ることができたのです。

勝てるロジックが思いつかなくてもいい理由

私はもともと裁量トレーダーです。今でもトレードの半分は裁量で行っています。
億トレーダーとか月利で500万円!とかそんな凄腕トレーダーではありませんが、裁量のみで専業になり今ではフリーランスとしてトレードをしながら自分でお仕事もしています。
そんな裁量畑からEAの世界に入った私が作るEAには「私の手法は1ミリも入っていません」
正確に言うと「一時期手法を取り入れてEAを作成したが、すべてうまくいかなかった」という方が正しいでしょう。

なぜうまくいかなかったのか?
それは「その時その場所によって変わる状況判断がEAにはできなかったから」です。
超凄腕のプログラマーならばもしかしたら再現できるかもしれませんが、利益がでるEAを作るのにそんなことをする必要がないとわかったので、今では自分の手法をEA化することは考えていません。

ではどうやってEAを作っているのか。
その理由は「ロジックもすべて用意されているから」
プログラムを書く必要がないこととほとんど同じ理由です。たくさんのロジックがコード化して用意されているのでそれを使ってEAを組み立てていけばいいだけです。
勝てるロジックだ勝てないロジックだと悩む前に、さっさと組み合わせてしまってバックテストをかければもう答えが出ます。
「この組み合わせは…ボツ!ではこの組み合わせは…お?いい感じ!」
というようにどんどん先に進めます。
まさにトレード時間の短縮に加えて開発時間の短縮まで出来ているということですね!

仕組みを知らなくてもいい理由

例えば次のようなコードがあったとします。

for(i=OrdersTotal()-1; i>=0; i--)
{
 if (OrderSelect(i, SELECT_BY_POS, MODE_TRADES) == false)
 {
  Print("OrderSelect returned the error of ", GetLastError());
  break;
 }

 if (OrderSymbol() != Symbol()) continue;

 if (OrderMagicNumber() != MagicNumber) continue;

 sum_allprofit += Profits2Pips(OrderProfit() + OrderSwap(), Lots);
}

超簡単に言えば、上記のコードは含み損益をEAに読み込ませているわけですが、別にこれが書けなくても何の処理をしているのか知らなくても「EAは動くし希望通りの動きをするし利益をだすこともある」わけです。
ちなみに私は1年かけてコードは読めるようにはなりましたが、いまだに書書くことはできません。
自分で書いてみることにも挑戦したことはありますが、エラーが必ず出て「なんでエラーやねん!」となります。まぁセンスがないのでしょう。何度やってもどこかでエラーが出てしまいました。

そうです。仕組みなんか知らなくても動くEAは作ることができるから、知らなくても問題ないのです。
プログラミングの習得にかかる時間をオールカットしてしまったというイメージです。これは卑怯ですよね。でもそういうことなんです。

その仕組みってなんだ?

もともとプログラミングができる方がEA開発に参入してくることはよくあることです。だってコード書けますから。今思えば小さいころからやっておけばよかったと思うこともあります。
手法っぽいものはインターネットでいくらでも落ちていますから、別にトレードを実際にしていなくてもいいわけです。
しかし、私もですが全くコードが書けない人がEA開発に参入するにはプログラム習得にかかる時間が大きな負担となります。

そこで私はある仕組みと出会いました。
「カワセ係長が主催するEA開発塾」です。
この塾ではEAを開発するために必要なノウハウがすべて詰まっていることに加えて、自分でコードを書かなくてもいい仕組みが構築されています。
「自分で書かなくていい」のです。
なので私はこの塾に入塾した当日にはバックテストである程度右肩上がりになるEAをひとつ完成させました。(フォワードで勝てるかは別の話しです。あくまである程度右肩上がりです)
「当日」です。

もちろん、もし「販売をする」ということになれば、そのEAのことを「一番詳しく知っている人」でなければ困るので「どんな処理をしているのか」とう知識は必要になりますし、フォワードテストもして実績を作ることは必須ですが、自分で開発して自分で使う分程度は当日にできてしまうということです。

EA開発塾7期生の募集がはじまりましたね

私はEA開発塾の6期生です。
今回私の後輩にあたる7期生の募集が始まりました。
1年に1回しかない入塾のタイミングなので、今盛り上がっているEA業界へ飛び込むチャンスとなります。

塾に入ったことでのメリットはEAを開発できることに加えて「粗悪なEAを見極める力が格段に上がることと、EAの稼働スキルが向上すること」です。
例えば、ちまたで噂のEA-BANKで全損してしまったという方や苦戦している方がいる中、私のEA-BANK口座は48個のEAを同時稼働させ全損はもちろんなし、週間マイナスはあれど月間のマイナスはなしで動いています。
ただ動かせばいいというわけではないことが、塾のコンテンツによって知識として蓄積されていくのです。
誰かがデータを取った「厳選」もいいですが、ご自身が吟味し選んで使っているEAの方が、損失が出た時にも納得できる運用となることは間違いありません。

EA開発塾へ入塾のお誘い

ここから先はEA開発塾へ興味がある方のみ読み進めてください。
私がEA開発塾に入塾して苦戦したことがいくつかありますので、それを箇条書きにしてみます。

  • ロジックが有効は通貨ペアはどれ?

  • ロジックが有効は時間足はなに?

  • ロジックだけでは右肩上がりにならないのはなぜ?

  • 組み合わせが多すぎてどれを選んでいいかわからない

ある程度EAの知識がある方なら素通りできるところかもしれませんが、私は自分でのEA稼働経験がない状態でEA制作の世界へ足を踏み入れたので、上記のようなところでつまづきました。

そこで私が行ったことは次の2つです。

「使用ブローカーに2006年からのデータがあるすべての通貨ペアとすべての時間足で、開発塾全てのロジックを一つ一つバックテストした(3230通り)」
「成績のそこそこ出るロジックの組み合わせを、過去5年間を使い出口戦略を変えてバックテストした(56通り)」

最適化も含め過剰にならないような数字のサンプルを取るために使った時間はおよそ200時間。
塾のコンテンツは優秀なので、中にはそのままでも使えそうなものも含まれています。
(あの頃にちばっこがあれば…という心の叫び)

さて本題。
今回の募集で「私を経由して入塾した方」には上記のテスト結果を「数値を含めてエクセルでそのままお渡し」する特典をお付けします。
また、これからまだまだ増えるであろう検証データについても都度共有していく予定です。つまり今後のEA開発のパートナーになるということです。(共同で開発というわけではありません。見つけたデータをお互い共有してよりいいものをお互い作っていくということです)
他にもご希望の方には私の裁量の手法と考え方をまとめたnoteのVol.5をプレゼントいたします。(Vol.5をすでにお持ちの方はお好きなVolでも構いません)

「塾」ですのでもちろん有料でのご案内となります。
塾長であるカワセ係長のところでも募集が始まっているはずです。
しかし基本的に「どの経路をたどってもEA開発塾の入塾費用は変わりません」
実は私は直接カワセ係長から入塾しましたが、入塾後に特典を付けて募集をしている卒業生の方を発見してもったいないことをしたと後悔しました。
こうしてnoteをお読みいただけたのも何かのご縁です。
私の検証データごとすべてお渡しし、データを取るだけの時間をショートカットすることで、早く同じ土俵まで上がってもらう機会を作りました。
ぜひご活用いただければ幸いです。

申込をご希望の方は「紹介リンク」をお送りしますのでTwitterで私をフォローの上、DMにてご連絡ください。
(フォロー外のDMを閉じておりますので一度フォロー後にDMを送ってください。問い合わせ後に入塾されなかった場合はフォローを外していただいても構いません)

Twitter名→Daice(@daisukeFFX)
Daice(@daisukeFFX)さん / Twitter

合言葉は「200時間の地味な作業」です!

最後に

たとえ裁量トレードをしていても、EAを稼働させることに何も影響はありません。もうひとつMT4を用意して資金を入れほったらかしにしておけばいいだけです。
むしろEAがトレードをしてくれることで「裁量での毎日ポジションを取りたい欲求が満たされ、待つことができるようになり裁量の成績もよくなる」傾向があります。
私自身がどちらもやっていることもあり、裁量だけEAだけというよりも、お互いのいいところで悪いところを補完しつつ「結果全体の成績が上がればいい」ということだと感じています。
まずはお問い合わせだけでも構いませんのでお気軽にご連絡ください。

フリーランストレーダ daice

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?