物質は幻想? 驚愕的な実験がしめす量子のフシギな世界はブッダもお見通し?!
量子力学といえば【二重スリット実験】ですね!
二重スリット実験は、以下の手順で行われます。
光や電子などの微粒子を1つずつ、または少数ずつ放射源から発射します。
微粒子が2つの並行した狭いスリット(狭い開口)を通過するように配置された壁に向かって飛ぶようにします。
スリットの後ろには、微粒子が衝突する可能性のある検出スクリーンが配置されます。
微粒子がスリットを通過し、検出スクリーンに到達すると、その到達位置が記録されます。
興味深いことに、この実験では以下のような特異な現象が観察されます:
微粒子を1つずつ送り込むと、検出スクリーンにはスリットの後ろにある2つのスリットの影が見られます。これは、微粒子がスリットを通過することで波動性を示していることを示唆しています。
一方、多数の微粒子をまとめて送り込むと、検出スクリーンには干渉模様が見られます。つまり、波の干渉のように明暗の帯が観測されることから、微粒子が波の性質を持っていることが示されます。
この実験結果は、物理学者が微粒子が波動性と粒子性の両方の性質を持っているという、量子力学の奇妙な性質を理解する上で重要なものとなっています。量子力学は、マクロな物体では直感に反する振る舞いを示すことがあるため、二重スリット実験は量子世界の理解において非常に興味深い事例の一つとなっています。
二重スリット実験は何が不思議なのか?
光や電子などの微粒子がスリットを通過する際に、粒子の性質としての位置や波動性が同時に現れるという点です。古典物理学では、粒子は特定の位置にあると考えられ、光は波として振る舞います。つまり、粒子がスリットを通過するときは1つのスリットを通り、光がスリットを通過するときは波の干渉が起きます。
このように、微粒子はスリットを通過するときに、粒子としての位置と波動性の両方を示すという二重の振る舞いを示すため、古典物理学の枠組みでは説明できない不思議な現象となっています。
基本的に物理ではなぜそうなるのかという証明が必要となります。二重スリット実験ではその証明ができないのです。現時点ではあくまで【仮説】としてしか説明ができないのが量子力学です。
そのため、しばしばスピリチュアル的な考察をされたりします。
よく聞く『引き寄せの法則』もそのひとつです。
この法則によれば、「同じようなエネルギーや振動が引き寄せ合い、同じようなものが集まる」という考え方が基本的な概念です。
さらに仏教で使われる『色即是空』
これはこの世のあらゆるモノや現象は、実体がないという言葉です。
これらは量子力学と同じような現象であると言えます。
もしかすると紀元前の人間は、すでに量子力学の存在に気が付いていたのかもしれませんね。
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