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【幻世酔虎伝+】プレイ日記 #11「X虎的地下迷宮」(終+感想)

 幻世酔虎伝+は、今は無きゲーム会社コンパイルの隠れた名作をリメイクした作品。武闘家(拳法家?)の主人公アターホーが、武闘大会を取り巻くヤミ討ち事件に巻き込まれていく、2Dの見下ろし型RPGだ。記録を兼ねて感想や思った事を書いていくぞ。

 というわけで、今日もやっていく。
 前回は、伝説の修行場「虎の穴」にたどり着き、白虎拳の道場で修行を始めたところまでだな。白虎拳は現在廃れていて、弟子もとっていないようだったが……。修行も終わりというところになって、穴に落とされたところから再開だ。





≫帰り道……?

 戻ってくるとロンの奴はいない。

周囲にもいないようだな。

カナリア:
いないけど、どうすんだ?

ウィル:
そりゃもちろん、寄り道だ。
ここに来る時にあるものを見つけていてな。



≫X虎的地下迷宮

ラスボス戦前にこんな場所を見つけていた。

 ここはラスボス前に来ても入ることができない場所だ。
 いわば裏の修行場……。

「お手軽」「手応え」「超難関」からコースを選ぶ。

 身も蓋もない言い方をすれば、エンドコンテンツみたいなものだな。
 ……。というか、プレイしてる時は全然気がつかなかったんだが、もしかして「X虎」で「エクストラ」って読むのか……?
 普通に未知とかの意味で使っているだけかと思っていた。

 とりあえずはお手軽コースを選んでおこう。

エンドコンテンツだけあって、
普通に厳しいな。

 お手軽コースは3層まで。マップは同じでやることもほとんど同じだが、ここでは宝箱から「回復の巻物」や「脱出の巻物」、そして当然のようにトラップも仕掛けられている。宝箱

ウィル:
……いま思ったがこの三人、名前がARSなのか。
(※魔導物語の主人公を務めた三人の頭文字がARS)

カナリア:
よくそろえたよなあ。

ウィル:
まあ、店に見たことある鎧もあったしな。

お手軽コースクリア!
まあここはこんなもんだな。

 ひとまず手応えコースもクリアして、必殺技のレベルをすべて上げて……とりあえずやれそうな事はやったな。
 超難関はちょっと後回しにしておこう。とりあえずお手軽コースだけでもクリアしておけば、多分最後のランクには問題ない……多分。



≫エンディング

 入り口まで戻ってきてもロンは見つからなかった。
 とりあえず帰ろうとしたが、「導きの羽」は一回限りのアイテム。

まさかの歩きかよ!
まあ、ストーリー上で歩きってだけなので、
ここからはナレーションで流されるが。

 道場に戻ると、暗刻拳の奴等が待ちかねていた。
 今度は客として迎えられ、宴が開かれることに。

 だが、どうも無理に騒いでいたような感じがしたらしい。
 なんでも今回のことで迷惑をかけたからと、道場をこれで閉じてしまうらしい。最初で最後に優勝できたことが
 まさかこの展開が最後でしんみりさせてくるとはな。

 と、そこへどっかへ行ってたロンが戻ってきた。一人の男として決着をつけたいと。……いいだろう、かかってくるがいい。

これが正真正銘、最後の戦いだな。

 負けて諦めがついたみたいなこと言ってるが、リンシャンがアターホーに惹かれてるのは多分強さだけじゃないと思うんだがな……。
 リンシャンは結局、去っていったロンを追わないという選択をした。その代わり、アターホーの家についていくとか言い出して準備のために引っ込んでしまった。おいマジかお前。

 一方のスマッシュは、裏の武闘大会の話を聞いて、さっそく出場することに決めたらしい。

おう、お前も達者でな。

 で、オッサンはどうするかっていうと……。

……もしかしてお前、
昔助けたのがリンシャンだって気付いてたか?

 そのまま立ち去ることを選んだ。
 ……オッサンもなんだかんだ、まともなんだよなあ。

結局ここに呼びに来たのはだれだったのか真剣に悩まれた。
……やっぱり天然で鈍いぞこのオッサン。

 そうして事件も解決してすみかに戻ってくると……また次の事件の予感をさせて、これで物語は終了だ。楽しかったぞ!

スタッフロール。
お疲れ様!
クリア後、師範からランクを告げられる。
そりゃやることはほとんどやったからな。

 よし、見事13段をゲットだ!
 この後もキャラクターたちが集まってお疲れ様会のようなことをしているから、まだ終わらんぞ。旧作のキャラもドット絵を作ったらしい。
 原作でも、ちょうどこの作品が初めてwindowsで出たからとシリーズのキャラ達が(リンシャンにするというテイで)自己紹介をしたり、取り忘れている武器の場所を教えてくれたりする。一周も短いから、二周目を楽しんで13段を目指すのもいいんじゃないか? 逆に低ランククリアを目指してみる遊び方もできそうだ。
 ……他の作品もリメイクされねぇかな。



≫感想

 それじゃ、感想といこうか。
 意外に正統派RPGだったな。ストーリーとしては身近な事件だが、その分まとまってるし、基本キャラクターの言動もコミカルだから必要以上にシリアスになったりしないで済むのも良い。モブが動かなかったり、ボリュームなんかは人によっては多少物足りなさや古さを感じるかもしれないが、俺としてはこれくらいサクッとまとまってるのもちょうどいいと思った。
 戦闘もサクサク進んで、戦闘アニメもレベルアップするごとに変化して楽しませてくれたし。全RPGでこれやろうぜ。
 反面、言いたい事は沢山あるな。戦闘に入るまでの暗転や、誤字脱字、バグが散見される事だな。幸い、俺は進行不能バグにはぶち当たらなかったが。あと原作はゲームと説明書が別だったという関係上か、ゲームだけだとメニュー画面の操作がわかりにくいとか、RPG初心者ほど勧めたいのに勧めにくい仕様になっている。
 とはいえ、今は何度かパッチが当たってるから多少はバグや誤字も修正されている可能性がある。

 あとこれは原作既プレイ勢から貰ってきたコメントだ。「言いたい事は色々あるけど、それでもリメイクを出してくれたのは嬉しいしありがとうと言いたい。これが第一歩になればな~」……だそうだ。まあ、うん。そうか。そうだよな。そもそも会社がもう無ェしな……。

 それじゃあ、一旦ここで区切りとしておこう。
 超難関コースと、そこからの追加要素はそのうちやれたら……、もしかしたら記事にするかもしれん。

 ここまで読んでくれてありがとう。
 じゃ、またな。


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