【幻世酔虎伝+】プレイ日記 #10「最強的猛虎伝説」
幻世酔虎伝+は、今は無きゲーム会社コンパイルの隠れた名作をリメイクした作品。武闘家(拳法家?)の主人公アターホーが、武闘大会を取り巻くヤミ討ち事件に巻き込まれていく、2Dの見下ろし型RPGだ。記録を兼ねて感想や思った事を書いていくぞ。
というわけで、今日もやっていく。
前回は、待ちに待った武闘大会。だが暗刻拳総統の謎の技により猛虎拳は敗退、そして師範も大けがを負ってしまった。そんな中リンシャンが村の外へ出たのを追うと……という感じだな。
≫第7章 最強的猛虎伝説
さて、総統を問いただしに行ったロン達によると、どうやら総統は魔獣を解き放った後、制御できずに自分に封印するのがやっとだったらしい。例え他者の武具を奪ってもなんとか制御を試みてきたが、そろそろ制御もヤバい……というのが真相のようだ。それが結果的にヤミ討ちや武器の窃盗に繋がったみたいだな。
大会で使った技も、相手の闘志に勝手に反応して魔獣が放った技。体が乗っ取られるのも時間の問題で、せめて暴れてもいいように「魔の谷」で魔獣を解放して倒す、ということだった。総統達はリンシャンとテンホーを留守番にして、他の奴等と「導きの羽」で魔の谷に行ってしまった。
道場にいた拳士も二人だけ。事情も知らなさそうだ。
他の奴等が総統についていったことを考えても、人数が少ないな。武闘大会も最初で最後のようなことを言っていたし、もしかすると歴史の浅い……というか、総統が興した新規の道場だったのかもしれないな。
……とはいえ、中で実際リンシャンと対面して、初っぱな盗まれた武器について言及したら、そりゃスマッシュだって「もっと他に言うことあるだろっ」って叫ぶよな。俺も思う。余計気まずくなるだろ!
そのうえ、暗刻拳の拳士として襲いかかってきた。
というわけで一発戦って落ち着いてもらった。
しかし、タイガークローって実際リンシャンの武器だよなあ、と思ってたが、ちゃんと装備できるようになるんだな。使うのに気の引ける盗まれた武具としてではなく、ちゃんと預かったものとして。
よし、それじゃあ魔の谷に行くまえに道場を物色するか。この流れ前にもやったな……。隠し通路もあったからしっかり貰えるもんは貰っておいた。
≫魔の谷
残った「導きの羽」を使い、魔の谷へ。
カナリア:
でもこんな所にまで行商人のおっちゃんがいるぞ。
ウィル:
こっちは助かるが、本当に一般人か?
こいつもこいつで、空回り具合が凄いんだよな……。悪い奴ではないんだろうが、リンシャンの事になるとおかしくなるのをまずは直した方がいいんじゃねぇかな……。
まあそんなことはともかく、どうやら総統の体は既に魔獣に乗っ取られているようだ。急がないといけないようだな。
ま、その前にその辺でぶっ倒れてる暗刻拳の奴等の介錯……じゃなくて介抱くらいはしておいてやるか。
≫vsラスボス
奥まで行くと、総統と……大会主催者のあの女がいた。
とにかく、いよいよラスボス戦ってことでいいんだな?
そういえば麻雀でのリンシャンは「嶺上開花(リンシャンカイホウ)」というらしいが、暗刻拳道場を出た後に使えるようになる「暗刻・嶺上雷花」はそれが元ネタか。……絶対に当時のスタッフに麻雀好きがいただろ。
シラユキ:
せっかくのラスボス戦なのに、
そんなこと喋ってていいの?
ウィル:
いいんだよ。なぜなら……
……誰かが他の魔獣も解き放ってしまったせいで、あの女が奔走することになって封印の力が足りなかったらしい。
カナリア:
(じーっ)
ウィル:
……。だれのせいだろうな。
これぞラスボスって感じの姿だな!
虎の模様が目になってるデザイン、なかなか良いな。
これを見ると、他の魔獣のデザインも見てみたかった気がする。
もちろん、負けるはずはない。魔獣・暴虎を倒したぞ!
さて、それじゃこの女は何者なのかというと……。
封印の解かれた暴虎を探していたものの、人間の中にいては妖気が追えず、武闘大会を使って探し出したようだ。
白虎の試練を終えていないというアターホーにも、もう充分だと告げて試練終了時に渡すはずの装備をくれた。
カナリア:
え? いまさら装備くれるのか?
ウィル:
……。
……とにかく白虎が去ったあと総統を助け起こし、後は帰るだけだ。
……というわけで、もう少し続くぞ。
それじゃあ、今日はこのあたりにして続きは次回にしておこう。
ここまで読んでくれてありがとう。
また次回。
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