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【プレイ日記】Death's door #12

 Death's doorは死神のカラスを操り、怪物を倒してソウルを刈るダンジョン探索型の見下ろし型アクションゲームだ。記録も兼ねて感想や思った事を書いていく。

 では今日もやっていこう。
 前回は、えー……沈黙の従者を一体後回しにして、とりあえず先に進むぜってところだったな。そういうわけで、城まで戻ってきたぞ。
 何をしてたんだっけ?

 ……ああ、そうそう、歴代の扉の王の霊と話をするんだったな。


≫三代目、オープンゲート王

治世は安定していて、自らの知識を増やすことに費やし、多くの地を旅した。
なんか問題あんのか。

 ……何を言ってるのか全然わからん。
 とりあえず言ってることをまとめると、死神の扉が形成されてから、宇宙が危機にさらされている。しかしそれこそが宇宙が自らを修正しようとしている証である。宇宙はあらゆる物事の均衡を求めるからだ。……。

 いや本当に何を言ってるのか全然わからん。もういっそ脳筋になりたい。
 まあ、俺とカラスが行く道を祝福はしてくれたようだが。
 他の王の話も聞けば大体わかるだろうか?


≫古い王冠

そこ行けるのかよ、みたいな場所で王冠を見つけた。
 マジで言ってんのか?

 ……純粋なソウル・エナジー生命体ってなんだ、一体……。


≫二代目、セオドア王

話を聞くのは後回しになっていた王だな。
フックショットのおかげでようやく火の鉢側に来れる道に出た。
まあ、アンタらが何かしたんだろうな。いろいろ。
確かセオドア王は最初の後継者で、平等主義だったか。
リーパーたちの労働条件を改善したのもこいつだな。
アンタは先代に否定的だったのか?

 ……相変わらずわからん話だ。
 だがなんとなくだが言いたいことはわかってきた気がする。

 まず、扉の王たちは先代によって作られて世代交代を果たす。王が何をすべきかも教育されるが、セオドア王はあまりこのシステムに関心を持たなかったみたいだな。この、「死と生の保存」というシステムに。
 だから彼は生ける者たちをできるだけ公平に扱った。特にカラスを本来関わりの無かった仕事に採用したらしいので、つまりカラスをリーパーに採用したのは彼か。


≫四代目、デッドボルト王

 冷酷な支配者で、リーパーの効率を増した。
秩序の維持や持続可能な寿命延命法の研究に没頭した。
運命ではなく、義務。
みたいなことは言っていた気がするな、こいつは。
職務に忠実と言えばそれまでだが……。
ただ次の後継者は違う考えを持っていたようで、この均衡が壊れるんじゃないかと失望したみたいだ。


 ……いや、全然わからん。言葉選びが独特すぎる。

 だがとにかく、扉の王の最終目的は「不死」なんだろうな。
 確か死神と契約を交わしたのが初代扉の王ロックストーン。
 あいつの言っていた「自我を保存する」とは、自我が保たれること……、「永遠に生きること」なんだろう。

 宇宙がどうのこうのってのは多分、生まれた奴ァみんな死ぬ、っていう自然の摂理のことだよな。それを人為的に管理し始めたのが扉の王か。

 初代が死神の扉を作り、永遠に生きることを目標とする。
 二代目はあまり興味無かったが、システムに組み込まれたんでとりあえず生きてる奴を公平に扱う。
 三代目もその治世を安定させたが、むしろ知識を増やすことに費やした。
 四代目はとにかく徹底的に死と生を管理して、寿命延命法に投資した。

 ただ、ここで幽霊になってるあたりその研究は開花しなかったみたいだが。もしかして、投資した寿命延命法とやらがツボの魔女の研究だったりするのかね。

 ……。あれ? でもカラスさあ。お前、不死身だよな?
 担当ソウルが死神の扉の向こうに行っちまったから仕事も終わらねぇし不死身じゃなくなって困ったなって話で。明らかにどこかの地点で何かあったよなこれ!?
 もしかして五代目の扉の王がなんかやらかしてんのか。

 隠蔽された事故がらみか?

 植物が育ちにくいのも、リーパー同士で仕事の取り合いをしてんのも、本当に「死」が無くなっちまって、今度は生まれる奴がいないってことかもしれねぇな。
 リーパー協会に色が無いのも、なんというか、停滞の色に思えてきたんだが。


≫契約書発見

とりあえず王と死神が契約を交わしたのは理解したぞ。
ずいぶん古いもののようだ。
有効なんだな、これ……。


≫エレベーターで上へ

古いエレベーターを出現させたのは俺だ、バーブ!
煮詰まったしわけがわからんからとりあえずお前の歌を聴かせてくれ!!
それってあの酔いどれカラスのことか?
山頂に囚われた乙女はたぶんもう生きてねぇと思うんだが。
なんだっけ、名前。ベティだっけ?
うん。すごかったぞ。また上で会おう。

 ……まあ、俺は俺のやるべきことをするしかねぇな。
 この上にいる怪物のソウルをいただく。もうちょっと進んだ先にあるんだろうが、この先には一体……

は?

 急にわけのわからん連中に待っているとか言われたんだが?
 カラスお前、心当たりあるか?
 無いよな。うん。


≫カラス解放同盟キャンプ

 そういうわけで、城の上に作られた橋の上を渡って、何者かのキャンプへ向かうことになった。

せめてもうちょっと丈夫そうな橋を作ってくれ。
キャンプとやらはこの先か?

 近くにあった扉を協会と繋げると、その行き先には「カラス解放同盟キャンプ」とあった。まあ、歓迎はされてるようだからな。行ってやろうじゃねぇか。
 そうして中に入ると……。

ヴァガ!?
お前、こんなとこで何してんだ!?
革命軍ってことか!?

 ヴァガによると、不死性は自然の掟に反し、不死であることで生を失っている。奴隷でしかないなら、永遠に生きることになんの意味があるのかと……。
 リーパー協会じゃくたびれた感じだったのに、ぜんぜん印象が違うじぇねぇか! ちょっと感動したぞ。驚いたけど。
 ……確かに、どう考えても今の俺たちは社畜だからなぁ。

 それにしても、ここにいるカラスたちが俺たちを「予言のカラス」って呼ぶのはなんなんだ。このキャンプの中にある「知識の門」と呼ばれるものが、俺たちが来ることを予言したらしいが……。

……やっぱりそうなのか。
ここのカラスたちは任務を放り出して死期が近づいているが、代わりに自由を手に入れたようだ。

 具体的に何をしたかはわからんが、王は不死になる方法を見つけたようだ。
 だが死が閉ざされたことで、新たに生まれるものもなくなった。この世界は慢性的な停滞状態にあるみたいだな。

 それにしても、まずは山頂のソウルを狩れと言っていたが……。
 あの死神の扉を開くことは、解放同盟の奴らにとっても何か意味があることなのか?

なあバーブ。お前はどう思う?


 なんかいろいろ驚いたが、一気に話が動いた感じもあるな。
 それと、この世界のことも。

 王の話が言葉選びのせいもあって、もれなく全員面倒臭ェ奴の印象が強いが、だいたいやってることはわかったな。まさか推測して即答えをお出しされるとは思ってなかったが。

 さて、今日はここまでにしておこう。
 次回は、山頂の上の怪物をどうにかしようか。……その前に、沈黙の従者へのリベンジを果たしても良さそうだな。

 では、また次回。

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