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【幻世酔虎伝+】プレイ日記 #9「大興奮的武闘大会(2)」

 幻世酔虎伝+は、今は無きゲーム会社コンパイルの隠れた名作をリメイクした作品。武闘家(拳法家?)の主人公アターホーが、武闘大会を取り巻くヤミ討ち事件に巻き込まれていく、2Dの見下ろし型RPGだ。記録を兼ねて感想や思った事を書いていくぞ。

 というわけで、今日もやっていく。
 前回は、章の名前に反して寄り道して、古代遺跡の探索を終えたところだ。……いや、あの3体を解き放ったのはしょうがなかったんだ。本当に。




≫改めて、故郷へ

 ……さて、とんでもない寄り道になったが、そろそろ虎の民の里へと行こうか。

お、おう。大丈夫だ。多分な。

 そうして近くの竹林まで戻ってくると、見た事のある奴等が。

あの青い帯の剣士っていうか……
もう一人はプロローグでリンシャンと一緒にいた奴だな。

 ……メニュー画面を見るとストーリーに応じてキャラクターの一言が載せられてるんだが……。このあたりで開くと、リンシャンが「武闘大会……どうしよう」と悩むような仕草を見せたり、自分も大会に出たかったと言うスマッシュに「武器は禁止だから剣士はおよびじゃない」と反応しているな。それに対してアターホーは何故大会のルールを知っているのか不思議がっているようだが……、このオッサン本当に鈍いな。



≫武闘大会

 さて、里に戻ってぐるっと回って……、アターホーの家に行ったら火酒がプレゼントとして置いてあったんだが、あれは一体誰からなんだ……。リンシャンからだったりするか? 里にいる女子と喋った時にリンシャンが結構反応を示すわりに、火酒に関しては反応しないんだよな。わからん。
 ともかく道場に行こうか。

主催者には特に変わってないとか言われたが、
とりあえず大会まで道場で修行することに。

 色々と回り道をしてきたが、いよいよ武闘大会の始まりだ。

カナリア:
武闘大会ってどういう感じなんだ?

ウィル:
特に難しい事はないぞ。
戦闘自体はいつも通りだからな。
5人ずつ1対1で先鋒・次鋒・中堅・副将・大将と戦い、
勝ち数の多い方が次に進める。

でもまあ、味方の勝ち数にかかわらず、
勝っておきたいところだよな。

 一戦目は難なく勝利。
 次の出番まで休憩する間もなく、外の騒がしさで見に行くことに。

お前も出てたんか。

 暗刻拳は次鋒と大将が不在にもかかわらず勝ち残っているという強豪。
 ……このあたりから、手前の群衆の中にいたリンシャンが姿を消しているな。まあプレイヤーからすれば、そうだろうなあ、という感じではある。

 武闘大会自体は続いていくぞ。

次の戦いも勝利。無論俺もだ。
……ところで、そういう事はもっと早く教えてくれ。
お前はアターホーの山に修行に来ていた拳士!
というか、アターホーも結構有名なのか?
もちろんこれにも勝利したぞ。

 そしていよいよ準決勝へ。
 相手はあの暗刻拳だ。

やっぱりリンシャンはいなくなってるな。

 不戦勝の一勝は勝ち取ったが、ここまで負けてしまっている。
 アターホーさえ勝てば、大将不在でこちらが勝ちということになるが……。

おいロンお前絶対何か勘違いしてるだろ。
残念だがリンシャンは自分の意思でついてきてたぞ。

 そこへ向こうの総統が到着。

黒い霧のような技を放ってきた。
主催者が何か反応してるな。

 結局、猛虎拳師範が大怪我で負けてしまった。
 優勝は暗刻拳が勝ち取っていったな。

 ……さて、その師範だが怪我で寝込む事になってしまったんだが、ついでのように宿屋にいる主催者に書類を持っていくように言われてしまった。

お使いイベント発言といい、メタ発言が多いな!?

 負けたのに必要以上にガックリした空気にならないのはいいけどな。まあとにかく、あの主催者の所へ行く……前に、俺にはやることがある!



≫道場漁り

 それじゃあ、道場を物色するか!
 道場の右側の扉が入れないから何があるのかと思っていたんだが、やっぱり入れたな! 入ったら宝箱が二つあった。ありがたく頂いておこう。他にも何かないか……。

いかにも何かありそうな壁だな……。

 加えて、いかにも何かありそうな壁の先には……封印された扉があった。

封印された扉か……。

 古代遺跡の封印が3つに対して呪符が4枚なの、そろそろコレクション用かと思いかけてたんだが、ここで使うのか。……あそこで封印を解いて、使い方を見ておかないと解けないみたいだな。

地下5階にたどり着くと、それぞれ指示された。

 それぞれ1対1で「羅刹」と戦い、新必殺技を手に入れたぞ!
 というかここにも必殺技が隠されてたのかよ。あとはグルグルと色んなところを探ってみたが、これといったものは無かったな。
 ところでアターホーはこの声の主に聞き覚えがあるみたいだが……。もしかして師範か?



≫リンシャンの行方

 主催者のいる宿屋に行くと、会った時に「変わってない」と言った事を謝られた。怒りっぽい娘は一緒じゃないのかと聞かれたが……。
 それにしてもリンシャン、怒りっぽいとかワガママとか、他人からの印象どうなってんだ。だいたい本人がいないところで言われてるが。

え? 外に出てった?

 というわけで外に出てみると、リンシャンが暗刻拳の奴等と話をしていた。……まあ、お互い言いたい事はわかるよな。
 ヤミ討ちや装備を盗んでいたチーホー達と、相手チームの拳士と一緒にいたリンシャン。そして一人だけ修行に明け暮れていたロン。ただ、ヤミ討ちや装備の窃盗は総統の指示で、それは総統のためらしい。どういうことだ。
 そこへ突撃すると、リンシャンが自分は暗刻拳の拳士であることを認めたが……。

いやどれ選んでも最悪の選択肢じゃねぇか!
さすがに俺でもわかる。

 とにかく総統に確認しに行くと言って、リンシャンはロンと一緒に行ってしまった。
 チーホーは足止めのためか、見苦しいとか言いながら戦闘を仕掛けてきた。いやお前も絶対勘違いしてるだろ。こっちが二人だからって2対2にこだわる辺りは変なところで真面目だな。
 ま、あっさり返り討ちにしてやったが……。

 とにかくこれは追いかける一択だろ。

リンシャンが気になるんじゃなくて、
盗まれたものを取り返さねば、みたいな空気にしてきた。

 というわけで、いよいよ次回は暗刻拳の本拠地だな。

ウィル:
……ところでロンといいチーホーといい……、
もしかして全員麻雀の名前からとってるか?

シラユキ:
リンシャンさんも麻雀からみたいよ?

ウィル:
えっ。あいつもか!?

カナリア:
気付いてなかったのか。

 ……実は「暗刻」拳も単純に「暗黒」から取ってると思い込んでたが、これも麻雀用語らしい。……麻雀やったこと無いからな……。

 それじゃあ、今日はこのあたりにして続きは次回にしておこう。
 ここまで読んでくれてありがとう。
 また次回。


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