潜水作業手当の不正と海自

潜水作業手当の不正受給まで
登場しました。
すでにカオス状態です。

ところで・・・この手当
正式名称

「異常圧力内作業手当」

１時間あたりいくらもらえるかご存じですか？

２０メートルまで３１０円です。

３０メートルだと７８０円に跳ね上がります。

それだけ潜水は危険な作業です。

以前同僚だった潜水員は、
奥さんが神戸の岡本駅前に勤める美容師でした

「自分の潜水作業手当込みの
　給料より嫁さんの方が稼ぐ！」

と愚痴りながら酒を飲んでいました。

結局自衛隊をやめ

民間の潜水作業会社へ就職しました。

給料は三倍となり・・・
「自衛隊より作業は楽で
　休憩もちゃんと取れる」

「自衛隊ほど危険な・・・
　不発機雷とか扱う訳じゃない」

そう話してくれました。

「募集環境が急速に悪化し
　募集数の５１％しか
　採用できなかった」

同じ日のニュースです。

日本のために自衛隊を目指す
そんな・・・
奇特な若者が危険な環境で働くのに・・・

安全な場所で・・・

「海自は不正の温床」
そうです。

自衛隊を批判される方の
ご意見も正しい
致し方の無い事実です。

でも潜水作業って
「潜っているほうが楽って
　知っていましたか？」

マスターと呼ばれる責任者は・・・
何かの突発事態のために
待機する時間が長い

「もしも自分の不注意で・・・」
その心の重さも込みで・・・

異常圧力内作業手当は
支給・・・されません。
待機し、
もしもに備える管理者には支給されません。

なにかあれば・・・事前の準備もなしに
飛び込んでいく彼らは常に

身体を鍛え・・・
心を磨き・・・
くじけないように・・・

潜水員どころか・・・

もう海上自衛隊を解散し
民営化したらどうですか？

一部国会議員のように
自分の再選だけを・・・

いっそのこと民営化して
ＪＲのように・・・

その時は
「賃金もしっかりいただきます」
採用も・・・・
きっと円滑にいくでしょう。

細かい規則にしばられ・・・
動きがとれない海自に人があつまる
訳がないですから。