見出し画像

インスタントラーメンは身体に悪い・・・それなのに?

子供の頃
「インスタントラーメンは身体に悪い」
と世間の大人たちは本気で思っていた。
社会全体も
そんな食品は・・・一時しのぎ
だと・・・
その意識は・・・50年前の常識

日清食品被害者の会
味の素健康被害の会
いずれも存在しない

手作り料理が一番

たしかに価格が安く時間に余裕があれば・・・

商店街の肉屋・魚屋・お弁当やさんの総菜は美味しい
インスタントラーメンやレトルトなんて・・・
仕方なく食べるもの・・・

インスタント食品やレトルト食品ばかり食べていると
長生きできない・・・
と大人は信じていた。

あれから半世紀・・・

小生は
「今日はめんどくさいから・・・
 インスタントラーメン」

「やっぱカレーはボンカレーが一番・・・」
そんな食生活を平気でおくっていた・・・

そういう小生は
当然短命に終わった・・・のか?
残念ながらまだ生きていている。

いまのところ成人病のクスリにはお世話になっていない

小生が飲むのは花粉症のクスリだけだ。
たしかに血圧や血中脂肪・・・
尿酸値などは
爆上げだ・・・若い頃よりは。

ただし普通の生活をおくるのに支障はない。
ひととき・・・
「この数値を落とさないとやばい」
という医者の具現と脅迫に負け
高脂血症のクスリを飲んだ・・・
1週間だけ。

そのあと
生来の面倒くさがりのせいで・・・
10年以上クスリを飲み忘れているが・・・
今も普通に生きている。

というか・・・
クスリを飲まなくても
数値の変化は全くない。※

 ※数値の変化は全くないのはウソです
 10年前より現在の数値の方が低いのは・・・
 運動の質や食事の影響が大きく・・・
 そこさえ気を付ければ・・・・

成人病は結局・・・無精者のやまい

現在のところ・・・生活には何の支障もなく


このままではあと50年は生きられない・・・

毎日適量に飲酒し・・・
少なくなった睡眠時間にも耐えて・・・
無事に生きている。

若いころ
「インスタント食品やレトルト食品」
ばかりで・・・
体中ボロボロのはずなのに・・・

一年に一度受ける検査の数値は・・・
ほぼ水平

とある麹の「機能性表示食品」
問題で世間は大揺れだ・・・

機能性表示食品も・・・
インスタントやレトルト食品も・・・

製法には大差がない。

「トクホ」
「機能性表示」
という看板を掲げただけで・・・

なぜか特別の価値が生じる

高額で売ってもほとんどの消費者は苦情をいわず・・・

インスタントやレトルトは・・・
少し値上げしただけで大騒ぎだ・・・

もしも・・・
チキンラーメンや
カップヌードルが
「健康に効果がある」※

※効果には個人差があります

広告の読み方にも個人差

とうたって販売したら・・・
一個500円のカップヌードルも
通信販売でCMをくりだし
「本日は特別に送料無料で
通常価格5000円のところ2000円で・・・」
とバカ売れしたのではないか?

日清食品や明星・・・
サンヨー食品を持ち上げるつもりはない。

でも・・・
あえてインスタントと表示せず
「健康にも良いラーメンです」
と販売していたら・・・
と思ってしまう。

その辺の察しがはやいヤクルトは
「ヤクルトラーメン麺許皆伝」
を機能性表示食品として販売している。

小生の知る限りでは
日清食品は機能性表示食品の
ラーメンは販売していない。

安藤百福翁の慧眼を

・・・キチンと継承している。
「美味しいモノを安く売れば消費者は喜ぶ」

儲けだけを考えるなら・・・
「機能性表示食品」
だと消費者庁へ届け出た瞬間から・・・
機能性表示食品を名乗れる品質なのに・・・

そんな事をしないから・・・
みんな・・・
チキンラーメンやカップヌードル
マルちゃんや一平ちゃんが大好きだ!

昔々大人がバカにした・・・
「インスタントラーメンばかりたべていたら・・・
健康に悪い※」はずなのに・・・

※健康に悪いとは
「人間が感じる感覚」の問題で
 実際の生体機能数値上では
「インスタント食品によって生存期間が短縮した」
 というデータはありません。

インスタントを食べないでカネが無くなるほうが不健康?

いっけんすると科学的に思える
「トンデモ科学論」
の餌食になる消費者は案外多い・・・
高額な自然食品に大金を投じ・・・
貧乏になると・・・
よほど不健康な人生を招くのは
当然の帰結なのに・・・

小生にとって・・・

ラーメンとインスタントラーメン

もっといえば・・・
チキンラーメンとカップヌードル
袋めんとそのほかのラーメンは
別ジャンルの食べ物である。

どれも大好きで・・・どれも美味しい。
すべて同じ分類ではない。
どちらが上・・・
どちらが健康的・・・
どちらが価値が高い・・・

そんな比較に意味はない。

食事は場面
食べる相手
食べる場所・・・

その変化によって・・・
美味しいものがまずくなり
チープなモノでも美味しくなる。

富士山頂で食べたカップヌードル

アデン湾の夕日を眺めながら食べた赤いきつね

この二つを超える
美味しい麺類にいまだに出会えていない・・・
小生は不幸な麺ライフを送っているのか?

不幸とはだれかと比較しなければ
感じてはいけない尺度なのか?

それとも
「美味しいと感じる小生の感性」
が麻痺しているのか?

答えなんてどこにもない
すべて主観の問題だ・・・

わざとではなくとも
「機能性表示食品」をうたいながら
消費者を不幸に陥れたなら・・・

それ相当の責任が生じる。

あえて安い値段を維持し・・・
高機能をウタワズ・・・

財布のひもが堅むすびの・・・
小生のようなシブチンにもやさしい

そんな食品メーカーを
否定し続けた消費者団体や
にせ科学者は

今回の騒動ではなぜか沈黙のままだ。

あえて小生は言う
「本当に貧乏だった時代・・・
小生がなんとか生きてこられたのは
あなたたち【貧乏消費者にやさしい】
価格のままで
安いカップ麺や袋麺を提供してくれた
製造メーカーのおかげです。」

そして
「なぜか未だに健康です」

「痩せないと健康に悪い」
と世間やお医者さんの思い込みで・・・

機能性表示食品を多用し
結果的に人生が・・・

被害者の方々は本当にお気の毒だとおもう。

まさか・・・
健康食品で命が縮まるとは・・・

「カップラーメンなんて健康に悪い」
と小馬鹿にしていた方々は・・・
あれから50年・・・
当時50歳だとすると・・・

100歳をこえて健康長寿まっしぐらのことと
お喜び申し上げます。


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?