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廃墟も成人しますか?~鬼笑亭(山口県)

2023年1月某日、秋吉台サファリランドを訪問した帰り道、秋芳洞へ立ち寄りました。
立ち寄りました、と言っても秋芳洞の中に直接は入っていません。
新山口駅行のバスが出発するまでの間、近所を15分程度徘徊しただけです。

空も曇りどんよりと薄暗い夕方16時半過ぎ。
商店街は大半終業しており、観光客もまばらです(因みに、バスに乗車したのも自分、たった一人でした)。

フラフラ徘徊していると、『鬼笑亭』という、何とも強そうな文字が見えました。
最高じゃん(cvハチ〇レ)。

万能塀に囲まれ、敷地に立ち入ることは出来ません。
建物の上からネットが張られているのが、見えました。
「崩落するの……?」
不謹慎ながらちょっとしたお土産を入手した気分です。

バスの時間も近くなり、申し訳ない程度に少し回り込みました。
商店街の通りから、窓ガラスのなくなった外観の一部を臨むことが出来ました。

バス乗り場に行く前、観光案内所のお手洗いを借りました。
スタッフさんと思しき方が、Instagram閲覧数や、集客アップについて立ち話をされているのが聞こえます。

「あの廃墟を何とか使えば良いのに」
お手洗いの妖精がそう囁きます。

万バズを持っている各SNSの廃墟写真家の方と組めば、新しい切り口が……?
最も、廃墟は廃墟なので危険であり、何か手を施さないと何用にも供せぬと、妖精を振り払いました。

別に振り払わずしても何も起きないのですが。

バスに揺られ、まだ鬼笑亭に思いを馳せていました。

Google先生にそれを聞いてもらいます。
ストリートビューで見ると、2019年6月の時点で先に見たままの風景でした。

と言うことは、あともう少しで、ストリートビューの風景が4歳になるということです。

更に遡って、個人の方のブログや廃墟のまとめサイトを見てみました。
こちらの記事が簡潔にまとまっていて、良かったです。

2004年に閉業ということは、人が使わなくなって今年で満19歳。
廃墟として成人済……ってコト?(cvハ〇ワレ)

因みに、秋吉台サファリランドには、優香ちゃんというレッサーパンダがいます。
優香ちゃんは、界隈(?)では国内屈指のアイドルです。

また、優香ちゃんに会う為に近くまで行くでしょう。
その際には鬼笑亭の周囲の様子も併せて追ってみたいと思います。

そう言えば、この記事は2023年の書き始めですね。
今年ものんびり、やれる時に記録として色々とつけていこうと思います。

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