僕を構成する10大要素 大森靖子について

中学の頃は携帯を持っていなかったので音楽の情報を得る手段はYoutubeでした、東京事変、椎名林檎のPVを見漁っている時に「ミッドナイト清純異性交遊」がオススメ動画欄に出てきたのがきっかけで大森靖子さんの歌詞の
世界観にものすごく惹かれたのを今でも鮮烈におぼえています。
その後の僕の聴く音楽や見る映画にかなり影響を及ぼしたのは過言ではありません。

ポップで狂気的どこか儚い、この魅力を感じ取れる僕はその辺の連中(同年代)とはどこか違うのではないのか?」これを感じ取れる自分は他者とは違う感性を持っているという感覚に陶酔しました。

実際その感性のアンテナを更に伸ばすべく僕は「神聖かまってちゃん」や「相対性理論」や洋楽などその頃の日本のメジャーシーンとかけ離れている楽曲をディグっていました。(その頃に世界の終わり、やRADWIMPSも聴いていましたが彼らは今の日本の音楽を飾る存在になってしまいましたね嬉しくも悲しいです。)

大森靖子さんの楽曲には自身を被害者(悲劇のヒロイン)に捉えた楽曲が多いと思います、そういった楽曲の中には必ず加害者の存在を思わせる歌詞があります、問題が起きても誰かのせいに出来なくて抱え込んでそのまま爆発してしまうそんな人に彼女の歌は「誰かのせいにしてもいいんだよ、生きてるだけでも頑張っているんだよね」と優しく後押ししてくれる救済の曲の様におもいます。

大森靖子さんの楽曲て一番聴いたのはおそらく「マジックミラー」です
自分の事を悲観的に見ている時って周りが嫌なほど輝いて見えるんですよね、そんな感覚を切り取って歌詞にしている印象です。

この年齢になっても今でも聞き続けています、
その中でも2018年シングル「死神」はストレートな歌詞で聴く人の心を締め上げると思います。でもまるで世の不条理を全て詰め込んだ様な歌詞で聞くたびに涙が出そうになります。

一番繰り返して聴いたアルバムは2016年の「TOKYO BLACK HOLE」です。
この記事を書くためにもう一度聞き直したのですが「TOKYO BLACK HOLEのギターは田渕ひさ子さんだったんですね。もう一度聞き直します!
それではまた!

やまゆう的必聴アルバム↓


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