前ぶれ
私 シェーグレン症候群のお話です
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発作
30代くらいの独身の頃から、時々、胸の辺りが「キュー」っと痛む事があった。胸の辺りというか心臓なのかな?キューっと、胸が詰まる感じで、息が吸いにくくなる。
この発作の様な症状が起こる時は寝ている時が多く、寝ていると突然、胸が苦しくなるので、
「痛いっ!」
となったら、すぐに起き上がって痛みが治るのをひたすら待つ。おそらくこの痛みのある時間は1分くらい。
これが結構苦しくて。たまーに起こるので、
「またあれか!」
みたいな感じで、苦しみながら発作が治るのを待って治ると疲れて寝る。みたいな状況だった。
この何なのか分からない発作との付き合いも長い。長いけど、対処の仕様もなく、ただただ痛みが治るのを待つのみだった。
しかし!!!!!
長年付き合ってきたこの発作の辛い痛みを解消する方法を私はついに発見した!
解消方法は何か?
と言うと、発作が起こったら、「水」を飲むのだ。
苦しいながらも水を少しでも飲むと、段々、息苦しさが解消されていくのだ。
水じゃなくてもお茶とかでも良いけど、水が1番スッキリするし、なんだかわからないんだけど、息苦しい時に飲むのは「水」が1番体が受け付けやすい。
そうやって発作が出ると「水」を飲んでやり過ごしていたんだけど、段々発作の頻度が近くなってきた。
発作の頻度
この症状が3年に一度、2年に一度、1年に一度、半年に一度、2〜3ヶ月に一度、1ヶ月に一度、1週間に一度というペースで起きるようになっていた。この頃には起きてる昼間でも発作が起こる時もあった。
原発性アルドステロン症の地元の病院での検査入院の時にも発作が起きていた。ナースコールを押そうかどうしようか迷ったけど、夜中の発作だったし、水を飲んだら治るので、次の日の朝、看護師さんに伝えるだけだった。
流石に1週間に一度のペースになってきたら、どこか悪いんじゃないか??と不安になり、原発性アルドステロン症の薬をもらっているクリニックの先生に症状を伝えてみた。
原発性アルドステロン症と確定され、毎日の飲み薬を服用する様になって2年が経った頃だった。
(この頃は実家の父も亡くなり、母も介護施設に入居する事が出来て、妹も病気の事を理解してくれる一回り上の伴侶を見つけて、不安となる事はかなり少なくなっていた。)
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