スタイル別ほけんだよりあれこれ
やましたです。
ご覧いただきありがとうございます。
保健室でのあれこれを発信していきたいと思います。
前回に引き続き、ほけんだよりについての覚書です。
それぞれの勤務先で、大きく分けて3つのスタイルがありました。
①既製品
健康診断や運動会、球技大会などのイベントごとに、
注意事項を並べたものでした。
絵も文章も雑誌の素材を使っていたので、
作る側としてはとてつもなく楽でしたが、
読んでもらえていたのか最も謎でした。
②生徒作成
委員会活動の一環として、生徒に作ってもらっていました。
保健・健康に関することであればテーマ自由。
手書きでもよし、PC作成もよし、
行き詰まったり困ったりしたら大人に相談、
というスタイルでした。
実際に作るのは生徒ですが、
大人の労力が大変に持っていかれました。
誤字脱字、適切な言葉遣いや表現の確認、
そもそも紙1枚が埋まらない内容の薄さ…
などなど、試行錯誤を繰り返して
毎回作成していました。
ただ、やはり友達や先輩、後輩が作ったおたよりだと思うと
生徒たちも興味を持って読んでいたようです。
③教員作成
毎月発行を目標に、
イベントや季節毎のお知らせを掲載しました。
なるべく文字は少なく、わかりやすく。
大事なことは大きな字で。
ある学校では、「保健部長のつぶやき」のようなコーナーを設けて
養護教諭とはまた違った視点で発信してもらったりもしていました。
意外と部長のつぶやきが好評だったりして、
ついでに大事なことも読んでくれる、
というバランスで成り立っていました^^;
私の中では、
①では物足りなく、
②では伝えたいことが伝えきれず、
③に落ち着きました。
「どこか1箇所だけでも読んで!」
との思いでほけんだよりを発行していたので、
こちらの思惑通りでした(ニヤリ)
また、作成したものをHPに載せたり
図書室と連携して、参考文献を一緒に展示したり
幅が広がりやすかったです。
②も、元気な生徒と接する貴重な機会だったので
③+②でやれたらよかったのですが
何せ余裕がなく…
私には③で精一杯でした。
いまはICT化もすすみ、タブレットに直接配信、
なんてこともあるんでしょうか。
時代に合わせて進化を続けて、
ほけんだよりという文化が残り続けて欲しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?