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23年5月に読んだ小説

メモ程度に。ネタバレないけれど気になる方は目次見て避けてください。

ユーチューバー/村上龍

完全にnot for meだった。調べたところ著者の村上氏の半自伝的小説のようで、そりゃファンでは無い僕は楽しめないよなと納得。

方舟/夕木春央

面白かったが、2回目を読もうとはあまり思わなかった。どうしてもラストの結末ありきに感じられてしまった。(物語ってそういうものだが…)

特撮家族/高見沢俊彦

面白かった!
特撮家族というタイトルが適切かはともかく、作者の好きが伝わってきてニコニコしながら読んでた。

君のクイズ/小川哲

ページ数の大半が主人公がクイズ番組を振り返るという面白い構成。

同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬

このご時世にこんなこと言うのも問題かもしれないが、エンタメ小説として極上。

踏切の幽霊/高野和明

「ジェノサイド」が大好きで久々の長編小説ということで購入。ジェノサイド程のスリリングさは味わえなかったものの、オカルトとクライムサスペンスさが上手い具合に混ざり楽しめた。

6人の嘘つきな大学生/浅倉秋成

面白い!この手の話は救いがなくモヤモヤして終わるが、そんなことなくて良かった。羅生門形式は偉大。

ゴジラS.P/円城塔

大好きなゴジラS.Pのノベライズかと思ったら、アニメの内容を別の視点で描くというトンデモ小説で驚いた。作品への解像度が上がるとともに、もう一度アニメを見返したくなる素晴らしい作品。


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