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憧れや羨ましかったことを手に入れても大して充実感はない。

ただの洋菓子店なんだけど行ってみたくて憧れていた。
アクセスが良いとは言えず車がないとなかなかいけない場所。
周りの人が行ってると羨ましく、
車がある誰かに連れてってもらってるといいなあと無駄に嫉妬する。
いいなあ…は時に自分を苦しる。
(私は連れてってもらえる友達いないなあ…みたいな)
とにかく無駄に付加価値をつけまくり憧れを膨らまさていた。
(タクシーで行けば余裕で行けるんだが)

いざ自分で車を運転して1人行けた時、うれしさ30%、なんてことない70%だった。
普通に行けると確認された時点で、
憧れも羨ましさもなくなって他人を羨み自分を卑下することもなくなるわけだけど
(たったこんなことであんなに他人を羨んでたのか?大したことないやんけ…と気付く)
思っていたほどの達成感も充実感もなく、憧れの輝きも一緒に失った。
行ってみたら、大した労力もなく行けてしまったからだと思う。

経験値を上げるということは、
物事を冷静に見ることができるようになっていくことで
冷静に見れるということは憧れることが減るのかもしれない。
憧れってキラキラ輝き成分も入ってる気がするんだけど、
それもなくなる気がする。

憧れ、羨みって自分にはないものを見せられてる時に出ると思う。
もう憧れることも、羨むこともやめたいなあ…ないものねだりやんって思うこともたくさんあった。
だけど、いざ経験できたとき、想像で課題評価された憧れは一気に輝きを失う。
現実を見た、ってやつである。
無駄に輝きを想像で膨らましてただけかもしれないが
なんだか哀しいなと思った。

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