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週7雲仙生活ー食育というけれど

写真は5月初旬の雲仙
ミヤマキリシマの花の季節です

食育というけれど
食べることの教育?

2007年に「食育基本法」が施行されました
食育に関する法律があるのは
日本だけだそうです

食育とは
様々な経験を通じて
「食」に関する知識と
「食」を選択する力を習得し
健全な食生活を実践できる人間を
育てるもの

何気なく食べていますが
私たちは食べる前に
食べるものを選択しています

何を食べるか
どう食べるか
誰かのお世話をしている人だと
何を食べさせるか
どう食べさせるか
家庭の場合もあるでしょうし
食べ物を提供する職業の方も
いらっしゃると思います

私自身
子供が生まれるまで「食」について
あまり考える事はありませんでした

その時、手にした本
幕内秀夫さんの
「粗食のすすめ」
難しいことは何もなく
ご飯を食べて
旬のものを食べて
味噌汁、お漬物など
昔から食べられているものを
食べればいいと気づかされました

とは言っても
色々な情報が溢れています
情報は手がかりになりますが
最終的には
自分が選んでいく事になります

選ぶ基準を
環境まで広げて考えると
何だか色んな問題が
解決しそうな気がします
例えば
地元でとれる旬のものを食べる
いわゆる「地産地消」
それだけでフードマイレージは
低くなり、環境負荷は軽減されます

雲仙市の食育のお話を聞く機会が
ありました
「第3次雲仙市食育推進計画」
今年の3月にに策定された計画です



その基本方針のひとつ
「雲仙の恵みに感謝する」
生産者との交流、体験
地産地消
食文化の継承

実際に見えるところで
作られているものを
新鮮なまま
昔ながらの調理法で食べる

これはとてもシンプルで
取り組みやすい

私のような移住してきたものは
郷土料理も知りませんし
もしかしたら、地元の方でも
郷土料理に触れる機会がなかった方も
いるかもしれません

地域には「食生活改善推進員」の方々がいます
食生活改善推進員連絡協議会は
全国的な組織のボランティア団体
私が前に住んでいた自治体にも
いらっしゃったので
きっと色んな地域に
いらっしゃると思います
親しみを込めて「食改(しょっかい)さん」と呼ばれています

今回の「第3次雲仙市食育推進計画」のお話の中で
雲仙市内の食改さんの活動紹介もされていました

郷土料理教室や親子料理教室など
地域で活動されています
雲仙市には現在198名の
食改さんがいて
90歳以上の食改さんもいらっしゃるそうです

地元の若い農業者の方と規格外品の活用レシピを考えたり
中学生に郷土料理を教えたり
地域の食育で大活躍です

じゃがいも畑の中の集落に住んでいる移住者の私
今度、ぜひ機会があれば食改さんに
雲仙市の郷土料理
「じゃがいものだご汁」を教えて頂きたいです

とりあえず
YouTubeで学んでみます








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