老後の趣味『書くこと』
子供の頃から好きなのは「占い」ですが、
30過ぎて、趣味の一つに加わったのが「小説書き」。
本大好きな文学少女だったわけではなくて。
私はまったく本を読まない子供でした。
漫画はたくさん読みましたけど。
そんな私が小説を読むようになって、小説を書くようになったのは、
出産後、やることがなくなったから。
妊婦になって、会社をやめるしかなくなって、
赤ちゃんが寝ている間、図書館で借りた本を読んでいました。
持っていたワープロで、はじめは体験談やエッセイを書きました。
少しずつ書く枚数を増やしていって、はじめて書いた小説は100枚。
どうして100枚かといえば、大学の卒業論文が100枚で、
原稿用紙の厚み、文字量の感覚がイメージできたから。
公募ガイドという雑誌で調べたところ、
100枚が規定だった文学界に送りました。
文学界という雑誌がどんな雑誌かも知らず。
ビギナーズラックだったのか、
一次選考を通過して驚きました。
作文で褒められたことなんて一度もないよ!
高校生の頃、読書感想文でCだったよ!
あの頃は純粋だったので、
選考通過した人たちの名前が雑誌に掲載される頃には、
最終選考を通過した人に、
とっくに電話連絡がいっていることすら知りませんでした。
赤ちゃんを育てる隙間時間でやっていたので、
子供が2歳3歳と成長していくにしたがって、
小説を書くことはすっかり過去の出来事になりました。
そこから、再び創作を再開したのは、30代後半で、
第二子が幼稚園に入園したタイミングでした。
老後のために、今からお金のかからない趣味をさがしておこう。
そして、今現在、その「老後」にさしかかっているわけです。
「老後の趣味」という動機ではじめた創作なので、楽しく書いてます。
散歩と一緒で、目標や目的がないと無理なので、
一応投稿先を決めて小説を書きます。
〇〇に出す、締め切りは〇月、〇枚以内。
書いて投函して、達成感を味わって、次の作品を書く。
書き始めたら完結させないと気持ちがわるいので、
とにかく最後まで書ききる。
性格的に、毎日こつこつ書くことができなくて。
一日5枚、十日で50枚、一か月で150枚!
一日10枚、十日で100枚、一か月で300枚!
一日20枚、十日で200枚、一か月で600枚!
みたいな無謀な計画を毎度立ててます。
1作書くのに、1か月で終わらないと飽きてしまうんですよね。
せめて2か月以内で。
頭冷やすために、1か月まるまるお休みしてみるということもしますけど。
一年で2作くらい投稿できたらいいなぁと、ゆるい感じで書いてます。
子供からは「パルプの無駄遣い」などと言われますが、
ボケ対策で、これから先も書き続けたいです。
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