19 能登半島地震 ボランティア報告 中能登→輪島BC 令和6年9月24日
今日は朝から用事をしていたものの気持ちがざわついていた。
私のスマホには震災ボランティア関連の複数のSNSアプリが入っており、9月21日~22日に発生した線状降水帯に伴う水害に関連して、被災した地域の人やボランティアがどんどん書き込んでいた。
必要な応援や物資について情報が飛び交っている。
私自身ももしも用事が早く終われば午後から何かできるのではないかと気になっていたのだ。車には長ぐつや手袋やヘルメット、粉塵用マスク、着換えも積載してある。
既に朝の時点で物資輸送の要望が出されていた。311ネットからも参加可能な人に呼びかけがあった。場所によっては午後からの半日でも対応できるかも…と思っていた所で、午後1時半過ぎに用事が終了した。SNSにおそるおそる尋ねてみる。私の車は軽のワゴン車で200㎏ぐらいまでなら運ぶことができるので、軽量の物資であれば満杯にできそうだ。
SNSを通じて返事が返ってきた。中能登町にある倉庫で支援物資を受け取る事に。途中ガソリンを給油しながら1時間半ほどで到着。
飲用水の入ったペットボトル2L×6本の箱を車に積み、中間拠点の日本航空学園輪島ベースキャンプに運ぶというもの。
悲しいかな、せいぜい200㎏しか積めない軽自動車。一人一日2Lの水が必要だとして100人分しか運べない。大きなトラックなら1000人分以上を軽々運ぶだろう。もっと軽くてかさばる物を運ぶのであればそれなりに活躍するのだろうが、水以外に運ぶものは無いということだったので、ペットボトルの入った12㎏の箱を18個積み、いざ出発。私の車でも100人の1日のためになるのだと自分に言い聞かせる。
上下線とも全面通行可能となった、のと里山海道。
かなり改善したとはいえ、相変わらずくねくねとしたでこぼこの道。
下道の方が走りやすかったかな?
1時間ほどでのと里山空港に到着。
夕方5時過ぎに任務完了。
のと里山空港を少しだけのぞいてみる。
レストランはもう終了している。
関取のパネルが並んでいた。
2時間半ほどで帰宅しました。正味6時間ほどの任務でした。
今回は物資の輸送だけ。被災した方に届けられることを祈ります。