共感しすぎて他の人の事でも辛くなってしまうあなたへ 『あぁ、この人も苦しいのだな、私もこの人も幸せになりますように』と俯瞰の気持ちで心の中で唱えるだけでも不思議と気持ちが変わります。
December 24, 2015の記事から
自分が生きる人生の"テーマ"を決めてみませんか?
笑顔とか元気とかなんでもいいと思います。
ひとつ決めると何か芯が通ってくるというか、いろいろと見えてくるような気がします。
ミッション(役割・存在意義・使命)よりも ふんわりと決めるテーマの方が決めやすいかなと私は思っています。
私の人生のテーマの言葉は【慈愛・慈悲】なのですが(数年前に人生のテーマとミッションを心に決めて普段使いの手帳の一ページ目に書くようにしてます)
【慈】という言葉は梵語「マイトリー (maitrī)」であり、語源的には「友」「親しきもの」を意味する mitraという単語から作られたもの。
真実の友情,純粋の親愛の念を意味しています。
そして【悲】には呻きという意味があります。
慈悲のこころとは純粋に親愛の念を抱きつつ 他者の悲しみにともに寄り添い一緒に呻きこころを震わせる心持ち。
ひといちばい敏感な気質、HSPの中でも特にエンパス傾向の強い方は他人の事であっても、まるでわが身に起きたことのように感情移入してしまい、周りの人の感情を自分の事のように味わい苦しむことも多いと思います。
そこで『あぁ、この人も苦しいのだな、私もこの人も幸せになりますように』と心の中で唱えるだけでも不思議と気持ちが変わります。
『私も他者も幸せに』というところがとても大切であり、他者だけの幸せでもいけません。
あなたの幸せな笑顔が他者を幸せにしていけるのですから。
そして慈愛の心は、儚く不完全な自分を許し受け入れていくことで、他者をも受け入れ許し、その中からあふれ湧き出してくるものなのだと私は思うのです。
誰もがみな未熟で、全ては苦しみながらも成長していく過程であり、幸福を望み、今まで培ってきたの中から経験の中から考え、善かれと思って自分の中の最善を生きているのだと…。
いろんな事を学んでもすぐに忘れてしまう事も多い私たち。(私だけ?)
なので、マメに手帳などに気に入った言葉や思う事など書き出しています。
そしてたまに読み返すと、新しい気づきがあったりして面白いです。
忘れてしまうからこそ、新たな気持ちで気付き学ぶ事も出来ます。
そして、繰り返すその中から少しずつ腑に落として自分のものにしていければ良いのではないのかなと考えています。
そして『腑に落とせたものたち』・『少しずつ考察してきた様々な想い』などを また誰かに伝えていけたら良いなと思います。
何度でも…学び伝え、今、この時に感じる様々な事を大切に感じ、味わい、多くの人が、『今この瞬間』に幸福感を持てるように。
肉親を知らず育った私は、ありのままの自分を受け入れてもらえる幼少期を知らず長いこと生きていました。時に信じすぎ、時に世の中を全く信じられず・・自分だけが我慢すればいいのかと自己犠牲の塊となってしまっていたこともあります。
それでも、いろいろな巡り合わせの中で、人はいつでも気づいた時からゆっくりとありたい姿に向けてバージョンアップするように変わっていく事は出来るのだと実感してます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?