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あなたは内向型よりですか?外向型よりですか?チェックリスト載せてみました

2022.8月のブログから


講座翌日の朝だから
講座中に話した事や聞いたことからの気づきが寝ている間に整理されるのか

夢から覚めかけた時、すでにいろいろと思考が働きはじめていることは、度々ある。

思うことなど忘れないようにとスマホにメモしたものをそのまま(小1時間くらいメモしていたかも)あげてみた記事を少しブラッシュアップしてみようと思う。


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HSPカウンセリング講座の中のHSPの理解編では、マーティ・O・レイニーの著書、【小心者が世界を変える】の中から抜粋した内向型・外向型チェックリストを取り入れています。

HSPの特徴でもある深く考える性質が内省型である内向型とリンクしている部分が多いと私は考えていて、もともと小心者が世界を変えるという題名だったマーティ・O・レイニーさんの本を読んでいると、腑に落ちる点が結構あって、脳の仕組みなんかもわかりやすくて・・・是非読んで欲しいなと思う一冊です。

日本では内気と内向型というのがゴッチャになってしまっていますが、内向型だからと言って内気とか大人しいという事ではないんですよね。
内向性は根本的に気質のタイプの一つであって、後天的である内気とか殻にこもってしまうということとは違います。

内向型で内省する傾向が強くとも、積極的な方も多いいですし、思考が深い分、強い信念を持つ方も多いです。
また、そのあたりについては後日記事にできたらなと思っています。

現状100人ほどの受講生の統計情報&HSPの活動の中で出逢い会話を重ねてきた1000人以上の人たち・・・ある程度傾向が見えて来たのは興味深いです。

受講生の方には、内向型が強い方もいますし、もちろん外向的な方もいらっしゃるのですが、HSPであれば、チェックリストの外向型の方にたくさん「ハイ」がついたとしても内向型の方にもしっかり「ハイ」が複数ついていて、やはり内向型的な要素を併せ持っていたのです。

充電池タイプの内向型は内省する時間、ひとりの時間でエネルギーチャージをしますが、太陽電池型ともいえる外向型は人とあったり行動することで充電できる・・・内向型が強いと人と会うのは楽しい時間であっても消耗してしまうからこそダウンタイムがとても大切だったりします。

内向型か外向型かのチェックリスト

あなたが近いのはどっち?
 次のふたつのリストの各項を見てみよう。自分に近い。と感じるのは、A、Bどちらの性格だろうか?自分がどうなりたいかではなく、ありのままの自分について答えよう。第一印象に従う事。
A
● 物事の中心にいるのが好きだ
● 多様性を好み、単調だと飽きてしまう
● 大勢知り合いがいて、その人たちを友達だと思っている
● 相手が知らない人でも、おしゃべりをするのは楽しい
● 活動のあとは高揚し、もっと何かしたいと思う
● 前もって考えなくとも、話したり行動したりできる
● たいてい元気いっぱいだ
● 聞き手になるより話し手になることが多い

B
● 自分ひとりか、二、三人の親しい友達とくつろぐほうが好ましい
● 深くつきあっている人だけを友達だと思っている
● たとえ楽しいことでも、外で何かしたあとは、休息をとる必要がある
● 聞き役になることが多いが、自分にとって重要なテーマについてはたくさん話す
● 無口で冷静に見え、観察するのが好きである
● 話したり行動したりする前に、考える事が多い
● 人前で、またはプレッシャーがかかったときに、頭が空っぽになったことがある
● せかされるのは好きでない

 どちらのリストが、より的確にあなたを表しているだろうか?Aならば、あなたは外向型、Bならば内向型だ。そのリストの特質全てを持っていないとしても、あなたはどちらかにより近いのではないだろうか。われわれはみな、外向性にかたよった文化の中で暮らしている。あなたは職場や家庭で、外向的であることをかなり強く求められているだろう。したがって、どちらの人物像が自分に近いかを判断するのは難しいかもしれれない。

小心者が世界を変える
マーティ・O・レイニー著

この本は、HSP交流会を開催し始めたころに何度か参加してくれたAさんの愛読書・バイブル的な本という事で、紹介してもらった本です。脳内の仕組み的な事もしっかり載っていてなかなか興味深く、私にとってもバイブル的な存在の本となっています。
今は改訂版の題名は「内向型を強みにする」となっていて、そちらも購入しましたが内容的にはほぼ一緒でした。

話は変わって、前日の講座の中の話から・・夢現に改めて、言葉として浮かんできたことを残しておこうと思います。

受講生の方の娘さんが、体育祭で棒引きの競技でみんなの中に入っていけなかったという話を聞いたのですが、想像しただけでも、ワーッと勝つぞって気持ちでわいている人たちが棒に群がっていく状況は迫力があって怖いし、どこの隙間に入ろうかと迷ううちにタイミングを逃したら、私でも入りそびれてしまいそうだなって思います。

HSPであれば、自分のことのように相手の気持ちを感じ取るエンパシー傾向のある方も多いので、相手の立場や状況に思いを馳せやすいですね。

また、パーソナルスペースが多くの方々よりも広く必要なHSPは、他の人を押し退けて入り込むなどはかなりキツイと思います。私も苦手で、安売りの会場とかも避けてしまいます。

ドッチボールは苦手だったという話も、比較的よく聞きますが

やはり相手にボールをぶつけるタイプの競技は気が引けてしまうし、思いっきりぶつけられるのは痛さを想像しやすいので、運動が得意であれば大丈夫かとも思いますが、そこまでではないと・・・やはり恐怖なのかなとも思います。

また自分がボールに当たってしまったりしてチームの足を引っ張ってしまう状況は罪悪感もでてしまいますよね。

私もドッチボールはなんとなく苦手でそこまで楽しめなかったような記憶がありますが、今6歳の孫も(男の子)「ドッチボールは、なんか嫌なんだよね」って言っていました。


参加人数が多い競技は、周りの人たちの表情や感情を感じ取ってしまって、動きが取れなくなってしまったり、逆に考え過ぎて妙な動きになってしまったり、いろいろなシーンで戸惑いを感じていた自分の姿を思い出します。

また、内向型の性質を持ちながらも社交的な術を身につけている方も多いので、HSPが故の内向傾向は、よく日本でいう『あの子は内向的だよね』とかいうイメージとは違います。


いろいろと周りの人の事や状況など考えている時間が、ただ迷っていたり怖がって躊躇しているように見られてしまうことも多く、それが「気の弱さ」とか「優柔不断」と捉えられてしまうことも多く、自分でも「私ってなんて優柔不断なんだろう」という思いに捉われていく。。。

元気が無い子と、大人しい子と捉えてられてしまうかもしれないけれども…HSCの持つ繊細さは、気の弱さや覇気のなさでは無いんですよね。
正義感もとても強かったり、腹落ちしないことは出来ないだけだったりもします。

アーロン博士の見解では、現状確認システムが強いと考えられているHSP。
以前の事と照らし合わせて考える傾向が強いようですが、経験値が増えれば過去の状況と瞬時に照らし合わせ俊敏にも動けるようにもなります。


好きな事に夢中になっている時、気の合う子と楽しそうに遊びの計画をしている時、興味のある事に遭遇した時には別人のように生き生きとした活動的な姿をみせていることでしょう。

ダンスや体操、吹奏楽…パーソナルスペースが保てて、人と距離のあるものであれば集中しやすく得意なので、才能を発揮するように思います。


外向型を多く併せ持つHSPはドッチボールとかも割と平気かもしれませんね。

内向型よりであれば、うちなる世界を楽しむので、空想好きになりやすいけれども、外向型を併せ持つのであれば、外の世界の刺激(現実の人や催しなど)に興味がいくので、思考も現実的なところであれこれ思いを巡らすことが多くなったりもします。


内向型(内省したりあれこれ考える)が強く、様々なものに情緒を感じやすいHSPは風景やお月様、空などの景色にも情緒を動かされることが多く、(私も空の写真ばかり撮っています…月や雲、夕焼けや虹)
受講生の娘さん(小学生)が月の写真ばかり撮っているという話を聞いて…私も似たような感じだな。また、別の知人の娘さん(HSC)も月の写真をよく撮るっていっていたことを思い出しました。

私の娘もHSPであり、内向よりな娘は風景や珍しいものなど興味を持ったものの写真を多く撮りますが、HSPでもなく外向的な娘は家族写真や子どもと一緒の自撮り?が多いようです。

同じHSPであっても、外向型を多めに併せ持つHSPであれば、風景などに対する興味はそこまでではないかもしれないのかなって感じています。

ただHSPであれば自然の恩恵を受けやすく自然に癒される傾向は強い方が多いように感じています。

誤解されやすいHSC(敏感な感性をもち思考が深いタイプの子どもたち)


また、親や周りの人の表情からあれこれ察してしまうので
言葉で何も言われていないとしても、悲しくなって泣いてしまったり、

どこか顔色を伺うような感じが(子どもらしくないなど)誤解をうんでしまうことが多いのですが、ミラーニューロンシステムが活発であるHSPにとっては、無意識に読み取れてしまいます。

例えば全く違う仕事の件とかでイライラした表情が残ってたとしても、自然と怒りを読みとり(この表情は怒ってる…きっと私のことで怒ってるんだなどと)無意識のうちに想像してしまい哀しくなったりしてシクシク泣いたり拗ねているように見えることも多いので、弱虫と責めたりせず、今の気持ちや考えをできるだけ話してあげて欲しいなと思います。
「今日は嫌な事あってイライラしているんだ」とか「疲れちゃってて・・」とか。


さりげなく優しい


さりげない優しさを感じられるような事を幼い頃からやっていたりするという話もよく聞きます。

クラスの子が違うところにおいちゃった上履を
他の子だったら「先生、〇〇ちゃんが違うとこに置いてる〜」などと言ってしまいそうなところを、何も言わずにそっとその子が置くべき場所に置いてあげたりしているという話も聞きました。

受講生の方から、そういう話を聴くと、「そうそう、そういう感じの行動をとる人が多いな」と妙に昔を思い出して納得したりします。

講座の中で様々なHSPの子どもたちの話を聞けるのも、なんとなく自分の中で『こういう事ではないのかな』と感じていたり、考えていたことが、スッキリとまとまってきて、何か答え合わせをしているようでとても興味深く面白いなと感じます。




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高度な敏感さは(物事を敏感に受け止める力)傷つきやすさに繋がり、経験を重ねながらダメージを受けすぎな いよう、慎重になり⇒前もってよく考えることが習慣化⇒さらに思考や感情が発達 し内に向かう性格が形成されていくことが多いといえます。 外向型を併せ持つHSPもいますが、やはりHSPであれば深く受け止めますし思考の人であると言えます。(HSPカウンセリング講座・HSPの理解より)




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