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ベニシアさんの本を読んで物思う‥繊細で敏感なセンサーを持つ感受性豊かな人が、その思いを自由に表現できる世界があったなら・・

電子書籍版でベニシアのハーブだよりを読んでみました。

猫のしっぽ カエルの手の番組を何度か見たことがあり、以前一緒に働いていた時の同期の友人には「なちこさんの庭はベニシアさんの庭みたいでいいですね」なんて言われたこともあったけれど・・・じっくり本を読んだのは初めてで、ベニシアさんも、シングルマザーだったんだなぁ・・と親近感がわきました。6月に誤嚥性肺炎で亡くなってしまっていたのも知らなかったのですが・・。
本にはいろいろなハープを使ったお料理やサシェなどの作り方も載っていて掲載されている写真もとても素敵です。

Wictch(魔女の語源は、アングロサクソンの言葉で賢者という意味のWicaからきているそうです。

魔女とクリームティーという記事を読んだときに、
HSPの方々に向けた五感のワークショップを祐子さんと一緒に作る為に、いろいろと構想を広げていた時に話していたことを思い出しました。
それはHSPの方々は感性が豊かなのに目立たぬよう、自分の心が波立たないよう抑え込んでしまっていて(それは幼いころから、少し他の人から見ると変わって見える感受性の豊かさを否定されることが多いからこそ)

五感を感じ取る力を思い出せるようなものを作りたいねって話していて
「きっとHSPの人たちって表情や言動であれこれ察してしまったり、気づいてしまったりするし、ハーブとかカラーと占星術やリーディングカードとかも得意だったりするから、昔は『なんでそんなことわかるんだろう。きっと魔女かも』って思われて魔女狩りにあってしまうことも多かったのかも・・・」とか
「この五感のワークショップってなんだか白い魔女育成講座ぽくない?」
「シャーマンとかにもHSPは多そうだよね」
なんて話していたことを思い出しました。


魔女とクリームティー

 私は14から19歳まで、ザ・スウィート・ドリームというバンドを組んでフォークソングを歌っていました。1968年の夏、マン島のダグラスという町で演奏したことがあります。マン島はアイルランドとイギリスの湖水地方の間にあるアイリッシュ海にある島で、中世時代に魔女狩りが行われなかった数少ない地域です。
 マン島のキャッスルタウンには・・・中略・・・
Wictch(魔女の語源は、アングロサクソンの言葉で賢者という意味のWicaからきているそうです。古代ヨーロッパにはそれぞれの部族に、霊能力が高い賢者がいました。彼らは未来を占いハープで薬を作り、病気や怪我を直すなど、様々な超能力があると思われていた人々です。男性だけでなく女性の賢者も多くいて人々に尊敬されていました。それが魔女です。中世になるとキリスト教指導者に魔女は恐れられ、五〇〇万人もの女性が殺されたということです。

ベニシアのハーブ便り
ベニシア・スタンリー・スミス



人は、自分たちに理解できない事を怖がり、排除しようとしてしまう


敏感さは時として不思議な能力のように見えてしまう事もあるんだろうなと感じる。

HSP気質の方々は、そうではない方々よりも敏感なセンサーを持つ。
多くの人が気づかない、些細な兆候に気づき、予感として感じたり。
些細な色合いや些細な違いに気づき、かすかに漂う香りに気づく。

だからこそカラーやアロマ・ハーブや心に寄り添う傾聴やリーディングなども上手に扱う人が多いのだろう。

時としてそれはそうではない人たちからの「考えすぎ」とか「気にしすぎ」とか「そんなこと気にしていたら生活できないじゃない」という視線や言葉として私たちを縛り付けることにもなる。

本来は生き物として危険を察知できる生命力に満ち溢れた素敵な才能でもあるのだけれど・・・出る釘は打たれるが強くはびこる地域であれば・・知られないよう、何事もないよう・・気付かないふりで周りの人たちに紛れ込む。鈍感なふりして平気なふりして・・・

心の中の動揺や本当の心も
押し込めているうちに・・やがて自分でも気づきにくくなってしまう

昔の私だ
喜怒哀楽の表現が難しかしい時期があった
辛いとか哀しいとか・・出してはいけない感情だと思っていた。

講座の受講生さんたちも・・・自分の感情、特に負の感情と俗に言われる感情を表現することをしないよう暮らしているうちに感情が見えなくなってしまっているようなタイプが多いように感じる。
ある出来事があったときの思考と感情・出来事を仕分けして書き出す時にも、思考は沢山出てくるけれども、感情の言葉を出そうとすると戸惑う。

感情は意味のないものではなく、身体や心(潜在意識)からの大切なメッセージ

五感を満たし、感覚を研ぎ澄ませても安心である場所が増えていきますように。


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