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テイルズオブヴェスペリアに沼っている話(プレイ日記❸)

クリア、しましたよ……。凄いゲームだったな。本当に凄いゲーム。

黒幕アレクセイとの決戦、ザウデ不落宮

帝都でエッセルの力を利用して出現させたザウデ不落宮にて、アレクセイと決戦。何とか打ち倒したのですが……

空を覆う星喰み

なんとまあ、古代の災厄・星喰みが現れてしまいました!

世界が終末に差し掛かったというところで、何とユーリが、フレンの副官ソディアに刺されます

ドスリと1発

ソディアはフレンを大事に考えているのに(多分惚れてる?)、ユーリが何度も煽るし、彼女を差し置いてフレンがユーリを優先するので、恨みが相当溜まってたみたいですね。私怨で人を裁いてきたユーリが報いを受けた形となりました。

ユーリはそのまま海に転落。数十メートルくらいは落ちたかな。すぐ捜索されたようですが、生存が絶望視されてたり、フレンが何度も船で探したとか、氷河海の氷が溶けてたりしているので、けっこうな期間、行方不明になっていたのかもしれないですね。

ユーリはデュークという謎めいた青年に助けられたようで、下町の自分の家で目覚めました。

ザウデは星喰みを遠ざけるための施設だったようです
無事を喜ぶエステル

仲間たちとも再会していき、星喰みをどうやって対抗すべきか方法を模索します。


フレン救援と……

そんなところへソディアたちがやって来て、フレンが危険なので助けてほしい、と懇願されます。

フレン生存を諦めかけてるソディアに一喝

ユーリ達は承諾して向かおうとしますが、ソディアが追いかけて来て少しお話し。

これ、暗に「お前の存在がフレンに相応しいと思ったら、隣は譲ってやるよ」って意味ですよね……。どうしてそんなこと言うの……フレンの気持ち考えろよ〜!!!!


ユーリ達は何とか間に合い、魔物に囲まれていたフレンを助けに入ります。フレンとユーリ、ラピードの3人で活路を開いていく時、ユーリの声が本当に心から楽しそうで、譲る気なくない?と思ってしまった。。笑

想いを伝えるための一戦

正義と罪についてや、互いの言葉にならない考えをぶつけ合うため、戦う2人。ベタなはずなのに、めちゃくちゃ熱い。胸に込み上げるものがありました。

ユーリって口だけはフレンに勝てるのですけど、それ以外は何やってもフレンに勝てなかったらしいんです。この一戦、ユーリはフレンに勝ちました。
想いの強さや覚悟が、上回ったってことですよね……。


エンディング

フレンとも和解し、星喰みに対抗する術も得て、ユーリ達は古代都市タルカロンで人を犠牲にしようと目論むデュークを止めに、決戦へ赴きます。

決戦で印象に残ったセリフ。
「生きることは、選択すること。自分が決めたことなら、傷ついても辛くても、前に進めるんです」
心から頷きました。


ユーリに待つ将来(さき)

世界中のブラスティアを使い、星喰みを撃退したユーリ達は、それぞれの道を歩き始めます。ユーリはギルドと下町、エステルは皇族、カロルとレイヴンはギルドと騎士団の橋渡し、リタは研究、ジュディスはバアルと旅。といった形で。

ユーリは自身が手を汚した場所に赴き、考えるような表情を浮かべてもいます。ですが、下町やギルドの仲間たちと笑い、フレンの部屋に窓から侵入して嬉しそうにし、幸せな様子が見れました。安心した。私はこの為にヴェスペリアをやった気がする


なんでこんなにハマったんだろうか、ヴェスペリアの魅力

まずOPと主題歌が素晴らしいんだよなあ。冒険するぞ!!って気持ちになります。

次にこれまで書いて来たとおり、とにかく名言、名シーンが多い。つまりそれは、心を揺さぶるようなセリフの応酬であったり、ユーリの信念が見える行動や言葉ということですね。じゃあ、なぜ揺さぶられるのか。
ユーリ・ローウェルというキャラクターの持つ孤高な正義観、弱気を助け強気を挫く義侠心、そして時には手を汚す覚悟の強さ。これを、かっこいいと感じて惹きつけられるからです。

ユーリは、人を助けるためなら自分がどんなに面倒に遭おうが、傷付こうが構いません。でも本当は怖いし、辛いし、強がりなんですよね。随所にそういう所が見えます。
だけど周囲の人々から受けた影響もあって、危ういと分かっていても突き進んでいく。身も心も擦り減らし、燃やして生きる青年の姿を追いかけたいと思う。思ってしまうのです。それこそがヴェスペリアの魅力で、物語としての価値なのだと私は捉えました。


テイルズシリーズは遊んでいて、心にズッシリくる重みのあるメッセージ性が特徴ですが、ヴェスペリアは文句なしに最高傑作でしょう。本当に素晴らしかった。遊べてよかった。ありがとうございました。

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