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「丘の上の本屋さん」感想

監督: クラウディオ・ロッシ・マッシミ
ジャンル:日常

あらすじ

「イタリアの最も美しい村」のひとつに数えられるチビテッラ・デル・トロントを舞台に、年齢や国籍の違いを超え、本を通して老人と少年が交流する姿を描いたハートウォーミングストーリー。

イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす丘の上にある、小さな古書店。店主のリベロはある日、店の外で本を眺めていた移民の少年エシエンに声を掛ける。好奇心旺盛なエシエンを気に入ったリベロは次々と店の本を貸し与え、エシエンは、リベロが語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾ける。本の感想を語り合ううちに、2人は年齢や国籍を超えた友情を築いていく。

雰囲気最高

特別なことは何もしてないけど、イタリア感あふれるBGM、登場人物たちの皮肉めいた、でも親しみあふれるやり取りに痺れます。
あと意外に日本人と価値観が似てる部分がありますね。「金髪娘はふしだらだ」とか。

読書好きに捧ぐ映画

あらゆる名著や有名な本の話が出てきます。
本を読むことが好きなんだろうな〜というおじいさん店主と、サボり気味だけどいつも手伝いに来てくれるカフェ店員と、個性的でクセのあるお客さんたち。
迷惑だな〜と思いつつ、でも親切にする。イタリア人の人付き合いって面白いですね。

ある時、ひとりの少年エシエンが来店。お金がないという彼に一冊なら無料で貸すよと話をし、友情を築いていきます。そして本を読むということの素晴らしさを教えていきます。

ちょっと時間のある時に

みていて大変心休まりますし、知識も潤って有意義な映画です。
時間も80分とコンパクトなので、ぜひ鑑賞してみてください。

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