3大疾病の保険金を受け取る(サラリーマン転期8)
不健康✖️ストレス=心筋梗塞=保険金(3大疾病)
この式は、自分には無縁であると思っていたが、40代で手にするとは思いもしなかった。
しかし、死に目に遭ったにも関わらず300万円しか手元に入らなかったのである。
後悔先に立たずとはこの事か!
経済系YouTubeでほとんどのインフルエンサーが保険をいっぱい入っているヤツはバカだ!
くらいに言っていたのを聞いて、最小限にしていた私がバカだった。
とは言うものの、300万円が懐に突然入って来たのは現実であり、さて、これをどうするべきか・・・。
勿論、投資だ!
この頃は、コロナショックからちょうど金融緩和が始まった。お金ばら撒きフェスティバル真っ最中の時期、しかもビットコインも半減期が間近で、投資するには打って付けのタイミングであった。(今思えばである。)
この頃、新たにYouTubeで朝倉慶チャンネを発見!
朝倉慶の軽快で勢いのあるトークに惹きつけられ、さらに株式投資にのめり込んでいった。
この頃、仮想通貨にも興味を持っていたこともあり、矢沢翼がマネックスグループの株が上がると言っていたのを聞いて、何も考えず、信用取引で150万円分を購入、他にも色々買っていたが、大きく購入したのはマネックスだった。
タイミングが良かったようで、買った数日後から爆あがりし、数日で一気に2倍にまで株価は高騰した。
300万円の保険金があっという間に6百万円近くまで膨らんだ。
しかし、欲とは恐ろしいもので、もっと上がるんじゃないかと期待しているうちにするすると下がり始め、結局数万円の利益にしかならなかったのだ。
世の中そんなに甘くはない。
そんな中、アメリカではコロナ禍による2回目の補助金支給が始まり、そのお金が仮想通貨に流れてきた。
仮想通貨は、ビットコイン半減期とも相まってまさにバブルの様相を呈した。
ビットコインだけでなくイーサリアム、リップル、草コインのネム、モナコイン、ステラルーメン、エンジンコイン、シバコインなど、全てが爆上がり状態、何倍、何十倍にまで暴騰するコインも出ていた。
私も例に漏れず、ちょくちょく買っていた仮想通貨が含み益状態で内心勝ち組気分。
億万長者も夢ではないとまで思っていたが、その時は突然やってきた。
ふと、携帯で仮想通貨取引画面を見るとビットコインが急落してるではないか。
それも、いつもの下落とは少し様子が違う。
持って行ったコインはみるみる価値が下がり、信用で買っていた含み益も強制ロスカット発動
億万長者の夢は一瞬にして消え去った。
世の中そんなに甘くない。
一体なんなんだ、こんなに急激に下がるものなのか?
昨日まで、たっぷりあった資産がみるみる目減りしていく。
一夜にして、資産が消えてゆく。
恐ろしい体験、これは、夢か、幻か。
投資を始めなければ一生することのなかった恐怖体験
それは、パチンコの比ではない。
一旦、離脱しよう。
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