従うばかりが武士道ではない。
こんにちは、Yu+です。
みなさんは武士と聞くとどのようなイメージをもちますか。
先日、大河ドラマを観ました。
徳川家康の家臣である本多忠勝という人物がいます。
忠勝は、家康が江戸幕府を開く基礎固めを四天王と
数々の名言や名場面のある真田信繁(幸村)。
天下分け目の「関ヶ原の戦い」では、そんな真田の義を感じた話がありました。
徳川家康は、多額の報酬を条件に東軍に入れようと真田を誘いました。
しかし、真田は秀吉への恩を感じていており、あっさりと断りました。
お金や力を見ると自分もそれにすがろうと、損得勘定で判断してしまいがちです。
損得でなく、義理人情を大切にする。
真田幸村の姿に武士らしさを感じました。
武士がいなくなった現在でも義理を大切にするという気持ちは日本人の心に根付いていると思います。
新渡戸稲造の「武士道」という本には武士の心、日本人としての心のあり方が書かれています。
武士道の本によると、武士の考えは神道・儒教・仏教が関わっています。
神道には、誠実さや誠の心。
儒教には、敬意。
仏教には、死生観。
3つの思想をもとに、新渡戸稲造は7つの徳目(教え)が武士を作り上げているそうです。
主君の言われたことをただ尽くすだけでなく、
過ちがあるときは改めさせる。
これが武士としての本当の忠義だともいわれています。
江戸幕府を開いた徳川家康はこんな名言を残しています。
「最も多くの人間を喜ばせたものが、最も大きく栄える」
自分の利だけでなく、他人の利益になることが栄えるうえで大切であるという考えです。
家康も周りを優先して考えたからこそ、約260年も江戸幕府を維持することが出来たのだと思います。
相手のことを思っていれば、過ちだと思ったことは伝えることも必要です。
わたしも仕事で上司の言っていることを正しいのか判断もせず、言われるがまま行動してしまうことがあります。
誠の心はどこにあるのか。
仕事の目的を見失わず、人と接していきたいです。
そうすることで、相手への接し方も変わってくると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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